2年ほど前に、いつものishさん、えて吉さん、だいこんさんの飲み食い仲間が旅行で訪れた、松阪にある「とんかつ野崎」がスゴいとのエントリーを見て、ずっと行ってみたいと思っておりました。
なかなか嫁の仕事との調整が難しく、泊まりでの旅行はそんなに行けない(ただでさえ今年はベルギーとフランスに行ってますし)のですが、日帰りであれば近鉄の株主優待券が使えて一石二鳥。
自分以外の3人はまた1泊での旅行ですが、2日目に「とんかつ野崎」で現地合流する計画で、ようやく願望の実現と相成りました。
場所は、松阪駅から15分ほど歩いた場所にあり、11時の開店時間に飛び込んだら既に先着の方が何人かおられ、さすがの人気ぶりですね。
メニューはこんな感じのラインナップ。とんかつ屋なのに、牛ヒレ肉を使った生姜焼きやビフカツ、さらにはテンダーロインのステーキが目立っています。
とりあえず酒を飲みたいオッサン4人なので、定食ではなく単品でいろんな料理を頼んであとはビールという流れで進行。
まずは、皆さんがイチオシの牛ヒレ生姜焼きからスタート。
普通、生姜焼きといえば薄切り肉を想像するのですが、こちらの生姜焼きは見た目は完全に牛ヒレ肉のサイコロステーキでまずビックリ。
食べてみると、比喩ではなく本当に歯がいらないほど柔らかくて二度ビックリ。ミディアムレアに火を通された肉が舌に吸い付き、何とも官能的な味わいでうっとりします。
同じ肉を使った牛ヒレカツのほうも、確かに凄く美味しいのですが、これほど柔らかい肉だと衣の存在感が勝ってしまっているので、バランス的にはモモ肉やイチボなど、もうちょっと固めの部位のほうが合っている気がしますね。
そしてお店のメインであるとんかつはヒレとロースを行っときました。
豚肉は比較的あっさりした肉味で、中がほんのりピンク色のヒレカツは柔らかくて絶品でしたが、ロースカツはヒレに比べるとちょっと落ちる感じでしたね。まあ、松阪肉の牛ヒレ肉といっしょに並べられたらどんな高級豚でも位負けするのは仕方ありません(笑)。
ここまで食べてまだ物足りない方が多かったので、さらに鶏の唐揚げを追加。生姜醤油で漬け込まれているようで、鶏肉も非常に柔らかくてこれまた驚きました。
結局、全員ここで腹がいっぱいになってしまって、三重では他の店には寄らずに布施まで戻ることになりました。つまり、自分は3時間かけて大阪から急行で松阪までやって来て、1時間ほど食事しただけでトンボ返り(笑)。
まあ、それだけの価値がある料理だったので全く不満はありませんでしたね。皆さんが前日に訪れて絶賛していた、白子のイタリアンもいつか行ってみたいですなあ。どうもご馳走様!









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