最近、自分の中で密かなブームになっているのが洋食店のカレー。
インドカレーならたいていのものを作れる自信はありますが、洋食系はドミグラスソースがベースになっている場合が多く、再現性はほぼゼロ。しかも店の個性が出ているので驚きがあるんですよね。
今回訪問したのは、花隈駅から北に上がって山手通りを超えたところにある洋食店の「マルシェ」さん。
カレーでマルシェと来れば、ハウスのアレを思い出させるのは私だけでしょうか?(笑)。そのせいか、店の外には常に待ち客が出来ている人気ぶりです。
11時半の開店時間から少し前に着いたのですが、既に10人以上が並んでいてギリギリ1巡目に入る事が出来ました。
定食メニューも充実していますが、お客さんの半数以上がカレーメニューを頼んでいます。私ももちろんトンカツカレー(1100円)をご飯少なめでオーダー。
まず、大皿を埋め尽くす巨大なトンカツに圧倒されます。カツの上にはカレーがどっぷりかかっています。
食べてみると、カレーはガッツリとガラムマサラ、クミンの香りがパンチを効かせた北インド系。なのに、カレーソースは甘酸っぱいというギャップにビックリ。
よく見ると、カレーに小麦粉は一切使われておらず、玉ねぎ、トマト、フルーツが煮溶けたものがカレーソースの正体で、恐ろしく手間暇がかかってます。
ただ、インドスパイスとフルーツの甘味という組み合わせは、カレーと言うよりチャットニーを連想させ、どうにも違和感を感じてしまいます。
トンカツはロースを使っていて、大きさだけじゃなく厚みも十二分。ご飯を少なめにしたのに腹がパンパンになってしまいました・・・
残念ながら自分の好みとはやや方向性が異なりましたが、内容とボリュームを考えたらこの値段は確かにリーズナブル。今度は評判のコロッケ定食を食べに来ないといけませんなあ。どうもご馳走様!
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