京橋駅から東へ伸びる旧鯰江川沿いの道は、自転車での通勤路として良く使っているのですが、夜に通るといつもお客さんで賑わっていて気になっていた寿司屋がこちらの「右近寿司」さん。
地下鉄今福鶴見駅の南西、スーパーイズミヤの南側にあり、近くには洋食の人気店「キッチン洋久」さんがあります。
店は老齢の大将と女将さん、そして調理のメインは息子さんが担当されている、いかにもな家族経営。ネタケースには食材がぎっしり、ケースの上には大皿に惣菜がどっさり盛られています。
席に座ると、醤油とガリが入った小皿が出されます。もちろん瓶ビールも完備。
季節の一品料理が豊富で、夏にいただいた鱧落としはフワフワで鮮度抜群、割烹レベルの出来栄えです。
秋は松茸の土瓶蒸し。香り高い松茸がたっぷりで日本酒が進みます。
冬は鱈の白子。調理法は指定が可能なので、醤油焼きにしてもらいました。臭みは一切なく、ひたすらクリーミー。
うなぎは自家製で、うざくを頼むとほぼ蒲焼が出てきてビックリ。うなぎはふっくら焼かれていて抜群。
キスの天ぷらを頼むと、かぼちゃなどの野菜付きでこんなどっさり盛られます。
冬季限定の茶碗蒸しは、大ぶりの器にたっぷり入って、うなぎ、椎茸、ゆり根、ナルトと具だくさん、食べ応え十分。
寿司は、どのネタも巨大で分厚く、昨今のシャリコマ居酒屋なら余裕で2貫分は取れるサイズですよ。中でもマグロが抜群、中トロはスジなど全く無く、口の中で溶けていきます。
自家製のうなぎは寿司にしても美味、エンガワ付きのコリコリしたヒラメ、酢で締めたアジ、ふんわりと焼き上げられた巨大な穴子と、アラカルトも充実。
プリプリの活け車海老は、頭もから揚げにしてカリカリいただけます。
アラがたっぷり入った赤出汁も締めに絶好。
何を頼んでも新鮮で美味しい、クォリティとボリュームを考えたら値段もリーズナブル、地元客で賑わうのも納得のお店ですな。
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