現在販売されている「究極のカレー本」というカレームックで、欧州カレー部門でグランプリを取ったお店。
前から名前を聞いていたのですが、ムックを見て久々に思い出し、今度は忘れないうちに訪問しました。
巷でブームのスパイスカレーとやらは、あんなものは作ろうと思えば自分で作れますけど、欧風カレーは玉ねぎを徹底的に炒めたり、フォンを取ったりするのが大変なので、外で食べるに限ります。
一番人気のビーフカレーが売り切れていて、ちょっと揚げ物という気分でも無かったので、850円で一番安い「チキン煮込みカレー」にしてみました。
ご飯のサイズは180gの小、250gの中、330gの大から選ぶことが出来、初めてなので中にしておきました。卓上には福神漬とらっきょうが置いてあります。
ルーは比較的サラッとしたタイプで、食べてみるとまずじっくりと炒めた玉ねぎのビターなコク、トマトの酸味、フルーティな甘さを感じます。でも大阪カレーのように甘すぎず非常にバランスが良いです。
辛さは結構スパイシーで、カレー粉だけじゃなくクミンやフェンネルのフレッシュな香りが感じられ、スパイス使いについては欧風と北インドの折衷のような感じです。
実は、この店のすぐそばには、北インド風カレーの老舗である「ボナボナ」があり、おそらく店主さんはかなり研究したに違いありません。ただし鶏肉は胸肉でパサパサ、具についてはちょっといただけませんな・・・
中サイズでも御飯の量はしっかりあるので、今度はお腹をすかせてから揚げ物をプラスして食べてみたいものです。どうもご馳走様!
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