うどん店での更新は、実に1年と2ヶ月ぶりになってしまいます。
最近は讃岐うどんにあらずんばうどんにあらず、みたいな風潮になっていて、昔ながらの大阪うどんの店は店主の老齢化などで衰退する一方ですが、中でも薄利多売な立ち食いうどんの個人店は完全に絶滅危惧種だと言えるでしょう。
そんな状況の中で奇跡のように生き残っているのがこちらのお店。
今宮戎駅の南東、通天閣から堺筋を挟んで東側の、安アパートや町工場が立ち並ぶエリアの一角にひっそりと佇んでいます。
特に人で賑わうような場所でもないのに、かけうどんが何と180円から、どんぶりも玉子丼が300円からと超激安!
一番人気はカツ丼。しっかり厚みのあるロースカツが、あっさり薄味の出汁で煮込まれ、大ぶりの玉ねぎと青ネギが卵でざっくりと閉じられています。このボリュームで何と値段は450円!
立派な大きさの海老天が卵とじになった天丼でも420円という安さ。
麺類は、うどんとそば、そしてきしめんが選べるのがユニーク。
これは看板メニューである「でらうどん」(500円)で、丼の両縁にかかりそうな大きなお揚げ、あっさり煮込まれた牛肉、海老天が乗った豪華版。
こちらは卵とじのきしめん。フワフワのとき卵と、きしめんの優しい舌触りの相性は抜群ですよ!
消費税がアップになっても、今の所値段は変わり無し。お店は老夫婦で切り盛りされているとお見受けしますが、何とか頑張って営業を続けていただきたいお店です。
詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
>>http://gourmet.gazfootball.com/recent.html
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