一度食べたら、しばらくはもういいかと思ってしまうのですが、何故か半年ぐらいするとまた突然食べたくなるのが、煮干しオンリー系のラーメン。
茨木の「麺や なないち」でデフォルトの醤油ラーメンを食べた時は、どちらも苦手な甘くて生姜が効いたスープだったので煮干しには手が出ずじまいだったのですが、その後ネットからチラホラ入る情報を見ると、煮干し以外に余計な要素が入って無さそうだし、それならと食べに行く事にしました。
店には開店3分前ぐらいに着きましたが、既に8人ほどが並んでいる人気ぶり。緊急事態宣言中は空いていたのになあ・・・(笑)
鶏白湯ラーメンも気になっているのですが、蒸し暑い日なのでこってり系には食指が動かず、初志貫徹で煮干しょうゆラーメン(750円)の食券を購入。
いざ食べてみると、最初の一口目のスープがぬるく、その生臭さが水菜の青臭さと喧嘩しており、これはどうしたもんだろうと途方にくれたのですが、下の方と混ぜてみると何とか熱さが戻って来て、生臭みが引いていったのでホッとしました。
それでも、スープに苦味やエグ味はそれなりに残っていて、それが塩気の強さと旨味の濃さでギリギリ美味しいと思えるバランスを保っている感じ。臭み取り的に生玉ねぎが添えられてますが、あんまり効果は感じられません。
麺は細麺のほうを選択。低加水のしなやかな麺で、濃厚な煮干しスープが良く絡みます。相変わらず麺量がたっぷりあるのが嬉しいですな。
チャーシューは大きな肩ロースのレアチャーシューと、脂が濃厚なバラ肉チャーシューが1枚ずつ。それぞれ厚みがあるので食べごたえは十分です。肩ロースはレアとは言え、ちゃんと火が通っているので煮干しとの相性は悪くありません。不思議にサクッと歯で噛み切れる極太メンマ、水菜。
最初はギョッとしましたが、結果的に美味しく食べ終える事が出来て、おかげで煮干し欲はきっちり解消出来ました。もうちょっと涼しい季節になったら、鶏白湯のほうも食べに行きたいですな。どうもご馳走様!
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