幻の純濃厚らーめん「 らーめんや亜喜英」@一乗寺

ラーメン
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営業は完全不定で、その日に店が開いているかどうかは、開店1~2時間前に送信される公式Twitter(鍵垢)からのツイートのみ、しかもツイートはその日のうちに削除してしまうので、営業の傾向を掴む事が困難という高いハードルなお店。

店自体は、15年前のオープンから高い評判だったのですが、当時はTwitterなんか存在してなくて、営業しているかどうかは現地に行かないと分からず、しかもほぼ夜にしか営業してなかったので完全無理ゲーだったんですよね。

ところが、最近ポツポツとコンスタントに昼営業が入るようになり、たまたま野暮用で平日の京都へ赴いた時にラッキーな事に昼営業のTweetを発見し、10年以上の悲願をようやく果たすことが出来ました!

いや、店の前は何度も通ったことはありますが、昼に開いているのを見たのは初めてでちょっぴり感動・・・(T_T)

待ち客も無く店内に入ると、カウンターにあるメニューは「純濃厚らーめん」(750円)のみ、あとはチャーシューやメンマ、ネギ増しのオプションと替え玉、ライスの大きさと極めてシンプル。

ラーメンだけだと足りないかなと思ったので、ライスの小小サイズを頼んでしまったのですが、この時はこれが後悔の種になるとは思いませんでした・・・

豚骨と鶏ガラを使用したスープは、ゼラチンや脂がたっぷり溶け込んだドロリと粘度の高いものですが、無理に髄や肉まで混ぜ込んでいないので意外と軽やか。ただしタレが甘辛なので途中からちょっとしつこく感じてしまいます。

麺は、京都では珍しい低加水の中太麺で、むっちりした独特の歯ごたえで濃厚スープと良く絡みます。

京丹波高原豚を使ったチャーシューは、ローストした大きな肩ロースの薄切りが2枚、塊のウデ肉を煮込んだものが1個と凄いボリュームで、肉質も良好。ただし、どちらも濃い甘辛味でスープと方向性がかぶってしまっているのが個人的にはもったいないところ。

メンマはピリ辛でこれまた濃いめの味付け。あとは九条ネギ、好みでニンニクと柚子皮がプラスされますが、ニンニクはともかく柚子皮ってあんまり意味無いような。

そして問題のライス。小小サイズは、確かに小さ目の茶碗に入っているのですが、ご飯がみっしり詰まっている上にお供え並の漫画盛りで、どんぶり茶碗1杯ぐらいのお米が入っていたので参りました・・・

小小サイズで残したら恥ずかしいので、頑張って全部食べましたけど食後は腹パンで動けず、晩飯もいらないぐらいでしたよ。

期待に違わぬ素晴らしいコストパフォーマンスのラーメンですが、具が甘辛くもりもりな分、スープも甘辛じゃなくてもうちょっとシンプルな味付けならもっと良かったんですけどね~。

この年で食い切るには、味的にもボリューム的にもちとしんどかったですね・・・どうもご馳走様!

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