高槻の「麺厨房華燕」までポタリング、高槻界隈をぶらぶらした後、帰り道に立ち寄った阪急茨木市駅前。
駅の北側には、ソシオという古びた駅前ビルと、それに接した阪急本通商店街が伸びています。茨木市駅が高架化される前、この2つはいつも駅の窓から見えていて、子供の時に母親の実家へ遊びに行った時には行程の目印になっていましたね。
その阪急本通商店街へ入ってすぐのところに、ひときわお客さんが目立つ立ち食いうどんの店がありました。
午後3時という狭間の時間帯なのに、カウンターには数名のお客さんがいて、脇には持ち帰りを頼む方も途切れなくいます。興味を持ってスマホで調べてみたら、現地ではかなりの有名店みたいですね。
最初はそのままスルーしようかなと思ったのですが、華燕でチャーハンの追加をやめたせいで小腹がすいてきたので、つい魔が差して天ぷらうどん(370円)をオーダーしてしまいました(笑)。
まずビックリしたのがうどんの食感。大阪うどんは、だいたい茹で置きのアルファ化した麺でフヨフヨと柔らかいのが特徴なのですが、こちらは平打ちタイプで麺が薄く、さらに柔らかさの度合いが増しているのです!
箸で持つとそのまま重力で切れてしまうぐらい、まさに飲み物のようなうどんで、個人的にはちょっと「麺」食らってしまいましたね。
しかし、出汁は掛け値なしに絶品! 立ち食い系うどんで、ここまで旨味が強い出汁は味わったことがありません。もちろん調味料に頼らない天然の味わいで、出汁に相当なコストがかかっているのは間違いありません。
天ぷらは、ややもっちゃりと衣が厚いタイプで、これはちょっとイマイチでしたね・・・でも出汁の魅力だけで太鼓判を押せる名店であるのには間違いありません。
次回は、出汁を持ち帰って別タイプのうどんと天ぷらで楽しんでみたいですな。どうもご馳走様!
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