大阪意識高い系ラーメンの極北「中華そば 無限」@海老江

大阪市
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ようやく冬の終わりが見えて来て、ボチボチ暖かい日が増えてきた今日このごろ。

今回は野田阪神までチャリンコでポタリング、最近店をリニューアルした「中華そば 無限」まで行って来ました。

以前は大衆食堂っぽい店作りだったような記憶があるのですが、外観は白壁になって中を一切見せない作りになり、気軽に入れない圧力を感じます。

入店のシステムも、外に置いてある名簿に名前を記入しておき、いちいち店の人が名前を呼んでからようやく入れるというしきたりになっています。

開店10分前ぐらいに来たのですが、名簿に気づかず何人かに抜かされ、結局最初の1巡目に入れず30分ほど待つ羽目になりました・・・

やっと中に入ってまず券売機でオーダー。中華そば、煮干し中華そば、油そばとありますが、久々なのでデフォルトの中華そば+味玉(1000円)に決定。しかし最近は意識高い系ラーメンはこれぐらいの値段が当たり前になってしまいましたね~。

インスタ映えを意識してか、中はほの暗くてテーブルの上が暖色系のスポットライトで料理の輝度が高く映るようになっているのも、いかにも今風なスタイルですな。

出て来た中華そばは、これまた意識高い系のフォーマットである角盆に載って登場。箸も当然箸置きがセットになっています。

まずスープを飲んでみると、圧倒的な丸鶏の旨味がドーンと来ます。鶏油の層が厚く浮いていますが、鶏の質が良いのでサラッとしていてしつこさは皆無。

麺はさつまいもデンプンを加えた中細ストレート麺で、デンプンらしい強いモチモチ感はちょっと好みが分かれるところかも。

大きく1枚載った肩ロースのレアチャーシューはシンプルな塩味で、あくまでスープの脇役として控えています。穂先メンマも味付けは淡白ですが、少しクセを残す仕上り。味玉はきっちり半熟で良く味が染みてます。

いや、どこを取っても上質なんですが、あまりにも料理が引き算過ぎというか、スープの塩気が控えめなのもあって「旨いラーメンを食べた!」という満足感に欠ける気がしますねえ・・・案の定、店を出た瞬間から味の記憶がボンヤリと霧がかかったようになっちゃいましたよ。

煮干し中華そばのほうも気になるのは確かですが、多分印象はそんなに大きく違わないでしょうし・・・またとことん上品なラーメンが食べたくなったら再訪しますかね。どうもご馳走様!

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