「麺やなないち」の後に立ち寄ったイオンモール茨木で、たまたま三が日に駅弁フェアをやっているのに気づきました。
この日は晩ごはんが決まっていたので買うつもりは無かったのですが、ちらっと見たら懐かしい駅弁が1個だけ残っていたのでつい手に取ってしまいました。
それが、明治40年に誕生したという歴史ある駅弁、小田原駅「東華軒」の鯛めしです。
子供の時に、親に連れられて箱根旅行に行った時、帰りの新幹線の中で食べて子供心にとても美味しく思った事を覚えています。
それからウン十年、確か東京で勤めていた時に1度食べた事があったぐらいで、毎年の阪神百貨店駅弁大会にも、東華軒は小鯵の押し寿司はあっても鯛めしは頑なに出品せず、随分ご無沙汰になっていました。
こういう駅弁だったらナマモノじゃないから大丈夫だろうと思って、翌日に朝昼兼用でいただきました。
醤油味の茶飯の上に、一面の鯛おぼろが載ったスタイルは全く変わらず。でも大人になってから食べてみると、やっぱりおぼろが甘く感じてしまいますな~。
しかし茶飯にはしっかり目に醤油味がついているし、子供の時は食えなかったわさび漬けや、あさりの佃煮、梅干しなどで舌をリフレッシュさせていたら、気がつけばぺろっと食べてしまっていました。
まあ、個人的にはおぼろはこの半分ぐらいでちょうど良かったですかね。でも830円という値段は今の時代には非常に貴重、いつまでも作っていただきたい名品です。どうもご馳走様!
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