「お好み焼き かわ」@東九条 三世代の女性が作るまんぼ焼き

南区
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この日はお盆真っ最中の京都。私は3年間続いている野暮用がいよいよ大詰め、急ぎのハンコをもらいに実家までトンボ返り。

ただハンコもらって帰るだけではつまらないので、京都の知られざるディープサウスイースト、東九条でお好み焼きとビールを楽しむ事にしました。

河原町通を南下した国道24号戦沿いにある「お好み焼き かわ」さんは、土日は11時の開店からお客さんが詰めかけ、持ち帰りの電話もひっきりなしにかかって来る地元の人気店。狙い通り、お盆も休まず営業中~。

店内のカウンターは焼台専用になっていて、3つの鉄板で3人、3世代の女性陣がフル回転で焼きまくっています。

まんぼ焼きとお好み焼き・そば入りとあって何が違うのか不思議だったのですが、たまたま2種類のオーダーが同時に入ったので、焼き方を比較してみたところ・・・

「お好み焼き・そば入り」は、ベタ焼き方式で薄く敷いた小麦粉の生地にキャベツと炒めた具を乗せ、その上に袋から取り出したそばをそのまま乗っけて、小麦粉の生地をかけて焼き上げる方式。

「まんぼ焼き」は、生地にキャベツと具を乗せるとこまでは一緒で、そばはキャベツと炒めてソースで味付けしたものが乗るという違いがあるようですな。

そして私のオーダーは、「そばまんぼ イカ・すじ・油かす入り 玉子オプション 」(1140円)。

こちらは生地の濃度が薄く、コテで持ち上げると崩れるぐらいに柔らかく、蒸し焼きにされたざく切りキャベツがフワフワ、大きさは巨大ですが食べ口が軽く、あっという間に胃袋へ消えて行きます。

基本のソースも関西にしては珍しくシャバシャバ目で、甘酸っぱくライトな口当たり。その代わり、マヨネーズ入れのような容器に入ったどろソースは濃厚で激辛、パンチがあります。

最後にお好み焼きを乗せてひっくり返す玉子も、半熟具合でバッチリな仕上がり。ただ、具の方は近所の「ひらい」に比べると存在感は薄めかな。

京都というと、おしゃれな和食店やスイーツの店が大人気ですが、元京都人からするとああいう店は”よそさん”が行くところであって、地元民はこういうところで飯を食っているんですよ(笑)。いや~旨かった、どうもご馳走様!

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