住吉大社の西側、南海本線との間にひっそりと佇む、昭和33年創業の老舗お好み焼き店「白樺」さん。こちらのお好み焼きが久々に食べたくなってはるばるやって来ました。
現在の大将と女将さんは二代目で、三代目の娘さんがインスタグラムを運営されておられるのですが、それを見ると季節によって暖簾を変えておられたんですね、全然気が付かなかった・・・(^_^;)
古びた民芸調の店内には大きなカウンターがあり、席数はカウンター席の10人程度と小ぢんまりしています。
オーダーはミックスのお好み焼き(880円)と瓶ビールにしました。
お好み焼きは、小麦粉の生地が多めで昔ながらのスタイル。豚肉は大きなロース肉が使われ、その上から生地を重ねて最後は焼き海苔を置くのが特徴的ですな。
焼き上がったら、ソースの上にマヨネーズとケチャップ、多めの辛子が置かれて登場、客はそれらを自分のコテでならしてからいただく手順。青のりや鰹節が無しなのもユニーク。
一般的に、生地が多いお好み焼きは団子みたいになってしまいそうですが、これが凄くふっくらしていてふんわりと軽い食感になっているのが実に不思議です。
そしてロースの豚肉が、コテで全く抵抗なく生地から剥がれずに切れるのにも驚愕。豚肉を鉄板に触れさせず、蒸し焼きにしている効果なんでしょうか。
海老とイカは大きめサイズが入ってブリブリ、臭みなく良い感じ。そして海苔の部分から磯の香りがふわっと漂って、意外に効いているんですよね~。
ちょっとサイズは小さめですが、さすが大阪を代表するお好み焼きの名店、本当に美味しかったです。やっぱり定期的に来ないといけませんな、どうもご馳走様!
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