今の仕事場に勤めるようになってかれこれ30年近くになるわけですが、当時からずっと存在を認識していながらスルーしていた近所の町中華に、今回初めて訪問してみました。
スルーしていた理由は、そんなに激安というわけではないし、毎度毎度の「近所にあるからいつでも食べに行けるわ」という自分の後回しグセで、ここまで引っ張ってしまったというわけですな(笑)。
店の外にある看板には、焼飯とラーメンのセットが780円から750円に割り引くとの書き込みがあり、一見日替わりで書き換えているように見えるのですが、私の記憶ではこれ以外の表記を見たことがありません・・・(^_^;)
なので、やはりここはその万年割引セットを行ってみないといけませんな。
ラーメンは、これぞ町中華というルックス。味の方も、シンプルな鶏ガラスープの醤油味、チャーシューはしっかり作られていて、調味料は控えめでしみじみと美味しい。いや、こういうラーメンは今どきなかなかありつけないですよ。
焼飯は、チャーシューの角切りがゴロゴロ、ネギじゃなくて玉ねぎとニンジンのみじん切りが入っており、ほんのり甘みがあってウスターソースが良く合います。うん、これは確かに”チャーハン”じゃなくて”焼飯”ですな。
町中華には、大きく分けて中国人系と日本人系の流れがあると思っていますが、ここは明らかに日本人系、中国料理を日本の素材と知識で解釈した料理。
ミナミの島之内を中心として「ガチ中華」が侵食しつつある現在、こんなバリバリの日本式中華がいただけるのは貴重だと思います。
オムライスも気になったので、また再訪させていただきますね、どうもご馳走様!
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