岐阜駅の水谷でひとしきり飲み食いした後、すぐに大阪へ戻ってももったいないので、大垣まで戻って養老鉄道に乗って肉巡りをする事に。
養老は飛騨牛の産地で知られる肉のメッカで、大箱の焼肉店や精肉店が狭いエリアに何軒もひしめき合っており、近隣から多くの人が車に乗ってやって来る人気のエリアです。
松阪牛で有名な松阪も精肉店や肉料理の店は多いですが、養老ほど食肉処理場の周りに集中してませんからね。全国的に見ても珍しい存在だと言えるでしょう。
さすがにホルモンを食べた後にすぐ焼肉は無理があるので、主に精肉店を回って土産を探しました。が、やっぱりいくら飛騨牛の産地といえどお値段はそれなりで、良い肉はちょっと手が出ません・・・
そんな中で格安の和牛のすじ肉を見つけて悩んだのですが、1kg単位なので使いにくく、冷凍品とあって帰りの事を考えて諦めました。今からすると買っときゃ良かったなあ。
それでも手ぶらで帰るのは悔しいので、「肉の藤太」という店で売っていた、「飛騨牛のコロッケ」と「うま塩牛タンコロッケ」を買って帰りました。
時間的には土曜日の夕方でしたが、店内は飛騨牛を買い求めるお客さんで何十人もレジ待ちがいたのには驚きましたよ。混雑ぶりでは津の朝日屋以上です。
手前の飛騨牛のコロッケは、普通にミンチ肉が入ったコロッケでまあ予想通りの味だったのですが、驚いたのは奥にある「うま塩牛タンコロッケ」。
何とコロッケのタネにガッツリ塩味がついていて、刻んだ牛タンのコリコリとした感触と相まって、ビールに相性がバッチリ!
肉屋のコロッケというと、タネはせいぜい下味程度の塩気か、むしろ砂糖を入れて甘い事が多かったので、この発想は目からウロコでしたね~。うっかりソースをかけてしまったら台無しになるところでした。
子供と分けようと思ってましたが、それは飛騨牛コロッケの方だけにして、塩タンのほうは親父が全部独り占めしましたよ(笑)。
今度来る時は、是非同じ系列の焼肉店のほうで飛騨牛をたらふく食べてみたいですな。どうもご馳走様!
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