大正駅前に移転してからは初めての「さのや」

大阪市
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「さのや」さんの情報を本サイトにアップしたのはもう2年前の話になりますが、当時は大正区の小林という大変辺鄙なところにあり、バスでしかたどり着けない不便な場所にも関わらず、安くて旨くて毎日満員の人気を誇っておりました。

さすがに常連さんからの圧力があったのでしょうか、今年の2月に大正駅北東にある、あの「クラスノ」などが集まっている飲み屋街の一角に移転、さのやファンからは喜びの声が上がりましたが、移転前よりもさらに店が混む事は確実。

開店してすぐに行ける人はともかく、会社からどんなに頑張っても6時前には着けない私にとっては、満席のリスクを考えてなかなか再訪できないでいたのですが、ある時台風で大雨警報が出た時に、こんな天気ならもしかすると空いているかもと思ってチャレンジしてみました。

外からパッと見では屋号が分からない作りになっているのも相変わらず。入ってみると、狙い通りにお客さんは半分ぐらいの入り。あとから続々とお客さんが詰めかけ、最終的に8割程度の入りにはなりましたけど、久々にさのやを楽しむことが出来ました。

まずは赤星と玉子サラダを頼み、まずはじっくりとメニューを吟味。ここのメニューは隅の方に良さそうな品がちょこっとはみ出して書かれていたりするので、見落としてあとから「やっぱりこれにしとくんだった」と後悔する事が多いんですよね~。

最初はレンコンの海老しんじょうのはさみ揚げ。フワフワのしんじょうがたっぷり入って期待を裏切らぬ一品。

ここらで、ishさんが毎回頼んで気になっていたバリキングを。

何となく地元の中小企業が作ってるイメージがあったのですが、意外にもサッポロビールが製造しているリキュールで、炭酸で割って飲むものみたいですね。ハイボールとチューハイの間のような味わいで、甘さが控えめで気に入りました。

そしてウナギの白焼き。パリパリに焼かれて臭みが無く、塩だけで十分イケます。横に添えられたナスと大葉の天ぷらも嬉しいですな。

写真は撮ってないですが、酒を切り替えて芋焼酎の「鼻つまみ」。臭いからこの名前なんでしょうが、意外とおとなしかったですね。これなら白波の白のほうがよほど臭いような?

これはカニ身の天ぷら。たっぷり入ったカニ身の旨味が熱で凝縮されて旨し。

ラストは何とビーフのタコス。タコミートにはしっかりメキシカンチリパウダーの香りが効いており、和洋、幅広いレパートリーには感服するばかり。

ただ、以前だと確か250円だったアテが280円になっていたりと、全体的に少しずつ値上げがされている感じ。それでもクォリティを考えたら破壊的に安いんですけどね。

ishさん情報によれば1人ぐらいなら結構滑り込めるみたいなので、これからもまたちょいちょい通う事になると思います。どうもご馳走様!

立ち呑みの さのや立ち飲み居酒屋・バー / 大正駅ドーム前千代崎駅ドーム前駅

夜総合点★★★★ 4.0

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