大阪の下町に行くと、肉屋の店先に鉄板を置いて、持ち帰りのホルモン焼きを売っている店をしばしば見かけます。
ただしそのほとんどが、豚のホルモンであったり、牛の場合はフワと呼ばれる肺や小腸といった、あまり焼肉店からは引き合いが無い、単価の安い部位が使われています。
ところが、阪神伝法駅からほど近いこちらの店で食べたホルモン焼きには驚かされました。
値段は160gで400円と、一般的なホルモン焼きの単価からすると3~5割ほど高めで、最初はちょっと割高だなと思いました。
でも家に帰ってから中身を見てみると、何とミノやハチノス、センマイ、テッチャンが入っているではありませんか!
下処理もしっかりしてあって臭み無く、焼肉屋だったら「ミックスホルモン」みたいな名前で、100g入って600円は取れる高級部位ばかり。ハチノスが入ったホルモン焼きなんて大正のホルモンおかだでしか見たことありませんよ。
タレはコッテリした甘辛味で美味しいですが、こんなに立派なホルモンなら塩味で食べてみたいぐらいです。
惜しむらくは門真にある私の家から遠いこと・・・近くに住んでいる人が羨ましいですなあ。どうもご馳走様!
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