今日から始まった、阪神百貨店の駅弁大会「阪神の有名駅弁とうまいもんまつり」。
のっけから宮島口うえのの「あなごめし」に凄い行列が出来ていますが、こちらは平日の昼休みなので行列に並ぶのは無理だし、海鮮系はお酒が欲しくなるのでパス。
いつも購入している折尾駅のかしわめしは、早々に整理券が無くなったらしくて入手は難しく、輸送駅弁も見てみましたが今年は数を絞っているのか、早くも売り切れが続出という始末。
そんなわけで、消去法で選んだのが「博多名物かしわめし」。これは9年前に廃業した会社からのれんを引き継いだ広島の会社が「博多寿改良軒」を設立、昨年末から販売を開始したものだそうです。
オリジナルのかしわめし(860円)は、鶏肉を並べたタイプなのですが、折尾駅のように鶏そぼろを載せたバージョンが770円と安かったので、そちらを購入する事に。
正方形の経木に、斜めに区切って鶏飯の上に海苔、錦糸卵、鶏そぼろを載せた姿は折尾駅のかしわめしに瓜二つ。
違う点は、付け合せの塩昆布が無くて奈良漬けが高菜になっているのと、煮豆の色が緑じゃなくて茶色というところ(笑)。微妙過ぎる・・・(^_^;)
でも食べてみるとかなり印象は異なり、まず鶏の出汁で炊かれたご飯は甘さがほとんど無く、何と鶏肉が刻んで入っています。この鶏肉が親鳥で歯ごたえがあり、とても良いアクセントになっています。
そして鶏そぼろはしっかり目に甘辛く炊かれていて、親鳥の旨味が濃いので味付けに負けていません。そして高菜も箸休めに絶好です。
折尾駅のような中毒性のある美味しさではないですが、これはこれでとても秀逸な駅弁だと思います。最初から当たりを引くと嬉しいですな、どうもご馳走様!
コメント