新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の中、今年もゴールデンウィークがやって来ました。
いつもなら、GWの中日ぐらいに神戸までサイクリングするのが恒例なんですが、ただでさえコロナウイルスの余波で心身ともに疲労が溜まっている時に、長距離を走って体調を崩したり怪我をしたりしたのでは本末転倒なので、今回は西宮で折り返すことにしました(笑)。
その目的地にしたのは、国道2号線と171号線の交差点から北に400mほど上がった場所にある、「丸高中華そば 西宮店」。
本家は和歌山ラーメンの老舗「アロチ本家 丸高中華そば」で、その暖簾分けの店が神戸の二宮に出来、そこからお母さんが県庁前の店に移って、お兄さんが二宮の店を継ぎ、そして弟さんが西宮店を今年の4月にオープンされた流れみたいです。
オーダーは、ラーメンと半チャーハンがセットになった「半チャンセット」(900円)で。
スープはとろみのある豚骨醤油で、まったりとまろやかな味わいですが、メイラード反応を感じる焦がした香ばしさもあり、いかにも和歌山ラーメンらしい個性を感じます。
麺はストレートの中太麺で、タレが染み込んだ薄切りバラチャーシュー、しっかり甘辛く味付けされたメンマが乗っていて、これだけでご飯のおかずになりそうです。
そしてチャーハンは、一口食べると醤油ダレによる塩気と香ばしさがガツンと来ます。卵とチャーシューもたっぷり入っていて、単品でも勝負できるクォリティですな!
いや、オープンしたてホヤホヤな店ですが、本場と遜色がない安定したレベルを見せているのはさすがです。車では行きにくい立地なのが難点ですが、神戸よりはずっとアクセスが楽なので、また寄らせていただきたいですね。どうもご馳走様!
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