喪中でひもじかった正月に、冷蔵庫を探して何かアテになりそうな物が無いか物色していたところ、たまたま年末に買っていた漬物があったのに気づきました。
出町柳駅から鴨川を渡った出町桝形商店街を抜けたところにある、野呂本店さんの「生しば」。
茄子と赤紫蘇の葉、塩のみで作られた柴漬けで、調味料や色素、保存料といった添加物が一切使われていないものです。
柴漬けと言うと、毒々しい赤紫色のイメージですが、これは赤紫蘇の色を活かした薄紫色で、見た目がはんなり上品ですな。そして食べてみると、乳酸発酵のさわやかな酸っぱさが特徴的で、雑味がなく自然な味わい。酒の箸休めとしても絶好です。
ただ、これはこれで美味しかったのですが、さすがに柴漬けと数の子、塩うにだけでは腹がもたないですわね(笑)。三が日が明けてからは、ご飯のお供に楽しませていただいております。
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