梅光軒と言えば、ご当地ラーメンで有名な北海道の旭川を代表する店で、私も催事で食べた事があったラーメンです。
その暖簾分け店が遠く離れた奈良にあり、それも25年前にオープンした老舗だと知って、ずっと気になっていたのですが、場所が奈良市役所のすぐ近くという事で、車でのアクセスが難しいだろうと思い込んでいました。
でも情報をよく見てみると、店の隣に駐車スペースがあると書かれてあったので、先日ようやく初訪問と相成りました。
開店10分前に着いたところ、既に駐車場には先客の車があったので急いで自分の車を止め、開店直前には満車になってしまいました。もうちょっと遅れていたら危なかったところでしたね。
メニューはしょうゆ、味噌、塩とあり、それぞれ野菜、チャーシューというオプションがあるようです。炒め野菜がたっぷり乗る野菜も魅力的だったのですが、この日は夕方から飲む用事があったので、ノーマルのしょうゆラーメン(800円)に決定。
スープは豚骨、鶏ガラベースの軽く酸味を感じる醤油味で、いかにも旭川ラーメンっぽい味わいですが、現地とは異なりあまりラードが浮いておらず温度もぬるめ、期待したパンチが無かったのは残念。
麺は中細の縮れ麺で、ちょっと腰が物足りないですが麺量はかなりたっぷり。チャーシューは厚めの豚もも肉が3枚、ガッシリと歯ごたえがある昭和スタイルなタイプで、ボリュームがあって腹にズッシリ来ます。あとは太めの材木メンマ、そして青ネギがどっさり。
旭川ラーメンという事で、もっとアツアツオイリーな一杯を想像していたのですが、奈良の気候を考えて調整したのか、ちょっと拍子抜けでしたね。でも野菜ラーメンは気になるので、また腹を減らせてから挑戦してみたいと思います。どうもご馳走様!
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