例年であれば1月末に開催するはずだった、牡蠣のビリヤニがメインのシーフード・グルコバ。
今年は緊急事態宣言もあって1月の開催は中止、シーフードを出す回は3月にシフトさせていただきました。
牡蠣のシーズンが終わる時期とあって、いつも牡蠣を予約している天満市場の店が取り扱いを終了していたため、どこで牡蠣を仕入れるかいろいろ探したのですが、イマイチ鮮度的に信用しにくい様子。
そこで、ちょうど春休みに福井ツアーへ行くために青春18きっぷを買う流れになっていたので、1回分を使って前日に牡蠣を直接仕入れに行く事にしました。
残念ながら今年はコロナでお流れになってしまいましたが、恒例の「アホほど牡蠣を食べる宴会」で、えて吉さんが仕入れておられる「功結(こうゆう)水産」という店を紹介してもらい、電話で3kgの剥き牡蠣を予約して土曜日に現地へ向かいました。
その話はまた改めて後日にブログへアップしますが、申し分ないクォリティの牡蠣も手に入り、いろいろ楽しい旅でした。が、それ以外の買い物が土曜に出来ないのは若干不便でしたけどね。
さてその牡蠣ビリヤニですが、今回はバスマティライスを2.5kg、牡蠣を3kgで仕込ませてもらいました。その分、他の品数を少なくして一点集中形式にしました。
これだけの量になると、普通の鍋では熱伝導がうまく行かない可能性があるため、ビリヤニ用として直径30cmの半寸胴鍋まで購入してしまい、さらにコストをかける結果に・・・(^_^;)
牡蠣を蒸した煮汁で炊き上げたビリヤニは、まさにどこを掬っても牡蠣が出て来る贅沢な一品! そして殻で出汁を取ったリッチな味わいのエビカレーと、シーフードの魅力を堪能していただけたのではないかと思います。
では料理の解説です。
A.牡蠣のビリヤニ
牡蠣を蒸した煮汁でバスマティライスを炊き上げ、牡蠣を最後に混ぜ込んだヒンドゥー式ビリヤニ。
B.タイライス
普通に炊飯器で炊いたタイ米。
C.レンコンのピックル
レンコンをマスタードオイルとビネガーで漬けた辛い漬物。
D.グリーン・チャットニー
ミントと香菜、ヨーグルトを使った爽やかなディップ。
E.トマト・チャットニー
甘酸っぱく仕上げたベンガル風のトマトディップ。
F.ベジタブル・サモサ
ポテトマサラを小麦粉の皮で包んで揚げた、インドで最もポピュラーなスナック。
G.赤玉ねぎのアチャール
赤玉ねぎをレモンとスパイスで和えた即席漬け。
H.カリフラワーのサブジ
余ったカリフラワーの茎で作った炒めもの。
I.アルー・ティッキ
余ったサモサの具に小麦粉をまぶして焼いたお焼き。
J.さつまいものサブジ
フェンネルとフェネグリークで甘い香りをまとわせた炒め蒸し。
K.アル・ゴビ
カリフラワー、じゃがいも、トマトを使ったインドを代表する炒めもの。
L.ガジャル・ハルワ
すりおろしたニンジンを牛乳とバターで煮込んだ甘いデザート。
M.きゅうりのライタ
ビリヤニには付き物の、ヨーグルトサラダ。
N.チングリ・マライ
海老を殻から取った出汁とココナツミルクで煮込んだ、ベンガル料理の名菜。
余り物が入って14品になっていますが、本来は12品の構成でした。
次回は5月23日(日)でタミル地方のベジミールスを作る予定。新型コロナウイルスの影響でどうなるか分かりませんが、1ヶ月前には予約の開始を判断しますので、また皆様よろしくお願いします!
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