今年は残念ながら開催が出来ませんでしたが、毎年恒例の「牡蠣をアホほど食べる宴会」で、佳景の女将さんが焼きそばを作って出された事がありました。
中華麺というと、店で売っているのは玉子麺のような極細の乾麺がほとんどで、汁そばにはいいけど焼きそばや和えそばにすると、あっという間に伸びてしまうのが悩みどころだったのですが、実は神戸の中華料理店は製麺所から生麺を仕入れているんですよ、という情報を教えていただきました。
その場所はJR元町駅の北東側にあり、「同興楼」という小さな看板が無かったら、まず気が付かないごくごく普通の住居兼用ビルです。
車が止まっているガレージの奥に製麺所があり、そこで直接声をかけて麺を購入します。今回は焼きそば用の蒸し麺を2玉。1つ80円と激安!
蒸し麺は、麺を蒸した後に丸く固めてから干しているので、日持ちがするのが特徴。2~3分ほどお湯で茹でてから使います。今回は、丸富食品で買った焼豚を添えて、オイスターソースの和えそばにしてみました。
オイスターソースと醤油、酒を同量合わせてチンしたタレを、茹でた蒸し麺と絡めて焼豚と白髪ねぎ、針生姜を載せ、胡麻油を熱してネギにジュッとかけて出来上がり。
食べてみると、麺にはしっかりコシがあり、タレを吸い過ぎる事無く非常に良い感じ。店で出されてもおかしくないレベルになってごきげんでした♪
いや~、こういう店が普通にあるというのが神戸の懐の深さを感じますな。今度は、是非生麺のほうも買って汁そばにしてみたいです。どうもご馳走様!
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