福島駅前に、もとうどん屋だった場所に「燃えよ麺助」というラーメン屋がオープンし、またたく間に長い行列が出来る人気店になってしまいました。
ちょっと興味はあったのですが、そこまで行列になってしまうと昼休みに食べて帰るなんて事は不可能で、ほとんど訪問は諦めておりました。
ところが、去年の5月に2号店となる「麦と麺助」が、これも「情熱うどん讃州」の跡地にオープンし、やっぱりそっちも行列店になってしまったのですが、平日ならピークタイムを外せばさほど待たないという噂を聞いて、チャンスを待つことにしました。
そして人間ドックを受けた日、意外と早く検診が終わったのでチャリを飛ばして開店10分後ぐらいのタイミングでやって来ました。
それでも8人ぐらいが店の前に並んでいて、昼休みに間に合うかなと思いましたが、回転が思ったよりも早くて15分ぐらいで店内に入る事が出来ました。
店内はまるで割烹のような白木のカウンターで、とてもラーメン店の内装とは思えません。京都の「猪一離れ」を思い出してしまいました。
メニューはメインが中華そばとイリコそばの2種類。まずは基本の中華そばを行ってみる事にしました。
見た目は最近のトレンドである飯田商店チックなタイプですな。
スープは「京じどり」の丸鶏をメインに、純系名古屋コーチンを使用して鰹出汁を合わせたものらしく、一口飲むと美味しい!と思ったのですが、どうも食べ進めるとどんどん印象が弱くなってしまう・・・
関西のこういうラーメン店は、スープに甘みを足してある事が多く、逆に塩気は抑えめなので、単体でのバランスは取れているんですがラーメンスープとしては主張が弱いような気がするんですよね。
その割に、チャーシューはソミュール液でハーブの香りが染み込ませてあり、しかも表面を炙ってあるので非常に主張が強く、鴨つくねも大葉の香りが立っていて、スープの繊細さを打ち消しています。
麺はしなやかで喉越しがよく、これはスープに合っていましたが、期待しすぎたせいもあるのか全体的に見るとあまり個人的には好みじゃなかったですね・・・まあそこは完全に個人の嗜好だと思うので、ご容赦ください。
麦と麺助 新梅田中津店 (ラーメン / 中津駅(大阪メトロ)、梅田駅(阪急)、中崎町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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