「柿の葉すし ひょうたろう」@吉野山 近鉄の株主優待乗車券で吉野の千本桜と柿の葉寿司

寿司
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年初に、伊勢の一月家ツアーで使用した近鉄の株主優待乗車券。

残ったもう1対については、念願だった吉野の千本桜を見に行くために使おうと思っていました。

しかし今年の3月は寒かったのに、4月に入って急激に気温が上がり、1周目で一気に開花して2週目には散ってしまうのではないかという観測が出る始末。

4月6日は各務原の「つたや」までやきとんツアーに出かけたので、翌日はのんびりしたかったのですが、この機会を逃すと今年の千本桜は見られないと思って、疲れた体に鞭打って吉野まで出かける事に。

そして吉野に行きたかったもう1つの目的が、「ひょうたろう」で柿の葉寿司をゲットする事でした。

柿の葉寿司には、大きく分けて魚を酢締めするタイプと、塩で締める2種類があるのですが、個人的に好きなのは圧倒的に後者。1~2日経って鯖の塩気と酢飯、柿の葉の香りが馴染んだ美味しさこそが、柿の葉寿司の本領だと思うんですよね。

今まで「やま十」、「大滝茶屋」と塩締めタイプの2軒には車で訪問してましたが、吉野山にある「ひょうたろう」はさすがに車では難しいので、電車で行く機会を狙っていたというわけです。

ところが数日前に公式サイトを見ると、既に予約が締め切られており、当日販売は在庫だけで売り切れ御免、再販はあるらしいですが製造がいつになるか分からないという状況で愕然。

こりゃ何とか早めに出て最初のロットをゲットするしかないと思い、当日は朝の7時に出発。近鉄あべの橋駅から吉野行き急行に乗り込んだのですが、既に発車前からお客さんでぎっしり。橿原神宮前駅から先の吉野線は単線で、特急以外は各駅停車なのでずいぶん時間が長く感じました。

吉野駅から山を登るケーブルカーは既に長蛇の列。諦めて七曲りと呼ばれる坂道をショートカットで登ったらヘロヘロになりましたが、何とか開店30分前に到着、その時の行列は30人程度でしたが、開店時にはおよそ100人以上まで伸びていてビックリ。

待ち時間には説明書きを渡され、店員さんが列を移動しながら販売方法を案内されていたのですが、「すぐには食べないで、今夜以降に食べてください!」と念押しされていたのが印象的でした。よっぽどすぐ食べた客から苦情があったんでしょうか(笑)。

受付が店員さん1人だけだったのでなかなか列が進みませんでしたが、何とかサバの8個入り(1250円)をゲット。一番小さいパックだけど、これからさらに山登りなので、あまり大きな荷物は背負いたくなかったですからね。

吉野山は、下千本から中千本へ登るまでは楽でしたが、上千本への道がまた険しくて、桜は美しかったですが体力が限界。奥千本まで行くのは断念して引き返しました。

帰りの下千本あたりは清水寺の参道かというぐらいにめちゃくちゃ混雑していて、帰りにひょうたろうを覗いてみたら、列の後端で「次の販売は14時半から(約2時間後)」という立て札を持った従業員さんがいて震撼。早めに出て本当に良かった・・・

帰りの電車は超満員で、橿原神宮前駅まで立ったままで疲れた体にはキツかったですが、天王寺の王将で餃子とビールをやって英気を養い、何とか無事帰宅。

パッケージを開けてみると、吉野杉で作られた経木に柿の葉寿司がきっちり詰められ、非常に高級感がありますな。試しに1個だけ食べてみたら、まだ全然熟れて無くてひたすらサバが塩辛い。

で、翌日に満を持していただいてみたのですが、「やま十」「大滝茶屋」に比べてもサバの塩気が強く、甘みが強めの酢飯と馴染みきっておらず、正直う~んという印象。

そのまた翌日に食べてみると、ようやく柿の葉寿司らしい一体感が出て美味しく感じられたのですが、やはり2日も経つと食べる方のテンションが持たないですね・・・(^_^;)

やはり味的にもアクセスのしやすさという点でもマイベストは「やま十」で変わらず。桜は散ってしまいましたが、これからはドライブには最適な季節なので、また下市まで買いに行きましょうかね。

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