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ここは100円のアイスモナカがあまりにも有名だが、できるなら大阪風に濃い目に淹れられたコーヒー180円と共にモナカを店内で楽しんで欲しい。あっさりサクサクした皮に包まれた、ほんのりレモンの香りがするさっぱりバニラアイスとコーヒーのハーモニーは辛党にも嬉しいコンビネーションだ。道修町にある同名の店は抹茶やイチゴ味も売っているが、この店とは関係が無いそうだ。
(2004年以前のデータ)
多くの飲食店が入る内本町のダイアパレスビル1F部分に入っている、意外と鋭い物言いな初老のマスターが1人でテキパキと切り盛りされている喫茶店のランチ。
食事メニューのオムライス、ピラフ、焼きそばの3種はどれもたったの400円均一。公式サイトによると22年前から値上げしていないそうだ。しかしオムライスは長辺が20cmはある堂々したサイズで、中身は普通のケチャップライスながら角切りのハムがたくさん入っていて安っぽさは皆無。あっさり塩味のピラフはたっぷりの卵、ハム、しいたけが入ってカレー皿になみなみのボリューム、卵ともやし、キャベツ、ハムが入った焼きそばは直径20cmオーバーの皿にみっしりである。
あとメニューには書かれてないが450円のカレーもあり、ルーは市販のものにチョコや醤油のような隠し味を加えたタイプで、角切りの牛肉がたっぷり入っていて高級感がある。昼休みは食事よりもコーヒーを飲んでいる方が多く、これも250円なのに本格的なサイホンで入れられたもので激安だ。
(15/04/09 更新)
住所:大阪府大阪市中央区南久宝寺町4-5-15 ニューライフ御堂筋本町101 【MAP】
電話:06-7182-7849
営業時間:11:00-15:00 18:15-21:30
定休日:月曜・土曜夜
https://www.facebook.com/%E9%BA%BA%E3%82%84%E4%BD%91-1692543857699802/
本町交差点の南西、阪神高速道路沿いの道にある、「麺や拓」で修行をされていた方が2016年春に独立オープンされたラーメン店。
看板の鶏魚豚らーめん(780円)は、文字通り鶏がらやモミジ、豚骨、魚介が使われたトリプルスープで、ネギの上にマグロ節粉がかけられた独特のルックス。一口飲んでみると魚介の香りがブワッと来るが、後から「鶏醤」という発酵調味料を使った動物系の分厚い旨味で覆い尽くされ、無化調でも物足りなさは一切無い。麺は低加水のパツンとした歯ざわりとコシが印象的な中太ストレート。ホロホロのバラ肉チャーシュー、メンマは味付けあっさりでスープを全面に出した構成だ。
そして鶏豚つけ麺(880円)は、ブリっと小麦感溢れる平打気味の極太麺に、動物系と魚介のインパクトに満ちたつけダレのハーモニーが抜群。具はバラ肉チャーシューのみとやや寂しいが、バランスの良さという点ではラーメンを上回っているように思う。
夜営業と土日限定で提供される、あっさり醤油らーめん(750円)は、軽くエグみやクセを感じるぐらいにガッツリ煮出された魚介オンリーのスープと細麺を使ったもので、多めの香味油と輪切りの鷹の爪、ブラックペッパーで上手くパンチが加わり、単なるあっさりじゃない力強さを感じる一杯だ。
(17/08/04 更新)
住所:大阪府大阪市中央区大手通3-2-3 【MAP】
電話:06-6947-7739
松屋町筋沿い、マイドーム大阪のすぐ北にある小さな自家製麺のうどん店。
うどんの単品は天カスが入ったハイカラの500円と高めだが、反面セットものが非常にリーズナブルで、ざるうどんやにしんそばとかやくご飯のセット、カレーうどんとご飯のセットで750円だったり、親子丼とミニうどん&そばで780円と、ほぼ単品と変わらない値段で食べる事が出来るのが嬉しい。
それでいて味のほうはしっかり一流で、ダシは100%天然でキレと香りにあふれており、きつねのお揚げは甘くふんわり煮込まれ、ぶっとい海老天は甘みたっぷりでプリプリ、卓上の七味も香り高くて全く抜かりが無い。カレーうどんはダシの旨みが全面に出たタイプで山椒たっぷりの七味が良く合う。ランチタイム一番人気のの親子丼は、甘めのダシにしっかりと下味が付けられた鶏肉がどっさり、そこにふんわり玉子が溶け込んで絶品。
また、そばの方も相当レベルが高く、麺は黒っぽい田舎風で香りが良く、辛味大根と生わさび、うずら卵が添えられてのたっぷりボリュームで650円とは、そば専門店に行く気が失せるほどのハイCP。そして冷たいうどんは温かいものとは違って極細タイプの麺で、ちゅるちゅるぐにゅーんという食感が楽しく、メニューの隅々まで質が高い名店である。
(11/05/26 更新)
御堂会館のすぐ北にある、宮崎地鶏を使った料理店のランチ。
週変わりのランチもあるが、定番は地鶏のもも肉を炭火焼にした「鶏炭火焼定食」と「チキン南蛮定食」(ともに650円。合い盛のハーフ定食は700円)で、地鶏の店と銘打ってながらランチは普通の鶏肉を出す店が多い中、ここはしっかりと歯ごたえと滋味を持った正真正銘の地鶏が楽しめる。しかも、鶏炭火焼定食はベーシックな塩ダレや照り焼きを始めとした8種類のソースが選べるようになっており、定食類は全てご飯と海苔、生卵が食べ放題という充実振りで、ランチタイムの行列も納得の内容。
そしてもう一つ外せないのは800円のラーメン定食で、鶏白湯スープに鶏チャーシューが載った専門店顔負けのラーメンと地鶏のから揚げ、ご飯がセットになっていて、ご飯のお代わりがなくても腹がパンパンになる。
(08/12/10 更新)
住所:大阪府大阪市中央区久太郎町2-5-28 久太郎町恒和ビルB1 【MAP】
電話:06-6241-9447
本町にあるサンウェーブの大阪ショールームが入っている地下にある、鉄板焼きとお好み焼きの店。ランチタイムは、おひつで供される御飯と、鮭・カツオ・のり玉・ごま塩と揃った4種のふりかけがなんと食べ放題。
9種類あるおかずのほうもまたボリューム満点で、一番人気のトンペイモダン(700円)は、豚バラ肉まる1枚と卵2個、焼きそばが直径20cm以上の大きさで焼かれ、コテで切られて大皿の上にどっさりと盛られ、それだけで胃袋に御飯が入る隙間が無くなる大迫力。玉子焼きが添えられてどことなく「ニューハマヤ」チックな豚バラ定食(600円)も、コッテリ味のタレが絶妙で御飯ワシワシ必須。焼けた鉄板に載せられた野菜炒めや焼きそばの定食も香ばしくて大変イケる。
17時から夜の営業になるが、ランチと同様に普通のお好み焼きがなくて、焼きそばや焼きうどん、豚平焼き、鉄板焼きなどのメニューになるのが面白い。
(11/03/09 更新)
ここは農人橋交差点の北西すぐのところにあり、おばちゃんを始めとする家族経営が圧倒的な大阪のお好み焼き個人店にしては珍しく、イケメンの兄ちゃんが2人で切り盛りしている。店は鉄板が表に面した半オープンエアーで、脇には12席ほどのイートインスペースがある。
豚玉お好み焼きと焼きそばが300円、モダン焼きやミックスお好み焼きが500円という商店街レベルの価格ながら中身は専門店に負けないクォリティがあり、500円のミックス玉はふっくらと焼かれた大きな生地の中に大ぶりの海老やイカがゴロゴロ入り、このまま道頓堀にでも持って行けば確実に900円の値札で売れるクォリティだし、半熟卵で仕上げられたモダン焼(500円)もそばがたっぷりで大満足のボリュームだ。また、400円のオムそばは野菜がたっぷり入った麺1玉分の焼きそばを厚めの薄焼き卵できっちりとくるんであって、女性ならこれ1つで十分なボリュームがあるが、それでも足りない人は100円アップの大盛りか1個80円のおにぎりを付ければワンコインで大満足だ。
また、単品は200円プラスで定食にする事ができ、たっぷりのご飯と漬物、惣菜がプラスされるので腹パンパン。そして夜用として、若鶏の塩焼きやとん平焼きというアテメニューがあり、300円台でビールやチューハイも完備されているので、居酒屋使いとしてもかなり使えそうな感じ。これで鉄板の上でコテを使って食べられて、青海苔&鰹節が常備されてれば文句なしだが、大阪の中心部にあってそこまで求めるのは余りに贅沢と言う物だ。
(12/09/28 更新)
丼池筋を中央大通りから南に入った場所にある、女将さんと娘さん2人が営む立ち飲み店。割烹料理店での経験があるそうで、料理のポーションは少なめだけど、レベルは玄人はだし。
コリコリしたタコ、いかったハマチ、鯛、イサキの皮霜造りが並んだお造り五貫盛り(480円)、じっくり揚げられホロッとほぐれる手羽唐(290円)、出汁を張った美しい蓮根まんじゅう(380円)、綺麗にまとまっただし巻き、自家製餃子(380円)はマストオーダー。
さっぱりしたオクラナムル(170円)に、クリーミーなタルタルソースがかかったカキフライ(290円)、
白身魚の南蛮漬け(290円)、玉子たっぷりタマサラポテサラ(290円)、新鮮な生シラス、甜醤油に付けていただくサクサクの鶏天(380円)など、どれも本当にハズレが無い。
酒はジムビームのハイボールが190円と激安、赤星中瓶が480円、焼酎やチューハイが290円からとなかなかリーズナブルで安心して楽しめる。
(0-84215/0-4/0-51 更新)
オフィス街の中心、堺筋本町のど真ん中にあるサラリーマン御用達の人気うどん・そば店。
単品のメニューは麺類が450円、丼ものが480円からとそこそこのお値段なのだが、これが定食になると一気にコストパフォーマンスが上がり、ご飯と生卵がついたうどん・そば定食が500円、ともに通常サイズの麺類と丼ものがセットになった定食が650円から800円まで、しかも日替わりで丼セットの1つが立ち食いと変わらない600円という値段まで値下げされ、曜日によっては丼単品より安くなる大幅割引になるのだから驚き。セットの麺はうどんとそば、そして温かいダシに入れたものと冷たいぶっかけタイプをそれぞれ選ぶ事が出来る。
出汁の味は全体的に濃い目の甘辛で好みが分かれるところだが、さすが更科の屋号が付いているだけあって、そばは細身ながらも程よいコシと香りが感じられて旨い。平打ち気味に伸ばされたうどんもモチモチとしてのど越しが良く、麺のレベルは値段の割りにかなり高いと言える。卵の黄身がうれしい甘辛のカレー丼や、結構大き目のカツがごろごろ乗ったカツ丼、15cmはある海老天2本が載った天とじ丼など、丼ものの食べ応えも標準以上で腹いっぱいだ。その他にも、日替わりでホタテやアナゴ、タコ、山菜と中身が変わる炊き込みご飯(丼よりは少な目)にうどんがついた550円の中川定食や、うな丼や海鮮丼、マグロ丼など海鮮系がメインのゴージャスな丼が付く650円のスペシャル定食などもあって飽きさせない内容になっている。
(09/06/17 更新)
2013年の夏に激安のラーメンが売りだった「船場ラーメン」が移転し、その後に出来たうどんの店。讃岐ではなく「手打ちうどん」と銘打たれているが、うどんはタモで随時茹でられて水で締められ、ダシはイリコ風味が強めになっているなど、中身はかなりの讃岐テイスト満載なのが面白い。
ランチタイムにはご飯物とセットで450円の定食になる「おろしぶっかけ」は、麺の伸びはいまいちだが細身の割にがっしりした歯ごたえがあり、醤油が立った辛めのぶっかけダシと共になかなか硬派な味わい。長さ20cmの巨大なチクワ天が1本丸々載った生醤油うどん(460円)はこれこそ香川の味わい。通し揚げの海老2尾と海苔、大葉の天ぷらが載った550円の温かい天ぷらうどんも、イリコ風味のすっきりした天然ダシが効いて値段以上の格を感じる品だ。
おろししょうが、天かすはカウンターに置いてあって自由に使うことが出来る。定食以外でも、ランチタイムは単品のうどんに120円プラスで、甘めでコクがあるかやくご飯、卵かけご飯、あっさりと甘い稲荷ずし2個の種類があるご飯物を付けることが可能。
追記:いつの間にか閉店してました。
(13/07/12 更新)
夜は安さを売りにした大衆焼肉店なのだが、何故か昼は結構本格的な中華メニューのランチを出していたりする。ランチのラインナップは、500円と600円の中華メニュー、700円の焼肉丼と、自分で焼く焼肉定食が880、980円の2種類という構成。
もちろんB級的なお薦めは中華のほうで、肉とキャベツがたっぷりの回鍋肉や、ご飯1合分はあるであろう巨大なレタスチャーハン、揚げたてのモモ肉ゴロゴロの唐揚げなどが皿にどっさり。そしてメインのおかずに加えて、サラダ、スープ、切り干し大根の小鉢がついてご飯はおかわり自由という充実ぶり。
味の方も安かろう悪かろうでは決して無く、キクラゲと肉の卵炒めなんかはキュウリの薄切りがしんなりせずにシャキシャキの歯触りを保っているし、平凡に「ナスの味噌炒め」と書かれた料理が実は東北名菜の「地三鮮」だったりで、その辺の中華料理専門店が顔色を無くすぐらいの出来である。
(12/11/09 更新)
住所:大阪府大阪市中央区瓦町1-1-2 【MAP】
電話:06-6943-9322
淡路町の東端、東横堀川に沿った道沿いにある、年配のご夫婦2人三脚で営まれている喫茶店。以前はセルクルという青と白を基調にした肉バルの店が入っていたが、内外装ほぼそのままの居抜きで入ったようだ。
メニューは、きつねうどんや焼きそば、フライ系などの定食が中心。チキンフライ定食はカツが2枚に、たっぷりのスパサラ、キャベツ、味噌汁とボリューム満点で650円とリーズナブル。680円の焼肉定食も牛肉はちと固めだが量はしっかり、650円の肉うどん定食も肉がどっさり入ったうどんにサラダが付いた卵2個分のトロトロ卵焼き、丼ご飯に漬物とボリューム満点。素朴な味のピラフ(500円)やドライカレーは、カレー皿に山盛りで大振りなサラダと味噌汁が付いてこの値段。同じくワンコインのカレーは肉と野菜が溶け込んだ優しい味。大きなどんぶりに入ったカツ丼(うどんとセットで650円)も緩めにとじられた卵と甘辛ダシでワシワシ行ける。
味は全体的に、いかにも家庭料理という感じで垢抜けないが、安くで腹いっぱい食べたい時にはオススメの店である。基本的にはランチがメインの営業だが、朝も350円からモーニングを提供している。
(17/07/13 更新)
地下鉄御堂筋線本町駅に隣接しているヨドコウビルの地下にある、食肉卸問屋が運営する「肉バル」のランチ。
一番安いのはカルビ丼の380円で、ちょっと脂っぽいがさっぱり目な甘辛タレがかかった焼きたてのバラ肉が載っていてシズル感は十分。480円のハラミ丼は肉質こそ固めだがしっかり量があって満足できる。580円の焼肉丼は、厚みのある赤身がたっぷり載ってさらにボリューミー。480円のローストビーフ丼は、工場で残った切り落としのローストビーフがどんぶり一面に乗っかっていてボリューム満点、下手にレアじゃないのでかえって肉とあっさりダレがご飯に馴染む。
どんぶり類は、おかずとご飯、惣菜の小鉢、吸い物が付いた定食(100円アップ)にする事も出来るようになっており、何故か唐揚げだけはどんぶりメニューが無くて定食のみだが、輸入肉っぽいがモモ肉を使っていて量もそこそこ、480円というワンコイン以下が嬉しい。ご飯は全体的に控えめだが、無料で大盛りに出来る。200円アップのダブルにすると肉量2倍で大食漢な方でも大丈夫なボリュームになる。
(18/03/16 更新)
2010年にオープンし、今や船場センタービル内屈指の人気店になった立ち飲み店。店に入ると、一斉に若い女性店員が「おかえりなさい」と呼んでくれるのが秘訣か(?)。
メニューには、100円のおでん、串カツ、湯豆腐を筆頭に、だし巻きや懐かしいハムカツ、ボリュームのある焼きそばといった一品物が280〜380円とリーズナブルに取り揃えられている上に、カツオのたたきやヒラメなどが出てくる刺身が280円、鯨の竜田揚げや野菜天ぷら、鯛身の青じそ包み揚げ、シチューといった日替わりメニューが20種類以上も加わるので目移り必至である。
味のほうは、全体的に立ち飲み標準レベルではあるが、どの品も温かいものは温かく、冷たいものは冷たくという配慮が感じられるので気持ちよく飲める。小ジョッキ程度の大きさだが生中は290円だし、焼酎は300円前後で品加地豊富、チューハイサイズのハイボールが220円と酒もCP的に十分。人気があるのが良く分かる店だ。
(11/07/05 更新)
住所:大阪府大阪市中央区南新町2-3-1 【MAP】
電話:06-6941-1551
マイドームおおさか前にある酒屋併設の立ち飲み屋。この酒屋ご一家は揃って阪神ファンらしく、夜の店内は阪神戦の中継とそれを見る客で毎日盛り上がっている。
しかし売りはテレビだけという事は無く、おかあちゃんが注文後に揚げてくれる魚やちくわ、イカといった素朴な味の天ぷらや、おでん鍋でさっと煮込まれてポン酢にくぐらせた大きくて柔らかい「ねぎま」といった、酒屋レベルを超えたアテもあるのが嬉しいところ。値段表がどこにも無いが、勘定時におっちゃんが打つ電卓を覗き見た限りでは(笑)、ビール大瓶は400円、ねぎまは250円、いか天は350円のようだ。その場で温めてくれるサバカレーやサーディンなどの豊富な缶詰もまた良し。
(05/07/27 更新)
夜はイタリアンバールとして酒と軽食を楽しむカウンターのみの小さな店。しかし、店構えとは正反対のボリュームを誇るランチメニューが凄い。
600円でミニサラダのついた日替わりパスタかドリアを選べるのだが、こじゃれた店で良くある、大皿の上にパスタやドリア皿がちんまりと乗っかった姿を想像していると、直径20cmはある深皿のふちまでパスタやドリアが盛られた威容で現れて面食らってしまう。肝心の味のほうはさすがにやや家庭料理チックで単調さは否めないものの、男の胃袋でも満腹になるボリュームに不満を覚える人はまずいないだろう。もちろんたまにはダイエットの事を忘れてガッツリ食べたい女性にもお薦め(笑)。小食の人は注文の時に「少なめ」と付け加えて頼もう。テイクアウトも可で、こちらはパスタとオムライス、カレーが選べるようだ。
追記:ランチタイムはワンコインパスタの持ち帰り専門店になってしまった。
(08/12/15 更新)
地下鉄本町駅の北東、オフィス街のど真ん中にある立ち飲み店。店はコンサルっぽく黒を基調とした内装で従業員の数も多め、階段を上がれば2階席もあるようだ。
メニューは、串カツやおでん、刺身、乾き物と簡単なアテが中心であまり個性は無いが、生ビールや日本酒に、大きな唐揚げ2つと枝豆、おでん、乾き物がついて500円という強烈にお得なセットがある。串かつのエビや牛肉はとても100円とは思えない巨大さで、密かな人気のサラダも250円と小鉢レベルの値段なのに、カレー皿にゆで卵、キュウリ、トマト、レタスがてんこ盛りで、「おぬし意外とやるな」という感じ。
そして酒の方も、ビール大瓶が450円、日本酒・ワイン・チューハイが250円からとこちらもオフィス街という場所を考えるとリーズナブルだが、何と言っても今ではすっかりプレミア化してしまった芋焼酎の「三岳」が320円で飲めるのが個人的には非常に嬉しい点である。
ランチタイムにはワンコインの定食をやっており、トンカツやチキンカツ、焼肉といったメニューがが日替わりで用意され、そちらもお薦めである。
(12/04/25 更新)
以前は、ランチの定食にてんこ盛りのご飯を出してくれるような、おばちゃんの人情味の溢れる串カツ店だった場所だが、2011年9月に店を閉めたと思ったら、あっという間に若者が経営する今時のラーメン屋に変身してしまった。メニューは、これも今時な鶏白湯をベースに、鶏白湯醤油、鶏魚介醤油のそれぞれにラーメンとつけ麺がラインナップされており、ラーメンは680円でつけ麺は150〜350の100g刻みの麺量が選べ、680円から100円ずつアップする。
店一押しの鶏魚介ラーメンは、ゼラチンたっぷりの白濁鶏がらスープにシビ節のダシを合わせたもので、シコシコした中太ストレート麺の歯ざわりも良く、メンマも味玉もしっかりと味が付けられ、バラ肉チャーシューはトロトロに崩れるほど柔らかく煮込まれていて、奇を衒った部分は無いが非常に丁寧な作りである。鶏白湯のほうはドロリと濃厚、かつ魚粉のエグ味も感じられるのでちょっと人を選ぶかもしれない。
つけ麺はデフォルトではラーメンを単純に濃くしたタイプになっており、酸味が好きな人は店員にすだち酢を頼む事が出来るようになっている。麺は四角い断面のストレート太麺で重量があり、水切りが甘いのもあって、つけ汁が早く覚めてしまいがちなので、あまり麺量は多くし過ぎないほうがいいかも。
オープンから16時までのランチタイムには、50円でライスがついたり、200円で唐揚げがついたりするサービスがあり、唐揚げは割りと普通だが、ご飯は農家直送らしくてとてもおいしく、卓上には取り放題の大根の漬物が置いてあるのが嬉しいポイントだ。
(11/11/14 更新)
海老江にあるラーメンの有名店「無限」で修行された方が独立して堺筋本町に作られたお店。メニューは、中華そばと塩そば(各780円)、和えそば(800円)、そしてライス、おにぎり、卵かけごはん、チャーメン丼(刻みチャーシューとメンマが乗ったご飯)のサイドメニューがあり、ランチタイムはサイドメニューが50〜150円と格安になる。
醤油ラーメンは本家同様に名古屋コーチンと水だけを使用した無化調スープ。構成はシンプルながらも、かすかにスモーキーな風味と鶏油で奥深さが形作られ、アツアツかつパンチが効いていて物足りなさは感じない。醤油味の中華そばよりも、塩そばのほうがより煮干のクセや個性が出ている感じ。自家製麺らしいストレート麺はツルツルとして喉越しが良く、麺量もボリュームがあるのが嬉しい。具は、麹に漬け込んだっぽいレアチャーシュー材木メンマ、味玉半個、青ネギとバラエティに富んでいるが、ちょっとチャーシューの個性が突出していてバランスを崩している印象。
ほのかにニンニクの風味が効いた香味油と和風醤油ダレがかかった和えそばは、ラーメン同様に穏やかな味わい。通常のチャーシューに加えてたっぷりの刻みチャーシューが載せられ、思わずご飯かビールをつけたくなってしまう品だ。
(18/05/14 更新)
肥後橋にある立ち飲み「わすれな草」の姉妹店。酒は380円均一、アテは280円から480円と値段や内容はわすれな草と全く同じだが、こちらの方が店構えがオープンで広々としており、より女性客に馴染みやすい雰囲気になっている。
こちらの看板メニューはどじょうの蒲焼で、1串に1匹半のどじょうが使われて80円とは、やはり手間や原価を考えれば破格の値付けといえる。霜降りの佐賀牛を使ったユッケや焼きしゃぶも480円と言う値段に見合うさすがのお味で、味にうるさい客も十分に満足出来る内容だ。こちらのランチは親子丼などのラインナップ。
(07/02/19 更新)
2012年の12月にオープンした、瓦町の東端、東横堀川沿いの道に面したカウンターのみの立ち飲み店。一応、スツール式の折りたたみ椅子もあって座ることが可能。
売りは、鳥料理店で修行されたマスターが選りすぐった鶏肉メニューの数々で、身の甘みが甜醤油で際立つ「甘鶏刺身」や、ニンニクが効いたクリスピーで大ぶりな唐揚げ、白髪葱とプチトマトが眼にも美味しい、爽やかな手作りタルタルソースのチキン南蛮(各480円)を始めとして、がっしりした旨味の手羽先やネック、プリプリのハツ、サクサクと軽やかな砂ずりなどの焼き鳥も、お隣りの焼き鳥の名店「なかお」に引けをとらない美味。しかもおまかせ5本で580円という格安なセットもある。あと、忘れてならないのは鶏つくね(300円)で、缶コーヒーぐらいはある大きな団子状に焼かれており、大葉の香りが詰まったフワッと柔らかい中身、カリッとした外側のコントラストが絶妙である。
その他の一品物は、中心価格帯が300〜380円といったあたりで、あっさりトロトロに煮込まれた豚角煮や、クリーミーなポテサラなどどれも手抜き無し。1個100円のおでんは、あっさり味の出汁ながらも牛スジや鶏ガラのコクが生きていて秀逸。帰り際に、小さな湯のみでダシが効いた味噌汁をサービスしてくれるのもユニーク。
ドリンクは生ビールが380円、ビール中瓶が450円、焼酎や洋酒が350円から、日本酒は380円からと立ち飲みよりは居酒屋的なお値段なのがちと残念。三岳や〆張鶴「純」といった銘醸ものもいくつか取り揃えている。
(13/03/22 更新)
心斎橋筋沿いにある船場センタービル9号館の端っこという分かりにくいロケーションながら、昼時には結構な人気を集めている讃岐風うどんの店。
うどんは細身ながらも奥にしっかりとしたコシとエッジが感じられ、「美人な麺」と呼びたくなる品がある。最安で竹輪うどんの500円からとはやや値段が高く感じるが、関西風のダシは冷たいのも温かいのも麺質同様上品で上質、サクサクジューシーに揚げられる小海老や竹輪、野菜の天ぷらがついても600〜700円台で収まるのだからCP的にはそれほど悪くない。店内は小奇麗でぶっかけのゴマはとんかつ屋風に小さなすり鉢で出されるなど、細かい配慮が女性には嬉しいところ。100円アップで付くおにぎりなんかも絶品だ。うどんとセットにするとちらし寿司が安くなるサービスあり。
(07/09/03 更新)
4世代、70年余り続く洋食屋の3代目となるご主人が、一度は引退したものの住民の希望によりオープンしたらしい雑居ビルの地下にある小ぢんまりとした洋食店。
さすがに料理の最低価格が日替わりランチの800円というだけあって、料理の出来や佇まいはまさにA級洋食そのもので、これぞ「欧風の王道」と呼びたくなるようなブイヨンと柔らかく口の中で崩れる和牛肉の旨味が凝縮されたカレー、じっくりと火が通された肉汁溢れるハンバーグや箸で切れる柔らかさのポークピカタ、プリッとした帆立がカレー味の中に潜むクリームコロッケ、そしてメイン以外もサラダの構成や手作りの漬物、蛤が入った香り高い赤だしなど細部にまで全く隙が無い。
が、B級グルメとしての視点で見ると、タルタルソースやドミグラスソース、トマトソースの塩気の利かせ方が甘く、料理のボリュームも含めて全体的におとなしくまとまってしまっており、絶品のカレーを除けば食後に確たる印象が残らないのが少し残念。人気の割に店が狭いので昼時は行列を覚悟の事。
(08/07/23 更新)
ランチタイムにはいつも老若男女、幅広い年齢層の勤め人でいっぱいになる、堺筋本町の中華料理店。
ランチメニューは、天津飯や中華丼といったどんぶりものと、ラーメンからチャンポン、担々麺、排骨麺、そして普通の焼きそば、堅麺焼きそば、あんかけ焼きそば、と幅広い種類を誇る麺類(いずれも680円前後)、炒め物中心のメインと揚げ物中心のサブが2品とサラダがついた日替わり定食(780円)や、一品料理の定食(900円)という構成で、麺と丼には200円プラスで、味つき竹の子が入ったちょっと珍しいミニ焼き飯(丼の場合はミニラーメン)またはクリスピーなから揚げといったセットを付ける事が出来るシステム。
いわゆる大衆中華よりは1ランク上の料理が出されており、名物の上海麺は、中華なべで焼き目を付けた中太麺に、海老やイカが豊富に入った醤油味のあんかけがかけられた本格派で、チャーシューや豚肉がたっぷり入ったカレータンメンや、カレー味の豚天がどっさり乗ったパイコー(排骨)麺も、シナモンがふわりと香るスパイス感が食欲を倍増させてくれる。一品料理の回鍋肉や肉団子甘酢なんかも、巷にあるようなベタ甘にはせず、旨み調味料の存在をほとんど感じさせないあっさりとした味付けで素材の持ち味が生きており、毎日でも食べられる中華料理である。値段は当然全体的に高めではあるが、一品のボリュームが多めで食べ応えがあり、定食もライスはお代わり自由なのでCP的には十分合格レベルと言えよう。
追記:2011年2月に、近所の安土町へと移転。
(10/04/13 更新)
大阪本町繊維街のルーツである、船場丼池(どぶいけ)ストリートにあるカレー店。ビーフやチキン、カツカレー、エビフライ、スタミナ牛スジ、野菜、さらにはキーマやトマトと豆カレーといった750円〜1000円のレギュラーメニューに加え、日替わり(750円)でキノコ、ナス、シーフード、オムライスカレーなどが加わった非常に幅広いメニューが用意されているが、どれも基本的に同じカレーベースが使われている。
ホテル風にカレーポットに入れられてサーブされるカレールーは、煮崩した多量の玉ねぎのみで濃度が付けられた、小麦粉が入っていないシャバシャバタイプで、ガッチリ効いたカイエンヌペッパーの辛味やほろ苦いフェンネルの香り、ココナツミルクっぽいほのかな甘味がスリランカのカレーを連想させる。ご飯は固めに炊かれているが、そこに水分の多いルーが染み込むとちょうどいいバランスになり、非常に計算されているカレーだなと感じる。辛いのが苦手な人には、玉ねぎたっぷりのハヤシライス(800円)、ビーフとハヤシが両方載ったセットという選択肢も用意されている。
ピクルスは別料金(50円)だし、一見すると高めの値段に見えるが、ご飯は2合以上のXLサイズまで同額だし、平日であればサラダとコーヒーが無料で付くので、トータルで見れば決して高くは感じない店だ。
(10/05/18 更新)
ここのランチは豚汁以外はまぐろの中落ちや鰆の味噌漬、鯖の塩焼き、鯛や鰈の煮付けなど、全て魚系の定食で締められているのが特徴。料理はどれも素材の質を生かしたあっさりとした味付けで、ボリューム自慢ではないものの煮物中心の付け合せが2品と味噌汁、漬物がついて600円はかなりの格安。
昼時は年配のサラリーマン中心に行列が出来る事もしばしばで、品によっては早々に売り切れるものも。100円アップで味噌汁を具沢山の豚汁に変える事も可能。
(05/10/27 更新)
「中央卸売市場仲買の店」とある通り、市場直送の新鮮な魚を売りにする居酒屋のランチ。この店以外にもお初天神に立ち飲み店を開いているらしい。
ランチの基本は刺身定食(700円)。刺身はマグロ、サーモン、タイ、ハマチ、タコといったように5種類が、それぞれ2〜4切れずつ盛られており、ボリュームとしてはそこそこではあるが、どれも活かっていて脂が良く乗っていて美味い。定食には生卵が1個付くので、刺身だけでは余りそうな大ぶりのご飯も綺麗に平らげられる。
それ以外にも、火曜と木曜はにぎり寿司、水曜と金曜はちらし寿司の定食が用意されるが、両方800円と刺身より値段が高い割にそれほどボリュームが増えるわけじゃないのであまりお薦めできない。が、不定期で登場するうなぎ丼だけは別で、大盛りご飯に臭みの無い鰻が4切れも乗っかった食べ応えで700円は間違いなく格安である。
(10/09/05 更新)
住所:大阪府大阪市中央区久太郎町2-5-28 久太郎町恒和ビルB1 【MAP】
電話:06-6243-7227
本町にあるサンウェーブの大阪ショールームが入っている地下にある、小ざっぱりした居酒屋のランチ。メニューはとんかつや焼き魚定食の650円シリーズに、豚天やエビフライ定食の750円シリーズ、そして天ぷらと刺身が両方ついた1000円の和定食と揃っている。
例えば天ぷら定食は、15cmはある海老天が2本に大ぶりの野菜が4個と天つゆが付き、煮物を中心とした惣菜が3種類入った小鉢に漬物、味噌汁、ご飯と非常に盛りだくさん。カリッとクリスピーなから揚げや、ラグビーボール型にふんわりまとめられたミンチカツ、大ぶりのヒレ肉が3枚ついたヒレカツなど、どれも食べ応えは満点である。
おかずはもちろん、フライや唐揚げに付け合せられているポテトサラダも手作りで、まさに過不足無い正しい勤め人の昼ごはんという感じだ。夜は天ぷら中心のメニューが揃う居酒屋になる。
(11/04/28 更新)
堺筋本町駅の南東エリアにあるうどん店。店は目立たない作りだが、昼時には近隣の勤め人で毎日行列が出来る人気店だ。
うどん、そば、丼ものと一通りのメニューが揃っていて、麺類は400円台から、丼は600円からとごくごく普通のお店ではあるが、特筆すべきは定食のボリュームで、ごえ門定食は大人のこぶし大はあるかき揚げが載ったうどん(そば)に、から揚げと大きめの三角おにぎりが2個ついていて730円、同じ値段の日替わり定食だと、エビ天うどんにご飯、コロッケ、出し巻きという盛りだくさんぶりで、否が応でもガッツリランチになってしまう。どんぶりものも、人気のカレー丼(650円)なんかは底の深いどんぶりにダシが効いた牛肉たっぷりのルーが縁まで盛られる豪快さで、さらにミニうどんやそばまで付くのだから、単品でも十二分に満足である。
それでいて、うどんは熱いものでも芯にしっかりとしたコシがあっておいしいし、ダシは香りが十分で、塩気・甘味のバランスが取れていて万人受けする優等生だ。自慢のおにぎりは、通常の麺類にも1個150円、2個250円でプラスする事が出来、2個ついた定食から1個減らすと30円引きになる。
(11/04/28 更新)
香川の有名店「うどんバカ一代」と「純手打うどん・よしや」で修行された方が、本町の丼池筋にオープンしたセルフうどん店。表がガラス張りでコンクリート打ちっぱなしの小洒落たビルの一角に、木材とコンクリむき出しの立ち食い空間があるのが面白い。
メニューは、朝のみ提供のモーニングうごん、冷温があるかけうどん、ぶっかけうどん、しょうゆうどんが400円、まぜ玉うどんが450円、キツネのキュータローが500円、玉バターうどんとすだちひやひやが600円、豚肉入りうどんが650円で、小サイズが50円引き、大が100円アップ、天ぷら類が100円、小さめの可愛いおにぎりが1個50円、ちらし寿司といなり寿司が1皿100円となっている。
うどんは不揃いで武骨な太めの手切り麺で。水で締めた麺はそれほど伸びは無いものの、ゴチっとした歯ごたえと跳ね返すようなコシがあり、まぜ玉(釜玉)だとモチモチ、グミっとした食感に変化する。かけうどんは讃岐らしく純正イリコ出汁の淡麗な味で、ひやひや、ひやあつ、あつあつがそれぞれオーダー可。ぶっかけうどんは、多めの出汁に浸かった冷たい麺にすだちが添えられたスタイル。
サイドメニューはうどんを頼む前にセルフで取る方式で、あっさり上品ないなり寿司、ちらし寿司は鮭が入った豪華版でいずれも100円。同じく全品100円の天ぷらには、ブリっとしたゲソ天、大ぶりに切った野菜が甘いかき揚げ、大ぶりのモモ肉を使った鶏天、斜め1/4に切ったちくわ天、赤い海老天など豊富な品揃え。まぜ玉には「追い出汁」がもらえたり、珍しい空芯菜のかき揚げや、何とだし巻きの天ぷら、何故か六角形にカットされた肉厚のお揚げなど、そこここに意外なアイデアがあって楽しい。他にも牛肉やカレーという種物もあるが、ちと高めなお値段である。
(17/11/02 更新)
住所:大阪府大阪市中央区瓦町4-4-14 日宝ニュー本町ビル101 【MAP】
電話:06-4963-3557
営業時間:11:30-14:00 17:00-23:00(土曜はランチ無し)
定休日:日祝
瓦町を御堂筋から少し西へ入ったところにある、ガラス張りで明るい雰囲気の洋食店。
ランチは日替わりで2種類あり、1つはミンチカツやエビフライ、サーモンフライといった揚げ物、ポトフやシチュー、豚の角煮、鶏のから揚げ、ハンバーグなど様々なおかずが2品組み合わさった定食と、ハヤシライスやタコライス、牛すじ煮込みご飯のようなご飯物があり、どちらも700円というお値段。定食には、ポテトサラダにミックス野菜サラダ、小鉢1品、スープ、おかわり自由のご飯がついてサービス満点。
トマトの酸味とワインが効いたドミグラスソースや、フライにたっぷりかけられるタルタルソースはもちろん手作り。揚げ物は注文後に揚げられるのでアツアツ、パプリカやキュウリが入って彩りが楽しいサラダも、水気がしっかり切られていて客においしく食べてもらおうという心遣いが感じられて気持ちが良い。セロリなどの香味野菜が効いた手作りルーに、大きなヒレかつが2個も載ったカツカレーも満足至極である。
(11/08/30 更新)
2017年の10月に、最近は飲食激戦区となりつつある東横堀川界隈にオープンした、カウンターのみの焼肉店。メニューは鳥せせりの250円から、最高額は厚切り牛タンの590円とリーズナブルで、肉は小皿ポーションでの提供で、注文ごとに肉塊から切り出してくれるのでとても新鮮。
焼肉メニューの味付けは塩とタレを選ぶことが出来、精肉はすっきり辛口のもみダレ、ホルモンは甘めの味噌ダレにくぐらせて提供される。つけダレはあっさりした甘口で、コチュジャンとニンニクは頼めば出て来る。
厚切りタンは厚さが2cmぐらいはあり、上タンは手切りで厚みがあってプリプリ、上ハラミも分厚くジューシー、上カルビは美しい霜降りで脂がジュワッと、ハツはサクサクと歯切れ良く、ミノサンドも脂の甘みがたまらない。塩とごま油、ネギで和えられたレバーは生で食べられそうな鮮度、アカセンも新鮮でコリコリ。シャキシャキのセンマイ刺し身は量がたっぷりでごま油とチョジャンのタレが付いて来る。甘辛ダレをまとわせた薄切りの特大サーロインを卵にくぐらせて食べる「焼きしゃぶ」(980円)は、一瞬のうちに口の中で溶けてしまう。
サイドメニューは、キムチ類にスープ類、もやしナムルにライス。ドリンクは生中が390円、チューハイ、ハイボールが380円、焼酎が400円と今どきの店らしくお高め。
(18/09/14 更新)
地下鉄堺筋本町駅に直結した地下街、船場センタービル2号館地下2Fの「ジョイ船場50」にある、シュウマイで有名な中華料理店。難波にある本店はいつも観光客で溢れているが、船場店は地元客の支持が熱い。
店の看板メニューであるシュウマイ(5個330円)は、薄焼き卵で作った皮にフワッと柔らかい具が乗っかり、口の中で溶けていく美味しさ。半身をまるまる素揚げした若鶏の唐揚げ(お一人様用には手羽の唐揚げ)は外がカリッとクリスピーで、中はフワッと柔らかく絶品。メニューには大(1250円)と小(1150円)があるが、大が背骨がついた方に当たるそうだ。
その他にもメニューは充実、白菜、人参、筍、ピーマン、きくらげ、エビ、豚ひき肉がギッシリ詰まった春巻き(930円)は、シャキシャキパリッとした歯ごたえでビールが進む名品。鶏のレバーと砂ずり、玉ねぎを甘辛く炒めたボリューム満点の「きも照り」(510円)もビールには欠かせない。ふんわりした衣でたっぷりの小エビを揚げた海老天(510円)、柔らかい豚肉を揚げた豚天(510円)も期待を裏切らない旨さ。
皿うどん(650円)は極細の揚げ麺に海老とイカがたっぷり入った上品なあんかけがかかり、値段以上のクォリティ。焼豚(580円)は大きな豚バラ肉で脂身がトロトロで口の中で溶けていくよう。何故か定食に無くて単品飲みの豚しょうが焼き(720円)は、プリプリの豚肉がどっさりで食べごたえ満点である。
(21/11/29 更新)
本町にある繊維ビルの2Fにある、精肉店が営んでいる焼肉屋のランチ。
以前は焼肉定食が安くてお薦めだったのだが、今は和牛になったせいか800円に値上がりしてしまった。その代わり揚げ物メニューが充実するようになり、チキンカツの定食だとワンコイン、ロースとんかつやヒレかつ定食でも650円というリーズナブルなお値段。カツのサイズも大きく、ワンコインの小判トンカツでも立派に普通サイズと呼べる厚みと大きさである。個人的なお気に入りは豚キムチ定食。はっきりした味付けでご飯が進む。他にも日替わり定食やチゲ鍋、冷麺、ハンバーグ定食などが揃っている。
テーブル上には食べ放題の白菜のお新香、ショウガがあるので無料のご飯お代わりをワシワシ行こう。
(11/06/18 更新)
夜は1本100円+生ビール290円の安串カツの店だが、昼はカレー中心のランチをやっている。
そのカレーは得正やインデアンのような甘辛タイプのカレーでなかなかスパイシー。ご飯の量はそれほど多くないが、380円と言う値段なら十分納得のCPだ。チキンカツやとんかつ・ミンチカツ付きにするとそれぞれ150円と200円アップになってしまうが、サクッとした食感が嬉しい通し揚げなのであまり割高感は感じない。また、追加で串カツを添えることも可能。500円のソースカツ丼も意外にボリュームがあってお勧めだ。
(07/04/16 更新)
住所:大阪府大阪市中央区徳井町2-4-5 【MAP】
電話:06-6942-6416
マイドーム大阪前のオフィス街にひっそりと佇む、わびた家庭料理屋のランチ。
一律650円の定食は、定番の焼き魚と煮魚の他に、肉じゃが、オムそば、コロッケ、牛肉ポン酢、八宝菜などといったおふくろの味が日替わりで並ぶ。温めなおしのおかずは多いし、味や内容に奇をてらったところは全く無いが、カウンターの上に6種類ほど置いてあるものから2個選べる、日替わり惣菜の小鉢は全て手作りでボリュームがある上に、味噌汁の具には贅沢にもあさりが入っており、ご飯も1回だけお代わり可能なので満足度はなかなか高く、地味な店構えの割りに中高年の勤め人で賑わうのも頷ける内容だ。
(08/08/06 更新)
住所:大阪府大阪市中央区船場中央1-3-2 船場センタービル3号館B2 【MAP】
電話:06-6264-5684
船場センタービル3号館の地下食堂街、ジョイ船場50の中にある居酒屋のランチ。
CP的なイチオシは曜日ごとに変わるワンコインメニューで、月曜のカツ丼は大振りのお椀に大きなヒレかつが2枚、木曜の天丼はエビと魚、玉ねぎなどの天ぷらが4つ載っており、これに具沢山の豚汁、大ぶりの冷奴までつくというボリュームぶり。
その中でも一番人気は水曜の焼きさば寿司で、ホロホロと崩れる脂が乗った焼きサバ寿司が5貫にミニうどんorそばor豚汁が付く内容で、毎回店には行列が出来るほど。ただ、量的には他のどんぶり物と比べると少なめなので、100円アップの7貫にしてオーダーする人も多い。
それ以外にも、しらす丼やマグロ丼、生姜焼き定食といった680円のメニューもいくつかあるが、ボリュームはあるけどワンコインメニューほどのお得感は感じられないかな。
(11/08/19 更新)
魚の煮物や小鉢がついた日替わりの定食が700円に、にぎり寿司8貫で700円、12貫で880円、ちらし寿司が600円、他には鉄火丼や海鮮丼、鰻丼、上にぎりといったバリエーションがあり、それぞれにミニうどんが100円で付けられるという、心斎橋などでよくあるパターンのランチを出す寿司店。
「じねん」とか「だいみょう」といった格安系の店に比べると値段は高いが、その分ネタは分厚く脂が良く載っているものもあったりして、シャリの大きさも割りと大ぶり、しかも8貫とは言いながらも太巻きが1つ付いていて実質的には10貫相当のボリュームがあるので、男性ならうどんを付ければそこそこ満足出来ると思う。さらにボリューム的にお薦めなのはちらし寿司で、握りを入れるような寿司桶の底がほとんど見えないぐらいに酢飯が敷き詰められていて、うどんの必要性を感じないぐらいだ。
魚の煮物や焼き物に加え、一品・小鉢・漬物・味噌汁・お代わり自由のご飯がついた日替わり定食は、魚は大ぶりな上に汁物はあさりなどが具沢山、ご飯は大盛り・お代わり自由とかなりお得で、日によっては12時前までに売切れてしまったりするので注意のこと。
(10/07/13 更新)
他にも北新地や肥後橋に店を持っているローカル立ち飲みチェーンのランチ。基本室内の設備が立ち飲み用なので、椅子が高めのパイプ椅子でちょっとご飯を食べるには落ち着かない感じ。
ランチメニューは、エビフライと焼き鳥丼、豚ヒレカツの定食がそれぞれ600円で、豚ロースカツと鶏の唐揚が650円、マグロ中落ち丼が700円という品揃えで、ご飯は同じ値段で小・中・大の3サイズが指定でき、さらにはエビフライ&唐揚げなどコンビメニューの指定も可能になっている。
料理は、メインのおかずにキャベツオンリーの付け合せ、ライス、味噌汁、取り放題の壺漬けやドレッシング、マヨネーズとシンプルかつ質実剛健。鶏の唐揚は皿にてんこ盛りだけど、ロースカツは肉厚ではあるけどサイズは並と、ボリュームの満足度にややバラつきはある感じ。でも、揚げ物は通し揚げだし肉質も比較的しっかりしていて安心感がある。
(12/06/07 更新)
住所:大阪府大阪市中央区瓦町2-3-14 【MAP】
電話:06-6201-3937
堺筋本町のビジネス街にひっそりと埋もれるように佇んでいる小さな喫茶店のランチ。
定食は日替わりで、豚ヒレカツやビーフカツ、ミンチカツ、白身魚のフライなどから2種類がラインナップされ、2つをミックスする事も出来て値段は650円均一とこの界隈では標準的なお値段。しかしボリュームは相当なもので、通し揚げでアツアツのフライ物は、どれも名刺より一回り以上大きなブツがドサドサと乗っかり、付け合わせのスパゲティサラダもてんこ盛りで、少食の人ではとても食べきれないほど。白身魚とエビフライには自家製のタルタルソースがたっぷりかけられ、甘口と辛口のとんかつソース、ドレッシングがテーブルに置かれていて万全の体制。
他にはピラフ系のメニューが用意されており、一番ゴージャスなインディアンオムライス(650円)は、カレー粉をガッツリ効かせたドライカレーを卵で包み、ケチャップとマヨネーズをかけた濃ゆ〜い一品。もちろん、オムライスやピラフといった定番メニューもあって、
(12/08/31 更新)
西中島で高い人気を誇っている立ち飲み店の2号店。場所は地下鉄堺筋本町駅の2号出口をすぐ北に行ったところで、カントリー調のオープンな雰囲気で女性も入りやすい。ほとんどのメニューが290円と390円という値段で、コスト割れの目玉商品で誘い、野菜メニューやドリンクで儲けのバランスを取る戦略が垣間見える。
その目玉の筆頭が「大満足のビフテキ」で、390円という値段で150gはある赤身ステーキがいただけるのはやはり嬉しいもの。少し臭みはあるがたっぷりの鶏肝造り、コリコリのミノ差し、ネットリとした食感のチレ差し、大人の手のひらサイズで分厚いチキン南蛮も390円という大盤振る舞い。120円の炙りシメサバ、たった5円の鳥スープも是非ものである。
定番メニューの他には、肉肉しい手作りのミンチカツが290円、350円の納豆オムレツは巨大で、肉吸いは豚肉がたっぷり。惣菜類も牛スジの赤ワイン煮込み、ナスとししとうの煮浸し、魚の南蛮漬け、韓国風モツ煮込みなどなど、バリエーション豊富で飽きることがない。
ただドリンクは、種類は豊富だが地酒だと450円から、生ビールや黒ビールは390円だけど器も小さめで、フードに比べると全体的に高めな感じ。夜7時までに入店すれば、マジックアワーと称したアテ3品と1ドリンクで500円になるサービスメニューがあるので、それを利用したい。
(17/12/15 更新)
堺筋のちょうど東側に隣接している、船場センタービル4号館のB2にあるカウンターのみのうどん屋。店は新しくて綺麗なので、この手の店にしては珍しく、年配の女性客も少なくない。
かけうどんは220円、天かす入りのハイカラうどんが240円、きつねやわかめ、昆布といった標準的な種物が290円と立ち食い並みのお値段。他にはカレーうどんや肉うどん、ざるうどんなんかも揃っている。その中でも一押し一番人気は天ぷらうどん(390円)で、値段は390円と立ち食い価格からはかなり高めだが、何しろどんぶりの端から端まで届く大きな海老天に、海苔と青じその天ぷらまで乗っており、これが北浜あたりの瀟洒なうどん店で出てきたら700円は取られそうな豪華さである。ダシには多少調味料のアシストは感じるが、あっさりと甘めの上品な感じで悪くない。肉うどんも柔らかい肉と玉ねぎがたっぷりで、こちらも410円と言う価格以上の満足感に浸れる事請け合い。ただ、うどんにしてもそばにしても、大阪式の茹で置きタイプなので、麺にはあまり期待はしないほうが良い。
あと、この店のもう一つの美点はおにぎりが大きくて安い事で、1個80円が2個だと150円になり、うどんとおにぎり2個も食べると腹いっぱいになれる。さらにカウンターには取り放題の漬物まで置いてあるので、おにぎり好きには涙物のサービスだと言える。
(10/04/13 更新)
メリハリの利いた味付けとボリュームが売りの大衆中華料理店。閑散とした船場センタービル10号館の地下の中で、ここだけが昼に客で満杯になっている。
定食やチャンポンなど、どのメニューもボリューム満点だが、中でもお薦めなのが皿うどんと天津飯(どちらも620円)だ。皿うどんは直径30cm以上はある横長の皿に揚げ麺とあんかけの具がたんまりと盛られ、天津飯はラーメン用の丼でどんと出てきて圧倒される。シンプルな醤油味のラーメン(500円)もなかなかうまくてあなどれない。さらに単品は追加料金でミニチャーハンを付ける事も可能。4号館の地下にも同名の店があるが、別経営なのかメニューも値段も全く違うのが不思議。
(05/09/06 更新)
住所:大阪府大阪市中央区南本町3-3-23 インペリアル船場2F 【MAP】
電話:06-6245-2628
焼肉まるしまや船場カリーといったB旧グルメファンにはお馴染みのテナントが入っているインペリアル船場にある、元喫茶店の居抜きと思われる中華料理店。喫茶店然とした狭い厨房を物ともせず、中華鍋が盛大に振るわれていて、思わず火事の心配をしてしまう。
ランチタイムは、パラリとしたハム入り炒飯や、塩味のあっさり天津飯、大陸風にニンニクが入らない肉々しい餃子定食が500円、豆板醤入りの野菜たっぷりちゃんぽんや、クリスピーなモモ肉のから揚げ、酢豚、青椒肉絲といった定食でも600円台とリーズナブルで、回鍋肉なんかは茹で豚を分厚く切ったものを使った現地仕様でボリューム満点。定食に付け合せなどは無く、おかずとライスとスープだけの直球勝負で潔い。
炒め物などは甜麺醤が多く使われていて濃そうな見た目だけど、意外と調味料少なめでシンプル。味にそれほど奥深みというものはないが、北京の下町にある安食堂で食べているような気安さが楽しい。夜は炒三鮮やハチノス炒めなど、中国東北地方のテイストを感じるメニューが並ぶ。
(11/09/29 更新)
古いビルの地下にあって外の目印は店名が書かれた地味な看板のみと非常に分かりにくい店ながら、昼食時にはサラリーマンの行列が出来る人気店。
具はビーフなどもあるが、客のほとんどはチューリップチキンやウインナーなど、素揚げされたトッピングを載せたカレーを注文している。常連は「チキン1本」(チキンのから揚げとウインナー1本)などといった符牒を駆使して注文している。まずは具を注文し、揚げ上がったらカレーの辛さ(マイルド・辛口)を指定するというルールになっている。味はどこか飛びぬけて素晴らしいというわけではないが、揚げ物とスパイスが不思議とジャンキーな統一感を見せていてうまい。チキンカレー650円より。
追記:長年お馴染みだった、表の扉が自力で閉まらない地下の店から、向かいのビルの2Fに引越し。息子さんの店と合体して夜は中華居酒屋の営業になるそうだ。
(10/03/25 更新)
同じ船場センタービルにある、「うまいそば」を出す大名そばと同系列のお店。と言うか、この船場センタービル2・3号館の中には4軒も「大名〜」と名付けられた店があり、それでいて各店で同じようなメニューでも値段や内容が微妙に違うのが謎。
この本店と東店は居酒屋だが、ランチタイムにはうどんや丼もの、定食が出される店になる。その中でもB級的にお薦めなのは、本店の小えびかき揚げ丼やカツ丼、カツカレー丼までもがオール500円均一の丼シリーズで、メリハリの利いた下町的丼ツユ+たっぷりのご飯+大ぶりのワカメ味噌汁のコンビネーションが、腹減リーマンの琴線をくすぐってくれる。カツカレー丼もツユの甘辛さが立ったルーがかけられクセになる味わいだ。
そして東店には、かき揚げうどんと大ぶりのおにぎり2個または稲荷寿司3個がセットになったうどん定食や、たっぷりの野菜の煮物に2個の小鉢、味噌汁がついた和定食、煮物の代わりにコロッケ3個がついたコロッケ定食があり、どれもワンコインながらボリュームいっぱいで食べ応え十分だ。
(07/07/10 更新)
西中島にある「一番どり」という焼鳥屋の姉妹店。
ランチタイムの看板は本店同様にテンカラ定食(800円)で、10個のから揚げから来たと言われるネーミングをさらに上回り、さっぱりした胸肉の竜田揚げ風肉隗が20個近くも盛られる凄まじいボリュームだ。もっとも、ここまでの量になるとさすがに食べ飽きて最後は罰ゲームの気分になってしまうので、それぞれ100円ずつ安くなる中盛や小盛にしたり、これももれなく8個のから揚げが付いて来るチキン南蛮や味噌カツ、日替わり定食にしたりするほうが賢明だ(笑)。ご飯のお代わりは可能だが、食べ残すと100円払うルールになっているので注意の事。
(07/01/09 更新)
船場センタービル3号館の地下飲食店街の中にある、いわゆるハンバーガーショップ。と言っても、今流行りの佐世保風などではなく、ハンバーガーやフィッシュバーガー、エビバーガーにポテトフライと、マクドナルドなどのチェーンと何ら変わらぬ品揃えだったりする。
ハンバーガーは、いかにも冷凍品という感じで下手をすると100円ショップに売っているものと変わらないような感じではあるが、フィッシュバーガーやエビバーガーは、冷凍だろうが肉厚で揚げたてのフライに、たっぷりのシャキシャキしたレタスの食感が合わさってなかなか魅力的。半月型のポテトフライもボリューム十分で、コーヒーとセットで500円台というのは、妙に料金の極端化が進んでいるマクドナルドで食べるよりはよっぽど価値がある。
店は朝から営業していて、バーガー類とドリンクがセットになったモーニングメニューがあり、300円そこそことさらにリーズナブルに楽しめる。
(12/07/06 更新)
住所:大阪府大阪市中央区安土町1-4-5 大阪屋本町ビル1F 【MAP】
電話:06-6268-8177
堺筋本町の隠れた(?)グルメスポットである、大阪屋本町ビルで営業している、安くて早いのが取り柄のカツ丼・カレーショップ。
メニューは、ベースのカツ丼(600円)やビーフカレー(500円)をベースに、チーズ、ソース、おろしといったカツ丼のバリエーション、カレーにはコロッケ、から揚げ、カツ、野菜といったトッピングが数多く並んでおり、ランチタイム以外に注文できる定食なんかもいろいろと揃っている。紅しょうが、福神漬、七味唐辛子、山椒などの卓上アイテムも豊富だ。
カツの肉は分厚いけど肉質は御世辞にもいいとは言えないし、カレーは業務用バリバリで、通常値段ではそれほどコストパフォーマンスが凄いとは言えないが、日替わりで650円の上カツ丼やカツカレー、カツ玉定食がワンコインになったり、11時半までに入店すると、カレーとカツ丼が120円引きになったりするサービスがある。しかも日時限定だけではなくて、店内には100円引きのクーポンが山積みされており、500円以上頼んだ客にはもれなく赤だしや生卵のサービス券が渡されるなど、実質的にほとんどの品がワンコインそこそこで食べられるようになっているのが嬉しい点だ。
(11/01/25 更新)
2011年7月にオープンしたラーメン店。ここには以前ローカルチェーンのカレー屋があったが、あっという間に潰れて居抜きで入った様子。メニューは、ネギまみれ680円と、海老730円の塩ラーメン2種類と、780円の醤油ラーメン。塩の2品にスープの違いはなく、海老のほうはプリッとした小エビが入ったワンタンが載っている違いのようだ。
塩ラーメンのスープは魚介を感じる鶏がら主体のタイプだが、エグ味や雑味、調味料のしつこさが無くてあっさり滋味深い。麺は細めのストレートで、低加水でスープとの絡みは良好。チャーシューは長めのバラ肉が1枚のみだが、肉質が吟味されていておいしい。半分に切られた半熟玉子も味付きではないが黄身の味が濃く、非常に丁寧な仕事ぶりである。醤油ラーメンには、こってりと甘辛く煮込まれた軟骨がド〜ンと1本入っており、ご飯とセットでワシワシ必須である。
ランチタイムはライスが無料、卵かけご飯なら50円と、それぞれ通常価格より150円引きでサービスされる。また、13時からの限定で、醤油ラーメンに揚げニンニク、刻み生ニンニク、ニラが加わった裏麺道(888円)がメニューに加わる。
(11/07/20 更新)
本町橋にあるオフィスビルの食堂街に入っている、カウンターのみの小ぢんまりとしたラーメン店。
店構えからすると意外にもメニューは豊富で、スープは清湯系の「金」、野菜と白湯がブレンドされた「白」、白から野菜成分が2倍になったベジポタ系「コテ白」の3種類がベースに、それぞれ塩・醤油のタレを組み合わせることが出来、それとは別に味噌と辛味噌、チャンポンに担々麺が用意されている。
一番人気のコテ白は、もったりした舌触りながらも鶏のコクと野菜のまろやかさが印象的で、分厚い炙り焼きチャーシューも食べごたえ満点。金醤油はあっさりながらも醤油のキレと香味油のバランスが良く、味噌ラーメンは札幌風に玉ねぎの甘味と濃厚さが際立っており、チャンポンも大ぶりなエビやイカがたっぷり入っていて、どの品を選んでも外れがない。ただし、麺は中太の縮れ麺でそれほど特徴はないかな。
あとサイドメニューで外せないのが、マスターが軽快な鍋さばきで作ってくれるチャーハンで、フワパラのご飯にたっぷりのネギと細切れチャーシューが合わさって絶品。単品ラーメンが650円以上なので、半チャーハンセットになると850円オーバーになってしまうが、是非とも頼みたい逸品である。なお、厨房施設の関係で一度に沢山は麺が茹でられない模様で、場合によっては結構待たされる事があるので注意。
(12/09/14 更新)
住所:大阪府大阪市中央区備後町1-6-6 ナシモトビル1F 【MAP】
電話:06-6232-1129
本町のオフィス街にあるビルの地下にある店。1Fの紀伊国屋書店が目印である。
肉質に定評のある三元豚を使用してじっくり揚げられたロースとんかつは、カツのたっぷりした大きさの割に驚くほど柔らかくてジューシーだ。それにお新香とだしの香り高い味噌汁、そして食べ放題のご飯がついたロースカツ定食は1200円と安くは無いが、東京で食べると確実に2000円近くする内容だけにCPは悪くない。定食はソースとおろし、味噌味のタイプが選べる。カツ丼も絶品。懐が寂しい時はミンチカツ定食1000円、チキンカツ定食800円を選ぼう。
追記:以前の場所から移転したのでデータ更新。
(10/06/14 更新)
南船場エリアのランチ激戦区の中でも、とりわけ女性陣の人気が高いカウンターのみの天ぷら屋。
ランチの一番人気は「天丼」(630円)で、全て通し揚げの海老2本、いんげん、海苔、かぼちゃなどが載っており、漬物2種に赤出汁まで付くハイコストパフォーマンスな内容。天つゆはあっさり甘めだが塩加減が程よく、ふんわりした衣と良く合っていてサクサクと食べられる。ご飯のボリュームは一般的な天丼と同レベルだが、80円増しの大盛りにするとご飯が倍量になってガッツリ派にも不満は無く、天丼だけの評価なら十分CPにB+が付けられる出来。天ぷらに加えて煮魚または出し巻き、小鉢、赤出汁、そしてかやくご飯(白ご飯可)が付く天ぷら定食は950円と結構なお値段だが、ご飯はお代わり自由だし、どれも調味料を感じさせない丁寧な仕事ぶりで満足度はかなりのもの。ただ、カウンターには何も置いてないので、欲を言えば山椒や七味、醤油、取り放題の漬物があるともっと嬉しいのだが。
他には天丼に加えて巨大な穴子天が載った特製天丼(1050円)や、天ぷらに刺身などの小鉢や茶碗蒸しなどがずらりとついた、おば様方に人気の高いあしべ弁当(1050円)なども揃っている。
(10/03/30 更新)
昆布・鰹節などの乾物を扱う問屋、「山長商店」が堺筋本町にオープンさせた、小さな讃岐風うどんの店。席はカウンターのみだが、黒を貴重とした内装や凝った小物にセンスが感じられ、女性客の姿が非常に多い。一応19時まで営業しているが、1日100玉しか作らないので売り切れると閉店になってしまうそうだ。
メニューはぶっかけや生醤油が550円で、山菜、とろろ、きつねうどんといった軽い種物が580円で、巨大な鶏の天ぷらが3個と舞茸天が載った鶏天うどんが680円、海老天が2本に舞茸天の天ぷらうどんが780円、そして内容は日替わりでうどんと小さめのご飯物がセットになった650円の定食というラインナップ。ほとんどのうどんは温かいうどんと冷たいぶっかけタイプを選ぶ事ができ、大盛りは100円アップ。
ダシはさすがに乾物問屋が経営しているだけあって素晴らしく、酸味がガツンと出るまで濃く煮出していながら雑味は一切感じられず、塩気や甘味の付加も控えめで、ダシ素材の質の高さが伺える出来。日替わりで食べたそぼろご飯のそぼろにも、ダシのふくよかな旨みが良く効いているのが分かった。そして麺のほうは、もう少し最後のコシと伸びが欲しいかな、とは思うがエッジもねじれも綺麗に揃っていて非常にレベルが高い麺。大きな鶏天や海老天にも上質の材料がおごられていて、お揚げは丼を覆うサイズ、七味は名店「やまつ辻田」製と抜かりが無く、ボリュームが普通な割りに値段は高めだがそれでも納得できる質がある。
(10/02/09 更新)
初めて訪れたら、絶対に一度は前を通り過ぎると断言できる、間口がたった1.5mほどしか無い、席数も7席+ハシゴで登る2階席(夜のみ)のみという小さな小さな洋食店。ランチのメニューはハンバーグがメインで、お代わり自由のご飯とスープが付いた、ノーマルの和風ハンバーグ(170g780円)からBigハンバーグ全部乗せ(230g1170円)まで、西洋ワサビや目玉焼き、チーズ、ベーコンといったバリエーションがあり、あとは950円の国産牛ステーキや、ステーキ&ハンバーグというラインナップ。
店の表にある鉄板でじっくりと蒸し焼きにされる、断面が2cmはある肉厚のハンバーグは、表面がカリッとクリスピーに仕上がり、ジューシーな肉のコクと玉ねぎの甘さに和風ソースが良く合っていて、どんどんとご飯が消えていくおいしさ。厚切りのベーコンも塩と脂が効いていてアクセントとして絶好の働き。野菜はもやしとサニーレタス、貝割れが添えられているが、鉄板に当たっている部分以外はもやしが冷めていてちょっと残念。ワサビ醤油と藻塩が添えられるステーキは、日によっては国産牛ではなくて和牛(150円アップ)になる時があり、和牛ならではの脂の乗りと柔らかさは絶品である。
面白いのは、持ち帰りにすると店で食べるよりも150円安くなる点で、席数の少なさを持ち帰りでカバーする店の思惑がはっきり感じられるシステムだ。また、数量限定で550円のサービスハンバーグ弁当もあり、こちらはほとんどが電話予約の分だけで売切れてしまう人気になっている。なお、夜はおまかせコース料理(3000円〜)がメインの営業になる。
(10/10/27 更新)
住所:大阪府大阪市中央区南本町1-2-7 第一マヤビル1F 【MAP】
電話:06-6266-5678
営業時間:11:00-14:30 17:00-22:00
アクセス:地下鉄堺筋本町2番出口を東へ行った北側
大阪の繊維問屋街である本町界隈には歴史的にインド料理店が多いが、その中でもお薦めの店。ランチは880円ででっかいナンとカレー3種、サラダがついている。カレーは北インド的なクリームが入った優しい味わいで丁寧な作りが感じられる。辛いのが好きな人は辛口をオーダーしよう。もちろん夜もやっているが、日曜だとセット料理が半額になるサービスあり。さらに月一回だけランチがワンコインで食べられるサービスデーがある。
(2004年以前のデータ)
九条と弁天町に店舗を持つ「いずみカリー」が、カレー激戦区である堺筋本町に殴りこみをかけた。ベースのビーフカレーは550円で、そこにうずら卵からチキンカツ、牛テール、牛タン、330gあるというメガバーグといった非常に豊富なトッピングと、サラダやデザート、シェイク・ラッシー・チャイなんかもあるドリンクを組み合わせるシステム。
カレールーは、牛肉と玉ねぎのコクとケチャップ系の甘酸っぱさ、多めのカレー粉とチリペッパーのスパイシー感が合わさった、濃厚というよりは「濃い」味付けで、ハヤシライス系の味が好きな人には受けそうな感じ。とは言え、この店のハヤシライス自体はたっぷりの玉ねぎが入ったシャバシャバタイプなのがどうにも不思議。カレーは辛口にするとエグ味を感じたので、単純にチリの量を増やして辛くしている様子。
揚げ物は通し揚げ、オムレツやハンバーグは注文後からの調理と丁寧さが感じられ、トッピングのボリュームは全体的に多めだが、エビフライカレーが980円、牛タンやテールカレーになると1500円とメニューによってはかなりの高額になるし、らっきょうやサラダ、ご飯やルーの大盛りが別料金なのはコストパフォーマンス的に残念なところ。ただ、ランチタイムは日替わりカレーとサラダがついて安くなるセットがあるので、そちらを有効利用したい。
追記:北久宝寺町に移転したのでデータを変更。
(10/08/19 更新)
今や大阪市内を中心に多数の店舗を展開しつつあるカレーチェーンの本店。今は支店が増えたせいでマシになったが、ここにしか店がなかった当時は常に行列が出来ていた。
イカスミが入った真っ黒のカレーは、ぼってりとした大阪風の甘辛ルーだが、食べてみるとそれほど重さは感じられず旨みが際立っていて万人に受けるおいしさだ。船場カレーと言えば「すじネギカレー」が代名詞だが、しっかりした歯ごたえのスジ肉と、シャキシャキした白ネギのアクセントは面白いが、950円という値段に見合うかと言えば個人的にはかなり微妙なところ。
CP的にお薦めなのはノーマルのビーフカレーで、ルーはたっぷりだしご飯はノーマルでも結構ボリュームがある上に、ちょい盛りは無料(大盛りは100円アップ)、そして福神漬とラッキョウが取り放題で600円という値段はCP的には十分な合格点。トンカツも薄手ではあるけど100円アップならお値打ちと言えるだろう。
(11/07/12 更新)
地下鉄堺筋本町駅の続きにある船場センタービル2号館地下の食道街にある一軒。
ランチタイムにごった返す客のほとんどが頼む「うまいそば」750円は、日本そば版の「ラーメン店のつけ麺」と呼ぶべき一品で、大き目の丼にネギや海苔、かまぼこ、スルメの天ぷらと共に盛られたそばを、天カスが入ったつけダシで食べる珍しいスタイル。もちろん味もざるそばというよりつけ麺的で、山芋が練り込まれたもっちりとした食感のそばに濃厚な甘辛ダシと天ぷらの油がよくマッチして、日本そばでありながら「これぞB級!」と叫びたくなるようなインパクトがある。普通盛りでもなかなかボリュームがあるが、これで足らない人は大きなラーメン鉢で出される大盛り(100円アップ)を頼むか、おにぎりを追加で頼もう。平日は12時半までに入れば100円引きの札を貰えるサービスがある。
CPの点数は割引券込みの評価で、ランチタイム以外で食べるなら評価はもう半ランク下がるかな。
(05/04/05 更新)
堺筋本町駅の北東側にある、セルフのうどん店。かけうどんは250円、月見やきざみといった種物が300円からという、立ち食い系よりはわずかに高めの価格帯。
店の見た目やスタッフの面子はチェーンっぽい感じではあるが(実際は個人店)、うどんの中身はなかなかしっかりしており、麺は冷凍で量は少なめだがタピオカでんぷん臭さは比較的抑えられており、適度なコシとモチモチ感がある。そばのほうはうどんに比べると普通の立ち食いレベルという感じ。ダシのほうは変に甘味や調味料に頼っておらず、きちんと旨みが出ていてこの値段にしてはかなりのレベルだが、これまた量が少ないのが残念。夏場にはぶっかけ(350円より)も登場し、ダシの甘辛度合いが適切でこちらもなかなかいける。
天ぷらやおにぎりは100円からあり、これらは自分でトレーに加えていくセルフ方式。トッピングの中でお勧めなのは、揚げを1枚使ったきつね(80円)と、ごぼうとニンジン・竹輪・イカ・三つ葉が入っている野菜のかき揚げ(150円)で、かき揚げのシャキシャキとした食感と三つ葉の香ばしさがなかなか絶妙。夜は通し揚げの天ぷらや一品料理が楽しめる居酒屋的な営業になるそうだ。
(09/08/11 更新)
大阪のオフィス街には、麺類でもどんぶりでも定食でも何でも揃ううどん店が数多くあるが、ここまで品数が多い店はここの他には無いだろう。
何しろメニューをざっと眺めるだけでも50種類以上は軽くあり、季節によってはさらにカキうどんやチゲ鍋、味噌煮込みうどん、ちゃんこ鍋にすき焼きまで揃うのだから物凄い。うどんは基本的に茹で置きで伸びは物足りないが、心斎橋の総本家浪花そば直伝の二八そばは、コシも香りもかなりの高レベルで、ざるそばだけなら1ランク上の評価が付けられる逸品だ。ダシは若干調味料の存在は感じるが、香り自体は悪くない。どんぶり物も、ご飯は少なめだが玉子たっぷりのふわふわ感が楽しめる。
単品こそ値段は張るが、きつね・月見うどんなどにふりかけご飯がついたAセットは420円、冷たいぶっかけうどんにから揚げ3個とご飯がついたBセットは525円、そして定食類が一律で700円になる日替わり定食があり、時には通常1200円を超える天丼+ざるうどんのセットがその値段になったりする。夜も中ビン+から揚げなど4品の中から1品、小鉢、ミニうどんがついたセットが1000円であり、さらには勘定の時には定食が100円引きになる割引券がもらえてしまうなど、各種の割引サービスを利用すればCPはもっと高くなる。
(10/06/08 更新)
住所:大阪府大阪市中央区淡路町1-4-11 【MAP】
電話:06-6231-7055
堺筋本町〜北浜エリアにあるいかにも町場なうどん店。落ち着いた雰囲気の店内には2階もあって結構キャパシティが広い。
うどんはいわゆる腰のない大阪のおうどん。ダシはカツオが程よく香り、洗練されてないが素朴で力強い味わいが好感を持てる。濃い目に味付けられた分厚いお揚げが載ったきつね、豚と野菜にショウガを効かせた豚菜うどんなど、具にも一捻りあって楽しい。カツ丼や親子丼などの丼ものは、たっぷりの卵がフワフワにとじられ、甘みに頼ってない香ばしいツユが効いている。他にも、ダシが効いた大きなだし巻きや、肉じゃががメインの定食類も揃っていて内容は豊富。
全体的にボリュームはやや少なめだし、木の葉丼には三つ葉が入ってなくてほとんどかまぼこ丼だったり、卓上に置いてあるのが一味と山椒のみというガッカリな点もあるが、100円プラスで麺類には小鉢とかやくご飯、丼類にはミニうどんorそばが付いて来るサービスや、追加のおにぎりも1個70円と安く、CP的には十分合格点を挙げられるお店である。
(12/02/17 更新)
カレー店の「辛来飯」が安土町に統合される前、息子さんがやっていた支店の跡地に出来た2010年7月オープンのラーメン店。
普通のラーメンは何と1杯290円と言う値段で、ラーメンに小ライス、キムチや高菜などの漬物がついたセットが380円、船場丼と名付けられたチャーシューとタケノコが載った丼とのセットでも470円と言う超激安。さすがにこの値段だと、スープはいかにも業務用だし麺はヘナヘナした安物だけれど、大きく厚めのモモ肉チャーシューが1枚と、味玉半分、きくらげが乗っているゴージャスさで、行楽地やサービスエリアなんかだとラーメンがこれ以下の内容で600〜700円したりする事を考えれば、十分納得できる価値がある。ラーメン店にはCPの評価はつけてないが、味はともかくこの店の安さならB+の評価はあると思う。
他にも味噌やピリ辛、カレーラーメンといったバリエーションが100円アップでいただく事が出来るが、どれも予想通りの味であまり驚きは無く、きくらげの代わりにもやしが載ったりするだけなので、お得度ではノーマル+ライスセットの380円がベストだろう。卓上のオプションとしては、コショウと紅しょうが、七味が置いてある。
(10/09/28 更新)
住所:大阪府大阪市中央区瓦町3-6-11 【MAP】
電話:06-6231-6020
営業時間:8:00-18:00 土曜8:00-13:00
定休日:日祝
アクセス:地下鉄本町駅1番出口出て御堂筋を北へ、新生銀行の角を東へすぐ
創業80年以上を誇る老舗の喫茶店。木目を生かした落ち着いた店内の奥には年代物の掛時計があり、船場の生き証人であるこの店の歴史を主張している。
コーヒー(300円)は深く煎られた大阪伝統のタイプで、あっさりさっくりのこれまた昔から変わらぬドーナツ(120円)と絶妙の相性を見せる。
(2004年以前のデータ)