京都の七条大宮に本店がある「とんかつ一番」の三代目が営まれている、大阪の阿波座にある支店「とんかつ一番 2deux」。
とんかつ一番という名前が示すように今はとんかつ専門店になっていますが、かつてはコキーユなどを出す洋食の店で、本店はとんかつに自家製デミグラスソースがかけられているのがその証です。
洋食店をルーツに持つ店だけに、カレーも食べたくなってチキンカツを食べたすぐ後に再訪したのですが、夏の間はカレーの提供はやめているとの事。ようやく涼しくなって、カレーの復活を電話で確認したうえで再訪してきました。
カレーの皿にはキャベツが添えられていますが、別皿にもサラダが用意されているのが面白いですな。そして豚汁と福神漬が添えられています。
カレーソースは、濃く炒めた玉ねぎと焦がしたルーのビターなベースに、トマトを煮詰めた甘味と酸味、ガラムマサラの香りがガツンと効いたパンチのある味わい。
ソースの上に置かれたロースカツは、銘柄豚じゃないカナダ産ポークですが、肉汁がジューシーで脂が甘くさすがの美味しさ。
やはり期待通り、下手な洋食店など足元にも及ばないレベルのカツカレー、しっかり堪能させていただきました。どうもご馳走様!
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