数年前までは、関西に本格的な家系ラーメンを出している店は非常に少なく、大阪は「そらの星」、京都は「紫蔵」があるくらいで、紫蔵にはずっと行きたいと思っていたんですよね。
でも紫蔵は相当な人気で長い行列が当たり前、しかも最近は立命館大付近に移転してしまい、さらに私にとっては行きにくい店になってしまいました・・・
そしてある意味孤高の存在である紫蔵とは異なり、京都で学生街を中心にどんどん店舗を展開しているのが「麺家 あくた川」。
近大前にある教道家、関大前にある武双家と同じ、東京・中野の武蔵家系列だそうで、どこも大学の近くに店を構えているのが面白いですよね。
その中でも、同志社がある烏丸今出川にある本店が実家から一番近かったので、一度行ってみる事にしました。
最初に行ったのがほぼ真夏の時期で、日傘を差しながら行列に並んだのですが、原則的にカウンター7席しか無いので回転が悪く、かなり暑くて大変でしたね。
でもラーメンの出来はお見事。きっちり乳化されたマイルドでコクのある豚骨スープは、関西でも屈指の出来。大阪の2軒よりも明らかにクォリティでは上だと言えます。
Twitterでのお題に答えると味玉がもらえるサービスがあったのですが、味玉もきっちり味が染みていて仕事が丁寧ですね。
卓上の調味料は、おろしニンニク、豆板醤、酢、ゴマ、コショウ、唐辛子と家系にしては少し少なめなバリエーション。
もちろん、本サイトに掲載するには1度だけでは真価が分からないので、その後もちゃんと裏を返しに行きましたが、クォリティは変わらずで安心しました。
値段も並で650円と、今どきの相場から考えると格安、メニューも時々限定はあるようですが、基本はラーメンの麺量とチャーシューの量ぐらいで、誠実さが感じられます。オススメのお店です!
詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
>>http://gourmet.gazfootball.com/recent.html
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