長い間デフレが続いていた日本も、最近は資源高騰からのインフレが進みつつあり、マクドナルドや吉野家などファストフードもどんどん値上がりしています。
しかしローカルな個人店は、常連客が離れるのを恐れてなのか全体的に値上げのペースが緩めで、ちょっと前なら手が出にくかった店が相対的にお手頃になるケースが見受けられます。
堺筋本町にある船場センタービル2号館、地下2階にある「洋食ふくもと」もそんな中の1軒。
全体的に1000円オーバーでサラリーマンのランチとしては厳しいお値段だったのですが、最近はラーメン屋でも4桁は珍しくなくなりましたからね。
店の名物はトルコライスで、確か私も何十年か前に一度食べた記憶はあったのですが、ふと味を確かめたくなってランチで立ち寄りました。もちろんオーダーはノーマルのトルコライス(1100円)。
上部に敷かれたトンカツは、豚肉は薄手でパサついており肉味はそこそこ。ドミグラスソースはカットトマトや玉ねぎが入ったトマトソースタイプ。
バターライスはややベチャッとした仕上がりで、マーガリンの匂いが気になります。ナポリタンはソーセージがゴロゴロ、ケチャップは控えめで薄味。あとはキャベツ主体の野菜とマカロニサラダ、味噌汁という内容。
うーん、ボリュームは凄いのでコストパフォーマンスとしてはまずまずですが、全体的に安っぽさが目について、いかにもB級な洋食という感じ。
昔、一度食べた時も確かそんな印象だったなと、食べ終わってから思い出してしまいましたよ(笑)。どうもご馳走様~。
コメント