「ラーメンスタンドMEN BOX」@堺筋本町 とりとん醤油に濃厚とりとん塩つけ麺

大阪市
スポンサーリンク

しかし15年ぐらい前まではラーメン不毛の地で、まともなラーメン屋はラーメンマンぐらいだった堺筋本町周辺も、今や数え切れないぐらいラーメン店がオープンしてすっかり情報を追いきれなくなりました。

こちらも6年前にオープンしていて今では人気店へと成長したようですが、最近やっと存在に気づいて初訪問。

店はうなぎの寝床状に細長く、手前がテーブル席、奥がカウンターになっています。店内がオシャレなせいか女性客が多いのが特徴で、昼時は常時行列が出来る人気ぶり。

卓上には、辛子味噌やニラキムチといったベタなアイテムが置いてあってちょっと違和感がありますな(笑)。

メニューは丸鶏中華そば、とりとん、魚介とりとん、まぜそば、つけ麺と幅広いラインナップ。今回は初見なので、店のイチオシっぽい「とりとん醤油」(950円)を頼んでみました。ランチタイムはライスとのセットで1000円にできるようですが、いったんはパス。

さてとりとん醤油ラーメンですが、今どきの逆円錐形の器に入って登場。

スープを一口飲んでみると、唇がベタつくゼラチンと髄まで煮出したザラザラ感が特徴で、しかし粘度はそれほどでもなく比較的サラッとして飲みやすいです。タレはほんのりした甘さとかすかな酸味を感じるまったりした味わい。

麺はパスタのようにエッジが立ってツルツルした喉越しとシコシコとした歯ざわりで面白いです。麺量もしっかりあって食べ応え十分。

メンマは細めで甘く煮込まれたものが数本。チャーシューは3mmぐらいの厚みで巻きバラタイプのものが1枚、肉質はまずまず良好。あとはたっぷり入った粗みじん切りの白ネギ、三つ葉といった内容。

甘い味のラーメンはあまり好みではないのですが、全体的なクォリティはなかなかハイレベルで好印象を持ったので、別の日に今度は「濃厚とりとん塩つけ麺(1100円)」をいただきました。

不思議なことに、麺は水で締めたにも関わらずラーメンよりもエッジが丸くて若干コシが弱い・・・たまたまブレに当たってしまったんでしょうか。

つけダレは、レンゲですくうと真っ白で「これはもしや全部背脂?」と一瞬戦慄しましたが、鶏豚骨スープを煮詰めて泡だて器で空気を含ませたような感じ。中にはメンマ数本、肩ロースチャーシューが1枚、刻んだ生玉ねぎ、白ネギが入っています。

確かにスープの濃度は高いですが粘度はそれほど無いので、しつこくなく意外と食べやすいです。でも泡々タイプは味わいにキレが無くなるからあまり好みじゃないんですよね・・・濃厚じゃない方のつけ麺にすべきでしたか。

また気が向いたら、別のメニューも食べに来ようと思います。どうもご馳走様!

コメント

タイトルとURLをコピーしました