今年、うなぎの稚魚がほとんど取れなくなったニュースが出たとき、うなぎに代わる代替食品がいろいろ取り上げられた事は記憶に新しいところです。
その中で、マツコの知らない世界などに登場して一躍有名になったのが「うな次郎」という商品。
いわゆるかまぼこなどと同じ魚肉練り製品で、うなぎを模した中では最も完成度が高いという評判でした。
それで近所のスーパーでも常時置くようになったのですが、やはり練り製品の中でも値段がお高めとあってか、土用の丑の日が終わって秋になると、割引シールが貼られることが多くなって来ました。
あまりもどきものや流行りものに興味が無いし、うなぎを食べるならちゃんとした店で国産品をいただくべきだと思っているので、ずっとこれらの商品はパスしていたのですが、ある時ふと気まぐれで割引になっていたのを購入してしまいました。
シールがうまく剥がせなかったので、左下に痕跡が残ってますな(笑)。
食べ方は、電子レンジで30秒ほどチンをして、付属のうなぎのタレと山椒をふりかけていただきます。
早速食べてみると、思ったよりはちゃんとうなぎらしくて驚きました。皮目のブニョっとして切れにくい食感、身のふんわりした歯ざわりは想像以上のリアルさです。
惜しむらくは、うなぎが持つ油分があまり感じられないのと、焼き目の香ばしさに欠ける点でしょうか。でも、それらも技術の進歩によって克服できそうな気がします。
メーカーの方には、一過性のブームが過ぎ去っても諦める事なく、さらなる進化を図っていただきたいと思いましたね。どうもご馳走様!
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