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千林商店街から南へ伸びる森小路京かい道商店街沿いに佇む、創業50年を超えるお好み焼きの老舗。土曜日の営業中は地元のお客さんで5卓のテーブルが常時満席の人気で、開店20分前には並んでおくのがベター。
一品料理はメニューに無く、粉モンオンリーの潔さ。お好み焼きは豚玉が700円からで、豚、イカ、エビ、牡蠣(冬季のみ)のオプションがあり、モダン焼き、ネギ焼きは100円アップ。焼きそばはイカと豚が入って650円と激安。アルコールはビールのみで、大瓶が650円。卓上には青のり、花がつお、一味唐辛子があって自由に使用可能。
お好み焼きは、ワンオペの女将さんが各テーブルの鉄板でスプーンで空気をしっかり含ませてから焼いてくれる。サイズは直径20cm以上でボリューム満点。山芋が入った生地は強めの火で香ばしく焼かれ、外側サクサク、中はふんわり、出汁の旨味と粗みじん切りにされたキャベツの甘みのバランスが見事。表面には豚バラ肉が隙間なく敷きつめられ、イカは身の部分が使われ厚みがあり、エビは大きくプリプリ。
ねぎ焼きは、青ネギのトロリとした食感と熱した香りがプラス、醤油とマヨネーズをかけると違った味わいでビールが進む。焼きそばは豚とイカ、キャベツが具で、そばもごく普通でありきたりだけど焼き加減とソースのバランスが良くてストレートに美味しい。モダンはしっかり目に焼かれたそばが半玉ほど入り、ザクッとした歯ごたえが増して食べごたえがさらにアップする。
(24/08/16 更新)
東西に長い鶴見橋商店街の中程、なにわ筋との交差点を少し東に入ったところにある、居酒屋のような白いのれんが貫禄を感じさせるお好み焼き屋。メニューはお好み焼き、焼きそば、モダン焼き、イカ塩焼きぐらいで単品料理がほとんど無いシンプルな品揃え。
お好み焼き、焼きそばともに豚入りが410円からと非常にリーズナブルで、楕円形に焼かれたお好み焼きには細かく刻まれたキャベツと空気を含んだ生地がふわっとした上品な口当たりを形作っている。焼きそばは細身の麺でしっとり焼かれ、食べ初めのトロトロ感と鉄板で焼かれるうちにパリパリになる食感のコントラストが楽しい。具のお勧めはイカで、厚さ1cm以上はある大きな切り身がゴロゴロ。エビは小エビだけどたっぷり入っていて嬉しい。焼きそばには「ロール」と呼ぶ薄焼き卵で巻いてくれるオプションがある。
そして隠れた名物が、11月から3月の冬場にかけて提供される牡蠣入りメニュー(カキ玉650円〜)。カキ入り豚玉やカキ入りデラックス焼きなど、通年の全ての品に牡蠣をプラスしたメニューがコピーのように隣に並ぶのを見ても、お店の力の入れようが分かる。その牡蠣はお好み焼き1枚に6粒ほど入っており、ふっくらプリプリでもちろん美味しい。
(15/02/06 更新)
住所:大阪府大阪市都島区大東町2-20-19 【MAP】
電話:06-6922-8989
営業時間:12:00-14:00 17:00-21:00 日祝12:00-20:00
定休日:木曜、第3・5水曜
JRおおさか東線の城北公園駅から北西に200mほど、住宅街の中にぽつんとあるご夫婦で営まれているお好み焼き店。店内はカウンターが3席、あとはテーブル席となっている。
とにかく値段の安さとボリュームは特筆すべきで、例えば豚平焼きは、大量の豚肉を確実に2個はある卵で巻いた巨大なもので、トマトのチーズ焼きはトロトロのチーズが大量、大皿いっぱいに盛られて出てくる豚キムチは、量が中華料理屋の一品並みはある。550円のトンテキは厚みが2cmはある豚ロースで本職顔負けの逸品。お焼きのような巨大つくね(2個350円)は、甘辛タレと溶き卵のコンビネーションがたまらない。冬場は特製の味噌ダレがかかったおでんもある。
もちろんコナモンもアテに負けず、大量のキャベツを鉄板いっぱいに広げて炒められる焼きそばは、イカや豚の具もたっぷり、軽く1.5人前はある食べごたえ。味付けはソース味、味噌醤油味、塩ダレを選ぶことが出来、野菜が多いせいかさっぱりといただける。
お好み焼きは、フワッフワで厚みが3cmぐらいはあり、卵と山芋が入った少量の生地だけで丁寧に形を整えて焼き上げられる。豚バラ肉は厚みがありサクサクとした歯ごたえに焼かれ、イカは肉厚、エビもプリプリで大きい。豚玉で550円、醤油味も選べる、牛スジ肉がゴロゴロ入った「ねぎスジコン」が750円、豚・イカ・海老・貝柱が入った「猫丸ミックス」でも850円、大ぶりの牡蠣がゴロゴロ入った牡蠣玉(1月のみ)で950円という安さ。少し広島風に焼かれた「おのみち焼き」は、イカ天、砂ずり、豚、そばが入ってボリューム満点だ。
(20/03/19 更新)
門真市役所の北東側、閑静な住宅街にひっそりと埋もれているお好み焼き屋。外見からするといかにもひなびたお好み焼きが出てきそうだが、一度中を覗いて見ると、目を疑うような巨大なお好み焼きが鉄板の上を舞っていて思わず仰天してしまう。
500円の豚玉・イカ玉小からあるお好み焼きは、中サイズが直径30cm、大になると実に直径が40cmにもなり、しかも厚みが3cmはあるのだから凄まじい。実際に持ち帰った品の重さを測ってみたら、お好み焼きと焼きそばの小サイズが500g、中で1kg、大は当然1.5kgだった(笑)。小中大と成人男性が満腹になる量が1人前ずつ増えていってそれぞれ100円アップ、最高値のスペシャル(イカ・豚・エビ入り)モダン焼き(大)でたったの900円なのだから、これは恐るべきコストパフォーマンスだと言うしかない。
味の点では、お好み焼きはみじん切りにされたキャベツと卵がたっぷり入った生地がさくっとしたカステラのような食感を生み出し、見た目よりずっと軽くて繊細な味だ。ただ、焼きそばはもっとソースにコクが欲しいところかな。店内はテーブルが3つしか無いので、昼時にイートインする場合は早めの来店が吉。そして、胃袋に自信があるなら650円のお好み焼き定食(店内のみ)を頼んでみよう。普通(つまり巨大)サイズのお好み焼きに、卵4個を使った卵焼きなどの惣菜が載った皿、おでん、味噌汁、おかわり自由のご飯というさらにスーパーな内容が待ち受けているぞ。
(09/11/26 更新)
上町台地の清水谷という、大阪でも屈指の高級住宅街にある酒屋なのだが、一歩店に入るとビールケースを並べた座席と酒が入ったガラスケース、奥には大きな鉄板焼き台だけがあるという不思議な空間。
メニューも完全にお好み焼き屋のそれで、豚またはイカのお好み焼き、焼きそばの単品が400円、オムソバが500円、モダン焼きが600円と大変リーズナブル。それでいながらボリュームは凄まじく、あっさりフルーティなソースをたっぷり絡ませた焼きそばは軽く2玉分の麺とたっぷりのキャベツが入っており、シャキッと歯ごたえを残した細切りのキャベツとフカッとした生地のコントラストが特徴的なお好み焼きは20pの直径と3pの厚みがある威容で、モダン焼きとなると厚みは5pに達して1人では食いきれないボリュームに達する。270円の豚平焼は豚バラ1枚肉を卵で包んで焼いたものがキャベツを敷いた上に長々と横たわって出て来るし、トマトとチーズが入ったお好み焼きも、たった600円なのに表面が見えないほどトマトがぎっしり敷き詰められている。
粉モノには100円プラスで定食にする事が出来、大きなコシヒカリ使用のおにぎりとサラダ、冷奴やコロッケ、卵焼きといったおかずが数種類がセットになってさらに満腹。日替わりでかぼちゃなど野菜の煮物、鶏肝煮、鯖の煮付けなど270円均一の惣菜や、これまた30p近くある皿に盛られて出て来るボロニアソーセージのサラダといった一品も揃っている。
酒は生ビールが370円、大瓶が400円、チューハイや焼酎、ワインが270円、そして酒屋らしく上喜元や秋鹿、小鼓といった地酒も豊富で、特に「手取川」は常時10種類以上のラインアップが揃っていて驚く。店内に置いてあるボトルやパックの酒も、500円プラスで店内にて飲むことが可能なのもユニーク。
(15/09/01 更新)
あの難波にある有名店「美津の」で修行された、イケメンご主人と若いスタッフで営まれているお好み焼き店。美津のと同じ味でありながら値段が安いため、昼夜ともにかなりの人気で、夜は事前に予約しないと席が取れないほど。
美津の直伝・名物の山芋焼き(1280円〜)を筆頭に、お好み焼き類は720円からとリーズナブルで、山芋が入ったフワフワの生地に荒目の微塵に切られたキャベツ、こんにゃくが入っていてとても軽い味わい。焼きそばに使われているイカは肉厚で隠し包丁の仕事がされており、麺は生麺を茹で上げて使うこだわり様。豚バラ肉2枚を卵で包んだ豚平焼きも実に軽い味わいで、添えられたキムチもアミの塩辛が使われた本格派で全く隙がない。
サラリーマンにはランチメニューが非常な人気で、夜だと高額な山芋焼きとご飯、味噌汁のセットが870円でいただけるし、お好み焼き定食は720円、焼きそば定食が770円、モダン焼きの定食でも870円というリーズナブルなお値段。ダブル炭水化物が嫌だという人には、豚キムチや豚生姜焼き、野菜炒めの定食もあって、こってりしたソースの味わいと鉄板+アルミホイルで最後までアツアツというコンボはまさにごはん泥棒である。美味しいご飯はお代わり自由、付いてくる味噌汁ももちろん手抜きなしだ。
(14/11/21 更新)
城北公園通とJRのおおさか東線が交わるあたりにあるお好み焼き店。美人のママさん+バイト女性というコンビで切り盛りしておられる。間口は狭いが、奥には広くてテーブル席も完備されている。
ここのお好み焼きは、デフォルトでそばが入った「洋食焼き」と呼ばれるもので、一般的なモダン焼きより薄くてサクサクとした食感で、後口が非常に軽いのが特徴。値段は豚玉の500円からで、豚肉はバラじゃなくてロースっぽい薄切りでさっぱりしている。プリッとした小エビ、イカ、豚が入った「満月焼き」でも800円という安さだ。ネギ焼きのメニューは無いが、50円アップのネギ入りにすれば大丈夫。
鉄板焼きは、ゲソ、せせり、豚トロ、野菜ステーキなどがあり、プリプリに焼かれたゲソの塩焼き、柔らかい鶏せせりの塩焼きなどは450円なのにキャベツが一切入らず、食べごたえ十分で満足度高し。お好み焼きと同じく豚ロースを使ったとん平焼き(400円)も卵フワフワで美味しい。他に焼きそばもあるが、特筆すべき特徴は無く普通に美味しい。
飲み物はビール、チューハイ、日本酒、ワインと揃っていて、値段はビール中瓶が500円と標準的だが、ハートランドビールを置いているのが嬉しい点だ。
(19/01/17 更新)
2016年版ミシュランガイド大阪において、リーズナブルで美味しい店に記されるビバンダム君マークの「ビブ・グルマン」に選ばれた京橋のお好み焼き店。奥に4人がけのテーブルはあるがメインはカウンターで、テーブルに鉄板は無くて、鉄板を埋め込んだ木の台に料理が置かれて出て来るのが独特。
お好み焼きは豚玉の600円から、焼きそばは650円からで、最高額はミックスモダンの950円と値段はごく普通の街場レベル。しかし料理はさすがに洗練されていて、保温用の鉄板に形を合わせて四角く整えて焼かれるお好み焼きは、出汁と卵がたっぷり入った味わい深い生地に、大きめに切られたキャベツがじっくり蒸し焼きにされたとろける舌触りで、甘めで濃いソースと鰹節の良い香りがアクセントになっている。イカ、貝柱といった海鮮の具は生で新鮮、味はとても濃厚。そしてそれぞれの具は細めに切られ、生地との一体感を高めている。
今時珍しく細麺を使った焼きそばはシコシコとした歯ざわりで、お好み焼きと同様にイカも麺に合わせて細く刻まれ繊細な統一感が感じられる。上に置かれた目玉焼きも程よく半熟、ソースはピリッと辛めで大人の焼きそばという趣き。鉄板焼きも、店の一押しである牛タンのタタキを始め、とりもものペペロンチーノ、イカのワタ焼き、炙りシメサバなど幅広いレパートリーを揃えている。
当然ながら、酒もビールはもちろんの事、ハイボール、チューハイ、日本酒、梅酒、ボトルワインなどが揃っている。ランチタイムは100円プラスでライスと味噌汁、漬物が付く定食もあり。
(16/11/14 更新)
阿倍野交差点の南東、下町の細い道に忽然と現れる真っ黄色な看板と外見のお好み焼き店。中は古民家を改装したっぽくて、土間の部分に鉄板カウンターが置かれ、奥の座敷では子供が遊んでいたりするアットホームな雰囲気。
料理の内容は実に豊富で、豚チーズ焼きなどのアテ系だけではなく、ランチタイムは定食や野菜炒め丼なんかもあったりする。お好み焼きは山芋がたっぷり入ったふんわり生地の中に、粗くみじん切りにされたキャベツのザクザクとした歯ざわり、キャベツと大きさを揃えるようにカットされたイカのコントラストが絶妙で、味の組み立てがなかなか心憎い。焼きそばも、もっちりとした麺の食感と甘めでこってりしたソースがマッチしていて、ビールが大変に良く合う品である。
なのに、どの品もボリュームがしっかりあって、これで豚玉が500円、焼きそばが400円、お好み焼きにそば1玉がまるまるプラスされたモダン焼きでも650円からと大変リーズナブルなのは嬉しい限り。ただ、店主の調理は良くも悪くもマイペースなので時間には余裕を見ておくほうが吉。酒は生中と瓶ビールが400円、チューハイが350円。
追記:天王寺に移転、情報を更新。
(0-84215/0-4/0-51 更新)
千林商店街の中ほどから分かれて北に伸びる今市商店街にある、老夫婦が営んでおられる下町レトロなお好み焼き屋。
腰の曲がったお父さんが焼いてくれるお好み焼きは、山芋が入ったたっぷりな生地とみじん切りされたキャベツでフワフワ溶けるような食感。豚玉で450円という安さながら、豚肉は隙間なく敷き詰められるしボリュームも十分で、モダン焼き1枚で腹がパンパンになる。冬場は300円アップで牡蠣を加える事が出来、1枚につき大粒のプリっとした牡蠣が6個入っていてお得度は高い。400円からの焼きそばは、麺はまあ普通だけど650円のミックス焼きそばなどは小エビ、大ぶりのイカ、豚肉がたっぷり入って豪華さひとしお。一番高いメニューの牡蠣ミックス玉モダンでも1100円でお財布に優しい。
お好み焼きより100円アップになる、ねぎ焼きは青ネギがぎっしりで味付けは醤油とソース、マヨネーズの有無が選べる。すじねぎ焼きには大きめに切られた甘辛いスジ肉がどっさり入って食べごたえ十分。お酒はビール大瓶が500円、チューハイが350円とお好み焼き同様にリーズナブルである。
(15/12/24 更新)
鶴橋本通商店街の奥でひっそりとたたずんでいる土着店。客はほとんどが常連客で、店のおばちゃんと世間話をしながら勝手にビールなんかを出したりしている。
メニューも大阪的に何でもありという感じで、うどんや丼物、おでんや串カツまであったりする。豚玉450円からあるメインのお好み焼きは、小麦粉でしっかりと焼き上げられた典型的な下町タイプで、卵とダシが効いていて見た目以上にうまい。30円の玉ねぎから、高くても海老やカキの60円までというびっくり値段の串カツも小ぶりながら結構いけるので、お好み焼きが焼けるまでのアテにお薦めだ。
(06/02/10 更新)
住所:京都市下京区五条壬生川東入ル北側 【MAP】
電話:075-841-7374
営業時間:14:00-27:00
定休日:火、第2・3月曜
アクセス:市バス73系統洛西バスターミナル行きで15分、五条壬生川下車すぐ
お好み焼きも巨大で有名だが、たっぷり過ぎるキャベツが入った焼きそばはさらにその上を行く。いかとキャベツを焼いた鉄板焼きも甘いキャベツとタレのコンビネーションがおいしい。野菜不足の人は是非(笑)。休日の夜は並ぶのを覚悟で。
(2004年以前のデータ)
神戸のお好み焼き激戦区・長田のど真ん中にあるお好み焼き店。
ここのお好み焼きは大阪風にキャベツを生地に混ぜるふっくらタイプでボリュームがあり、しかし具は大ぶりで600円のチャンポン焼きなんかは5cm角のイカやレバー、牛肉、エビなどがゴロゴロ入っていて神戸と大阪の良いとこ取りをしたような感じ。すじ肉たっぷりでさらにボリューム度が高いそばめしも、ご飯とそばがカラリと仕上がった絶妙の食感で、どろソースを後からからめるとビールの伴に絶品。長田式の薄焼き状に作られるスジネギ焼き「肉天」もアテには絶好。
値段は豚入りお好み焼きが450円からあり、筋肉とコンニャクを煮込んだ長田名物ぼっかけをたこ焼きにしてダシを注いだ「ぼったこ」も2人分セットでたったの500円と、大阪下町おばちゃん店のハイパーCPに慣れた人間でも太鼓判を押せるコストパフォーマンスだ。店の奥でご夫婦が見せる見事なコテさばきのデュエット、人情味あふれるお店の対応も楽しい。
(08/02/08 更新)
ここは農人橋交差点の北西すぐのところにあり、おばちゃんを始めとする家族経営が圧倒的な大阪のお好み焼き個人店にしては珍しく、イケメンの兄ちゃんが2人で切り盛りしている。店は鉄板が表に面した半オープンエアーで、脇には12席ほどのイートインスペースがある。
豚玉お好み焼きと焼きそばが300円、モダン焼きやミックスお好み焼きが500円という商店街レベルの価格ながら中身は専門店に負けないクォリティがあり、500円のミックス玉はふっくらと焼かれた大きな生地の中に大ぶりの海老やイカがゴロゴロ入り、このまま道頓堀にでも持って行けば確実に900円の値札で売れるクォリティだし、半熟卵で仕上げられたモダン焼(500円)もそばがたっぷりで大満足のボリュームだ。また、400円のオムそばは野菜がたっぷり入った麺1玉分の焼きそばを厚めの薄焼き卵できっちりとくるんであって、女性ならこれ1つで十分なボリュームがあるが、それでも足りない人は100円アップの大盛りか1個80円のおにぎりを付ければワンコインで大満足だ。
また、単品は200円プラスで定食にする事ができ、たっぷりのご飯と漬物、惣菜がプラスされるので腹パンパン。そして夜用として、若鶏の塩焼きやとん平焼きというアテメニューがあり、300円台でビールやチューハイも完備されているので、居酒屋使いとしてもかなり使えそうな感じ。これで鉄板の上でコテを使って食べられて、青海苔&鰹節が常備されてれば文句なしだが、大阪の中心部にあってそこまで求めるのは余りに贅沢と言う物だ。
(12/09/28 更新)
城北公園通、毛馬橋とおおさか東線の間ぐらいにある粉もんの店。持ち帰りがメインだが、店内には小さいテーブルがあってその場で食べることも可能。
お好み焼きは豚玉、イカ玉、タコ玉の400円からあり、豚、小エビ、イカがたっぷり入ったミックス焼きでも600円という安さ。持ち帰りメインらしく生地は小麦粉多めながらもふっくら、ふんわり焼き上がっていて口当たりが軽く、ソースもあっさりフルーティで食べやすい。そしてボリュームも水準以上で、モダン焼きにすると1人じゃ食べきれないほど。醤油味のスジネギ焼きも、青ネギとスジ肉どっさりでたったの500円。冬場は牡蠣入りも選べ、大ぶりの牡蠣が4個入った牡蠣玉でも500円と激安。
焼きそばは、麺は普通の蒸し麺だけど豚肉が分厚くて食べごたえ十分、ノーマルでもキムチ入りでも400円、オムそばで500円とこれまた格安。たこ焼きはダシと醤油が効いた下町タイプで、サイズは大きめでタコもしっかり存在感があり、8個250円はバーゲン価格。とん平焼きは豚バラを3枚も使い、卵たっぷりでくるんだボリュームでたったの300円。さらにお好み焼きや焼きそばに、プラス100円でおにぎり2個かたこ焼き5個、150円で焼きそば(小)、またはおにぎり2個が付く太っ腹なサービスもある。
(19/04/11 更新)
イオン鶴見リーファの南側、派手なラーメン店の間に埋もれるように建っているお好み焼きの店。
メインのお好み焼きは、ふんわりサックリと焼きあげられた大きな生地が独特で、エビや豚、イカといった具も分厚く大きく、それでいて値段は豚玉の550円から、ミックス焼きの750円までと格安。150円アップのモダン焼はさらにノーマルのお好み焼きの上に焼きそばがそのままどっさりと乗っかっており、2人で食べてもいいぐらいの巨大さである。並で650円のオムソバなんかも、1.5玉分の麺と豚肉、大きなイカが入っていてそれだけで満腹になれる。
また、飲み屋が少ない場所柄、居酒屋代わりに使う客で夜は非常に賑わっており、1個90円のおでんやイカやエビなどの鉄板焼き(400円〜700円)、分厚い豚肉たっぷりの豚平焼き(400円)など、一品メニューも充実していてなおかつ安い。
さらにここはランチもやっており、も豚キムチや豚もやし、ベーコンエッグといった一品にライスと味噌汁、漬物と冷奴がついた定食が500円そこそこ、お好み焼きやオムソバの定食で700〜800円と大変リーズナブルだ。
(12/01/11 更新)
住所:京都市北区等持院南町35-16 【MAP】
電話:075-462-2934
営業時間:11:00-14:00
定休日:第4日曜、月、火
アクセス:京福北野線等持院駅から南へ、一条通を左折しすぐ左側。
閑静な妙心寺近くの商店街にあるお好み焼き屋。店名にもなっているジャンボお好み焼きは、直径およそ40cm近くある巨大な代物。しかもミックスで700円と物凄いお値段。
しかしでかいからと言って決して大味ではなく、山芋が利いたふっくらとした生地がおいしくて案外ペロリと食べてしまえる。カップルなら2人で仲良く食べよう。焼きそばももちろんジャンボだ。
(2004年以前のデータ)
住所:大阪府大阪市北区本庄東1-21-15 【MAP】
天神橋筋六丁目交差点の北西、本庄東の住宅街の中にある赤い看板が目立つ、古びたお好み焼き店。店内の客は常連がほとんどで、お好み焼きよりもガラスケースなどにあるアテで飲んでたりする。一応カウンターには鉄板はあるがあまり機能しておらず、座った場所によってはお好み焼きが皿に載って出て来たりする。
お好み焼きは、値段は豚玉が550円という安さながら直径は20cm以上、厚みも2cmはありそうな凄いボリューム。豚肉は表面一面に広がっていて、生地には卵たっぷりで安っぽさは皆無。そば1玉が入るモダン焼きはさらに凄まじく、それでも通常のお好み焼きより50円アップでしかない。山芋と小麦粉のモッチリとした生地が特徴的な昔ながらのスタイルで、出汁感はやや薄め。具は豚、イカ、エビ、キムチなどがあるが、お勧めは牛すじ。大きなぶつ切りのスジがゴロゴロ入っているのに、醤油味のネギスジ焼きにしてもたったの650円である。
450円の焼きそばもお好み焼きに劣らず凄い量で、そば1玉に加え厚みのあるイカの身、大ぶりに切ったキャベツがゴロゴロ、50円アップのオムそばになると、その上から卵2個分を使った厚みのある卵焼きで覆われ、まるで枕のようになる。
その他のアテはいろいろあってだいたいは出来合い品だが、おでんだけは手作りで、お好み焼きにも使われている牛スジがこちらでもオススメ。酒はビール大瓶500円、日本酒が300円、焼酎が310円とあくまで庶民的なお値段である。
(17/03/31 更新)
京橋の東にある、国道1号線桜小橋交差点の北東、住宅街の中にある昔ながらのイカ焼き屋。テイクアウトだけではなく店内でビールとともに食べることも可能。
イカ焼きはもちろん切り身を小麦粉で平たく焼いた関西風で、ノーマルで1枚230円と高めだけど、直径30cmはある巨大さで食べごたえ満点。イカは身だけが使われていて柔らかく、生地はソフトでモチモチ、ソースは甘めのあっさりタイプでカウンターにボトルがあるのでその場で追加可能。60円アップのかたやきは、ノーマルよりも時間をかけてじっくり焼かれてクリスピーな仕上がり。紙で巻いて歩きながら食べられるパッケージになっている。
それ意外にも具のバリエーションは多くあり、卵入りはもちろんの事、490円の「やさい入りモダンいか入り」になると、さらにキャベツと焼きそばが生地と一緒にプレスされ、生地をたたむとまるでミルフィーユのような断面になり、完全に1食分のボリュームである。イカ焼き器で平たく焼いたイカと卵が使われているのがユニークなオムソバ(1玉420円から)も一般店並の量が入っている。
表立って飲み物のメニューは無いけれど、店先の冷蔵ケースに入った缶から選べるし、缶ビールは冷蔵庫の中に入っているので、店の方に聞いてみよう。
(16/07/08 更新)
住所:大阪府大阪市生野区勝山北5-11-17 【MAP】
電話:06-6716-5293
営業時間:11:30-20:00
定休日:月曜
アクセス:JR桃谷駅から商店街をずっと東へ。疎開通りを渡ってからさらに東に進み、南北に通っている商店街を南へ行った東側
大阪には洋食焼という小麦粉を水で溶いたものの上にキャベツや天カス、卵、ショウガなどを載せて平たく焼いたものを100円で売っているような店があちこちにあるが、ここはそんな店の中でも特にボリュームがある一軒である。ちょっと甘めのソースも独特でうまい。
メニューは結構豊富で、他にもプラスチックパックに入りきらずに2パックに分割される(!)モダン焼きが400円、負けじと巨大な豚玉が300円、いか焼が100円とB級グルメの天国のような店である。持ち帰りがメインで、店内に席はあるが常連の人以外がそこで食べるのはかなり勇気が要るだろう(笑)。
(2004年以前のデータ)
大阪のお好み焼きと言えば、まず名前が上がる玉出の名店。店の間口は狭いが2Fにも席があり、開店直後からお客さんがどんどん詰め込まれる。メニューはお好み焼きと焼きそば、ロール(いわゆる豚平焼き)の3つがベースで、値段は共通でイカ入りが770円、豚入りが820円、エビまたはタコ入りが870円、そしてミックスが1130円とかなりお高め。
名品と名高い豚玉は、豚バラ肉とロースが一体になった大きなスライス肉がぐるりと渦を巻くように敷き詰められ、低温でじっくり長時間蒸し焼きにされてキャベツと山芋が柔らかく一体化された生地とのカリカリ&フワフワのコントラストは、他に類を見ない見事なもので、値段は高いがそれに十分見合うクォリティを見せてくれている。出来上がったお好み焼きには、客がソースをかける前にケチャップとマヨネーズ、辛子が載せられて出てくるのだが、それらが豚肉のしつこさとマッチして味にコクを加えているのが憎い。
ロールや焼きそばにも、同じ豚肉が使われていて肉のボリュームは十二分。ただし、両方共お好み焼きに比べると印象としては薄いかな。イカは大きくてエビも良質だけど、やはりこの店のファーストチョイスが豚玉である事に揺らぎは無い。
(12/06/22 更新)
JR阪和線美章園駅から昭和町に向かってすぐのところにある、創業60年以上を誇るお好み焼き店。店内は年季が入った鉄板が埋め込まれた横に細長いカウンターと、2つのテーブル席があり、「孤独のグルメ」に出たせいかローカルな店なのに観光客も多い。お好み焼きと焼きそばは550円からと標準的なお値段。
まず常連さんが最初にオーダーするのが「鉄板焼き」(700円)。豚肉、海老、イカ、キャベツ、もやし、玉ねぎ、人参、ピーマン、豆腐と盛り沢山な材料をホイルで焼いてポン酢でいただく。1000円の上鉄板焼きは、霜降りの牛肉が入ってさらに豪華絢爛。店オリジナルのたこネギ(小サイズ450円)は、イカ焼きのように平たく焼いた生地にタコとネギがたっぷり、醤油が塗られて日本酒が良く合う一品。イカの鉄板焼きは、一夜干しを使っているのか塩が効いて味が濃厚。とん平焼きは分厚いロース肉を卵でくるんだシンプルな剛速球で圧倒される。
そしてお好み焼きは、まず薄く生地をひいた上にキャベツと具材を載せ、また生地と溶き卵をかけ、豚肉を広げて焼くという、混ぜ焼きとベタ焼きの中間的なスタイルで、粉が少なくフワッと仕上がった内側と、サクッとクリスピーな外側とのコントラストが絶妙。ソースにマヨネーズ、ケチャップ、辛子をかけた甘辛スパイシーな味付けがマッチしていて旨い。レモンと醤油でいただくネギスジこん焼き(900円)は、スジ肉がゴロゴロ入ってボリューム満点ながらあっさりといただける。
卵で焼きそばを巻いた「ミックスロール」(900円)は、しっかり目に水分を飛ばしたそばに、玉ねぎの甘さとコッテリしたソースが絡み、丁寧にした処理した海老とイカ、そして柔らかい豚肉を分厚い卵がくるみ、見た目は少し焦げ気味でチープだけど食べるとリッチな味わいでビールが進む。ランチタイムには700円で粉もんにライス、味噌汁が付く定食も有り。
(18/07/27 更新)
韓国食材の店が建ち並ぶ御幸森商店街西側というディープな場所ながら、まずは120円の洋食焼きを底辺として、150円のいか焼き、たこ焼き、420円の豚玉から始まる具の豊富なお好み焼きや焼きそばの数々、当然のモダン焼き、さらにねぎ焼き、とどめにかき氷やソフトクリーム、冷やしあめなど、大阪下町グルメのデパートと呼ぶべき幅広いレパートリーに圧倒される。
しかし、さっくりした歯ざわりと舌で感じる滑らかさが心地よい山芋たっぷりの生地で焼き上げられたお好み焼きを始め、全てのメニューに外れが無いのはさすがである。やや雑然としたセミ・オープンエアの店内にはあちこちに手書きのメニューが張られていて、何かを注文した後になって「こんなものがあったのか」と歯噛みする事もまた、この店の楽しさの一つだろう(笑)。
(2004年以前のデータ)
近畿大学前から近鉄長瀬駅まで伸びる商店街の一角にある、創業40周年近くを誇る老舗のお好み焼き店。とは言え、メニューにはモダン焼きにとん平焼きを載せた「道とん堀」、ツナを高くそびえさせた「通天かく」といった、ユニークな創作メニューがずらりと並び、トッピングは24種類+αと、ここはミナミの一角か、と思うぐらいに派手な現代風進化を遂げていて驚かされる。
とは言え、イカまたは豚を選べるベーシックなお好み焼きと焼きそばが495円、ピリッと辛子が利いたロール焼き(オムそば)やモダン焼きは600円とベーシックメニューの値段はかなりリーズナブルで、しかもモダン焼きなんかはノーマルでさえ直径20cm強、厚さ2cmはあるジャンボサイズで、餅とシソがトッピングされたお好み焼きの「ジャパニーズ」なんかでも大きな餅がゴロゴロ入っており、男性でさえお好み焼き1枚で満足出来てしまう圧巻のボリュームだ。味のほうも、キャベツたっぷりでふんわり焼き上げられた生地に、てらまえソースとしてOEMされているヘルメスソースがマッチしていて非常に美味。焼きそばやモダン焼きの麺には、高井田系ラーメンで知られる太陽製麺所や榮大號といった有名製麺所による3種類の太さの麺が選べるが、茹で置き気味でコシがいまいちなのがちと残念。
酒類はビール大ビンが600円などと少し高め。てらまえブランドソースについては店内や公式サイトで購入が可能である。当然ながら店は学生客を中心として常に人気があり、予約は不可能なので時間帯によっては待つ事がしばしばあるので注意のこと。
(10/06/29 更新)
上本町ハイハイタウンの2Fにある、カウンター10席のみのお好み焼き店。メニューはいわゆる鉄板焼きのようなものは無く、お好み焼きとモダン&座布団焼きのバリエーションのみで、1人1品のオーダーが必須のシステム。
お好み焼きは豚玉600円からり、イカ、エビ、タコ、キムチ、チーズ、スジ肉の組み合わせがあり、最も高価な「まどか焼き」は1500円と、トッピングの追加料金は総じて高め。
直径で20cm以上に広がったお好み焼きの生地は、山芋がたっぷりはいっていてフワフワでふっくら、キャベツはみじん切りで口当たりが非常に柔らかい。豚はロースの薄切りを生地の上に載せて焼くタイプであっさりしている。イカは肉厚、小エビはどっさり入り、牛スジはゴロゴロ大きく、トッピングの量もたっぷりでかなりのボリューム。
こちらの登録商標になっている座布団焼きは、焼きそばをお好み焼きの中に挟むモダン焼きとは違い、お好み焼きの上に焼きそばをそのまま載せ、かつお節とケチャップで仕上げたもので、確かにフワフワのお好み焼きが座布団のようだ。メニューにはないが、お好み焼きと同額で焼きそば単品も可能で、多めのかつお節と紅生姜が上に乗り、何故か四角い鉄板に入って出てくるのが面白い。
(19/09/14 更新)
京阪門真市駅の南に沿った商店街の外れに立つ雑居ビルの中、という分かりにくい立地のお好み焼き店。
お好み焼きは、イカ天は入らないがほぼ広島焼きのスタイルで、マスターの手でどっさりと積み上げられるキャベツが鉄板の上でじっくりと蒸し焼きにされ、ふんわりサックリとした歯触りと甘めのソースがマッチしていて美味。150円アップの麺入りにすると凄いボリュームになるが、食感が軽いので案外ぺろりと食べてしまえる。その他鉄板焼きや醤油味のねぎ焼きも、具沢山で食べ応えはバッチリ。そばはグニュ〜ンと伸びる細麺で、うどんはモチモチの太麺と性格が異なっているのも楽しい。
ここの特色として、鉄板焼き2品とねぎ焼き、広島焼き、焼きそば、シャーベットがつくという超盛り沢山な内容で1600円という格安のコースがあり、2人以上のグループならそちらがお薦め。内容については基本的におまかせだが、飲み主体の人は鉄板焼きを増やしたりという要望にも答えてくれるそうだ。また、ランチタイムには粉もんにご飯と味噌汁がつくサービスもある。
(11/05/26 更新)
住所:大阪府大阪市北区長柄西1-8-2 【MAP】
電話:06-6357-9354
天神橋八丁目交差点から城北公園通を東へ、天然温泉なにわの湯を過ぎたところにある小ぢんまりとしたお好み焼き店。年配の女将さんと親父さん2人で昼から切り盛りされている。
お好み焼き屋なのに、ほとんどの人がまずオーダーする餃子(370円)は、あの有名店「天平」と姿形がそっくりで、トロトロの餡にはニンニクとショウガが効いていてビールにベストマッチ。
焼きそば(500円から)は、しなやかな細麺で千切りのキャベツともやしがたっぷりとボリューム満点。お好み焼き(600円から)は粗みじんのキャベツと山芋たっぷりの生地でふんわりした仕上がり、豚、イカ、海老入りのミックス焼き(950円)には大きなエビが入っていてとても豪華。
ランチメニューも何故か充実していて、コナモンだけじゃなくトンカツやエビフライ、唐揚げ、牛焼肉定食などバリエーション豊富で驚いてしまう。
(21/04/14 更新)
日本橋でんでんタウンの東側エリアにある、酒屋が営んでいるお好み焼きの店。店内には何故かタバコの自動販売機に駄菓子が入れられていたり、回廊のような中二階があって荷物が置かれていたり、黒板には子供が書いたっぽいドラえもんモドキが「りょうりはおいしい」とフキダシてたりと、相当なカオスな状態で笑える。
お好み焼きは、いわゆるキャベツ主体に平たく焼いた洋食焼きタイプで、豚入り、イカ入りがそれぞれ180円からとリーズナブル。サイズは小さめのおやつサイズだが、卵も入ってソースはオタフクやヒシウメといった本格派を使用となかなか味わい豊か。他にはシンプルな焼きそば180円、オムソバ270円、そばめし350円などがある。セットとしては、お好み焼きと焼きそば半玉で270円、お好み焼きや焼きそばにご飯と味噌汁がついた定食350円もあって、ボリュームとしてはちと物足りないけどもランチとしても使える。
粉モン以外には、何故か薄味のおでん(1個70円)や普通に玉ねぎの卵とじが載った玉子丼(350円)なんかがあったりして普通の食事ができたり、瓶のコカコーラ(100円)や駄菓子を子供が買う光景も見られるなど、内装に負けず劣らずのカオスぶりである。
(12/12/21 更新)
谷町筋から空堀商店街を東へ行き、アーケードを抜けて公園を超えたあたりにある、昭和そのままの佇まいを見せるお好み焼き店。店頭には鉄板があって、上品そうなお母さんが焼いてくれる。
メニューはお好み焼きと焼きそばが400円から、と言っても種類はノーマルと、イカと豚肉が入ったデラックス(焼きそば&焼きうどんは500円、お好み焼きは600円)、モダン焼き(630円)、そして単品にご飯と味噌汁、漬物が180〜200円プラスで付く定食のみ。
お好み焼きは、具はみじん切りのキャベツとショウガ、ネギ、薄手の豚バラ肉で、厚さ1cm程度と少し薄手のサクッとした歯ざわり。出汁感はそこそこでソースもベーシック、おやつ感覚で食べられる1枚。ボリューム重視なら、そばをプラスしたモダン焼きがオススメ。そしてデラックス焼きそばは、上に半熟目玉焼きが乗りキャベツや肉もたっぷり、何故かイカは5mm角に小さく刻まれていて、食べごたえ満点の品である。
(19/07/26 更新)
近頃天満やなんばなどあちこちに進出している、キャベツや卵などを小麦粉を平たく焼いた上に載せて焼き、最後にソースをかけて半折りにするいわゆる「洋食焼き」チェーンの本店がここ。と言ってもつい最近までその事実を知らなかったのだが(笑)。
チェーン店とは言え、本店という事もあるのか味の実力は侮りがたく、大きさは小ぶりながらも干しエビと卵の風味がしっかりと利いていて、130円という値段にしてはまずまずのクオリティだ。駅前という立地を考えれば、地元民にとっても利用価値の高い店なのは間違い無い。
追記:とうとうキャベ焼きも130円・・・仕方ないけど厳しいねえ。
(08/07/24 更新)
JR芦原橋駅ガード下にある、赤いテントが目印のお好み焼き店。店頭には鉄板が置かれている持ち帰り専門店風だが、中にはカウンター席があって食事が可能になっている。
お好み焼き、焼きそば、焼きうどんは豚入り、イカ入りがそれぞれ200円とおやつ並みのお値段。2玉入った焼きそばの大でもたったの300円である。お好み焼きは直径15cm、厚さ1cmぐらいで具は少なめだけど、玉子1個がまるまる入っているのでなかなかリッチな味わい。焼きそばは多めの水で蒸し焼きにされるので麺はやわ目。
またご飯ものも用意されていて、普通の白ご飯(小130円〜)と味噌汁(60円)と粉もので定食風に食べることもできるが、豚肉や玉子、キャベツと一緒に炒められたソース味でひなびた味わいのの焼きめし(290円)、そばめし(350円)なんかも用意されている。
あとは何故か野菜類やかき揚げ、イワシなどの天ぷらがあり、ミノやホルモンがあったりするのが地域性を表している。天ぷらは全部1品70円で、イワシはおおぶりなものが1尾まるまる、ホルモンはフワ(肺)が使われ、意外と臭みが無くプリッとした食感が楽しめる。
(14/06/12 更新)
天満橋交差点の南東角近くに位置する、創業70年近いお好み焼き店の老舗。間口は狭いけど中は広く、ちょっとした宴会が開けるだけの席数があって驚く。
店一番の売りである焼きそば(税別648円〜)は、ウスターベースでピリッとスパイシー、かつ酸味が効いた店オリジナルの「本田ソース」がモチモチした生麺に良く絡み、ビールも白飯も行ける両刀使い。お好み焼き(667円〜)は2cmほどの厚みがあって、山芋たっぷりでフワンフワンの食感。豚は表面に並べられてカリカリに焼かれるが、アオリイカや海老は生地の中でじっくりと火を通されプリプリと柔らかい。料理は焼きあがってから各テーブルに置かれ、自分でソース、マヨネーズ、辛子、かつお粉、青のり、一味唐辛子、ハバネロソースなどで好みに味付けをするシステム。
ネギ焼きにはレモン醤油があらかじめかけられており、生地には椎茸が入っているのが特徴で、冬場にはゴロゴロと新鮮な牡蠣がたっぷり入った牡蠣入りで食べるとたまらない。モダン焼きは、モチモチの太麺焼きそばを薄手の記事で挟んだベタ焼き風で、それぞれちゃんと個性がある。
また宴会も行う店らしくアテも充実しており、とん平焼きやイカバター焼きなどの鉄板焼類はもちろん串カツや焼鳥、マグロカツ、どて焼きといった一品物も豊富である。中でもトンテキは120gの分厚いロース肉と吉田ソースの相性が抜群、ビールよりもランチの定食(839円)でワシワシ行きたい逸品だ。酒はビール大瓶と生中が324円、名物のやかん酒(1合400円)など。ランチには焼きそば、豚玉、トンテキとライス、豚肉入りの美味しい味噌汁がセットになったメニューもある。
(18/03/30 更新)
住吉大社入り口すぐの場所にある、民芸品が所狭しと飾られた古民家といった趣のお好み焼き店。何気に、オーディオはLuxの真空管アンプとJBLのスピーカーという超マニアックな物が置かれている。席は鉄板カウンターのみ10席程度と、ファミリー&団体客にはちょっと不向き。メニューは、お好み焼きと焼きそば、ねぎ焼き、そばめし、野菜炒め等があり、具は豚、イカ、タコ、海老、チーズなどがある。あと、大豆餡で餅を「くるんだ」くるみ餅というデザートも名物だそうだ。
店主が油を時々注ぎながら、鉄板のあちこちを移動させつつ長時間かけて焼き上げられるお好み焼き(豚玉630円、豚・海老・イカのミックス740円)は、山芋主体のふんわりとした柔らかい生地の上に一面の豚が敷き詰められ、仕上げにはソースに加えてケチャップとマヨネーズ、練りからしが足されるという、玉出の有名店である「象屋」に似たスタイル。豚の上に生地をちょっとふりかけ、海苔を1枚敷いてから焼くところがちょっと違ってて、そのおかげで豚がソフトに焼かれている。トッピングの追加も可能だが、1つ200円以上とやや高め。
全体的にボリュームが少なめでお好み焼きの焼き時間がかかるために、ほとんどのお客が一緒に焼きそばを頼んで先に食べているのもここの特徴。ちなみに値段設定はお好み焼きとほぼ同じ。焼きそばについてはそれほど突出したものは無いが、最後にもやしをパラリとふりかけてシャキッとした食感を残しているところが面白い。
また、ビール党におすすめなのが「ピリリ焼き」(400円)で、豚肉に生地だけをかけて焼いた豚平焼きのようなもので、豚肉に塗られた辛子と、最後にウスターソースと共にかけられるブラックペッパーがスパイシーさを醸し出していて面白い。またこってりした牛スジがたっぷり入ったネギ焼きも、レモン醤油の上にかけられる大量の七味がビールにピッタリ合う。
(13/02/12 更新)
有名な店ではあるのだが、駅から遠いためか観光客より地元の人の割合が圧倒的に多い。つまりそれだけ味にうるさい生野区の庶民に支持されている証左でもある。
ここの良さは全てにバランスが取れた味わいにある。それでいてボリュームも下町らしく十分。ふかした芋が中に入ったいもすじねぎ玉が看板メニューなのだが、よさを味わうためにはまずはシンプルな豚玉を食べてみて欲しい。サミー戎プラザ「道頓堀極楽商店街」にも支店が出来た。
追記:桃谷から深江橋に06年1月に移転。
(2004年以前のデータ)
おでん(1個100円)をお好み焼きの中にトッピングとして入れられるシステムで有名な店。店内は生野にある店とは思えないアメリカン調の明るいインテリアでB級グルメ初心者にも入りやすい。
お好み焼き(450円)やモダン焼き(600円)のベースに、1種類100円のおでんはもちろん豚やイカ(各150円)、えび、スジ、貝柱などのトッピングを組み合わせる方式。トッピングをいろいろ組み合わせていると結構高くついてしまうが、ベース自体が大きい上に各トッピングの量が多いので、モダンにトッピングを2つも入れたら高さが4cm近くになって食い切れなくなる。味のほうも山芋がふんだんに入ったふっくらした味わいで万全。辛子が利いてビールにぴったりなそばロールもお薦め。
(2004年以前のデータ)
ここも、JR鶴橋駅の韓国物産商店街の中にある店。土日のランチタイムなどは買い物客でかなりの賑わいで、パワフルで世話焼きなアジュンマ達がお客をどんどんさばいている。コテコテにカリカチュアライズされたCMに出てくるような漫才さながらのおばちゃんパワー全開の接客が、関西以外の方に意外と受けているらしい(笑)。
お好み焼きは500円の豚玉からあるが、ここではイカ入りのメニューがお薦め。サイズは小判型でやや小さ目ながら、大きなイカが生地の中にたっぷり入っていて満足感がある。また、この店では是非チヂミを食べてみて欲しい。卵をたっぷりと使った生地にこれまた具がぎっしりと並べられ、独特の辛いタレで食べるとビールがどんどん進む。もちろん持ち帰って食べてもOKだ。お好み焼きだけならBだけど、チヂミも含めての味の評価。
(05/03/08 更新)
JR鶴橋駅の東側に広がる韓国物産商店街の中にある店。1050円からあるもんじゃ焼きも名物らしい。
山芋がたっぷり入った、ふんわりとした口当たりが特徴的なお好み焼きのほうは、豚玉が609円、豚キムチが入ったキムチポッカ焼きが819円と、値段こそちょっぴり駅前価格ではあるが、ボリュームは相当あるしイカやエビなどの海鮮素材には生を使用しているなどの気配りが感じられ、CP的にはそれほど悪くない。芋やすじ肉、チーズといった定番はもちろん、もやしやカレーといった変り種のトッピングがあるのが面白い。
(05/03/08 更新)
鶴橋卸売市場の南端通り沿い、鰻の「川徳」や「吉すし」のならびにあるお好み焼き店。一応店名に「風月」の文字は入っているが、あの鶴橋風月とはロゴも違うし直接的な関係は無いらしく、地元では「裏風月」と呼ばれているそうな。
中の雰囲気も、前にテーブル席がいくつかあって、奥にテレビと厨房がある街場のお好み焼き屋標準の形だが、生地の中に具や鰹節を入れこみ、極少量のつなぎでサックリ焼き上げる方法は風月と全く同じ流儀。ただ、こちらのほうがほんの少し生地が多め、そして焼き目がそれほど濃くなくて、キャベツが細く長く切られているので中がふんわり仕上がっている。
焼きそばはモッチリした食感の太麺が使用され、出来上がりはあっさりした味でウスターソースやとんかつソース、どろソースを好みに加えていただく。市場がすぐそばにあるからか、ホタテ、海老、牡蠣、タコと海鮮が豊富で、イカゲソ焼き(400円)なんかは肉厚、新鮮で美味い。
値段は豚玉が680円、焼きそばが400円からで、トッピングは100〜400円、モダン焼きはお好み焼きに200円アップと、鶴橋風月チェーンに比べると安く、天満風月よりは高めで、B級グルメ的にはちょっとCPについては厳し目の評価にならざるを得ないが、バイトによって当たり外れが激しいチェーンで食べるよりも安定しておいしさが味わえるのは美点である。
(14/01/10 更新)
天神橋筋商店街四丁目にある、老舗のお好み焼き店。店内は1テーブルずつ間仕切りで狭く区切られた、昔ながらのしつらえになっている。お好み焼きは豚玉の750円から冬の牡蠣入りスペシャル焼きの2150円まであり、焼きそば&焼きうどんは750円、ネギ入り、そば入りはそれぞれ150円アップになる。そして最近にしては珍しく鉄板焼きのおつまみが無く、夜のみ海鮮野菜炒めの1品だけが用意されているのが興味深い。
店構えと同様に、お好み焼きも自分で焼くオールドスタイルで、山芋とダシ、玉子がたっぷり入ったフンワリタイプ。特筆すべきは豚肉の多さで、生地とキャベツの中にとぐろを巻くように豚バラ肉が入っていて豪快そのもの。イカも、ゲソの部分が入ってなくて白い身がたっぷりと、全体的に値段はやや高めだが、この質とボリュームを見れば十分納得のコストパフォーマンスだ。ただ、豚入りのお好み焼きは肉が邪魔をして生地が相当かき混ぜにくいので、慣れていない人は店の人に焼くのを頼むほうが無難だろう。コツとしては、あまり慌てずに何度も大きく小さくかき混ぜてから、2cm以下の薄めに延ばして焼き上げる事だ。
そして焼きそばも外れなく、麺も太くはないしパッと見の特徴に欠けるのだが、食べてみると各具材の火の通りが適切で、塩とソースのバランスが良くて旨みが十分に引き出されている事に驚かされる。卓上にあるソースは甘辛ウスターの3種類、マヨネーズ、鰹節、青海苔、七味、ダシ醤油、ニンニクオイル(以上無料)、生レモン(50円)まで用意されていて、味付けの自由度が高いのがカップルや家族には楽しい点だ。
平日の13時半までのランチタイムには各お好み焼きや焼きそばに、ご飯と漬物、赤だしがついたお得なセットがあるので上手く利用したい。ビール大瓶は500円、チューハイは400円。
(11/01/12 更新)
関西に数多くの支店を持つチェーン店。
つなぎが少なくて軽い食感のお好み焼きも、太麺でこってりした味の焼きそばも十分水準レベルのおいしさ。値段も豚玉が550円からと良心的。穴場店に行く時間や手段が無い方はどうぞ。青海苔を置いてないのは関西人としては少し寂しいが、歯に海苔が付いては困るカップルにはいいのかも(笑)。
(2004年以前のデータ)
席数わずか7席の小さな小さな焼きそば専門店。かつて今里ロータリー付近で繁盛していた、「今里焼きそば」と呼ばれたスタイルのレシピを受け継いだ店。
その焼きそばのスタイルはかなり独特で、玉ねぎと牛肉、歯ごたえがしっかりした高井田系ラーメンに使われる太麺を塩味で炒め、味付けは客自身が卓上にあるソースとこしょう、七味をかけて調整するというもの。焼きそばという言葉から連想される、焼けたソースの香ばしさは無いものの、牛肉のこってりした旨みとソースのあっさり加減が絶妙で後を引く。
焼きそば小が400円、大、特大と上がるにつれて80円ずつアップ。昼は+250円で卵焼きとご飯、味噌汁が付いた定食がある。
(2004年以前のデータ)
大阪駅周辺で大阪のB級グルメを手軽に味わうにはここが一番。いつも行列ができる名物のいか焼き(1枚120円、玉子入りのデラバン170円)は、小麦粉の中にいかの切り身を入れて鉄板で押し付けて焼いたもので、大阪の庶民の定番おやつである。と言っても大行列に並ぶほどの美味と言うものではないので、混んでいたらスナックパーク内の別のコーナーにある溶いた小麦粉の上にキャベツを乗せて平たく焼いた「野菜焼」の方をどうぞ。
追記:阪神百貨店改装のため、現在は持ち帰りのみの営業。
(2004年以前のデータ)
住所:大阪府大阪市生野区桃谷3-3-32 【MAP】
電話:06-6717-0094
営業時間:12:00-24:00
定休日:月曜
アクセス:JR大阪環状線鶴橋駅から東へ、玉津3交差点を右折し南へ。永和信金の角を左、1つ目の信号を南へすぐ。徒歩10分
田中康夫が賞賛して有名になった店。有名になったとは言え、おおざっぱに何でもぶちこんだ豪快なお好み焼きの味わいは失われていない。
具のバリエーションによっていろんな人の名前が付いたメニューが壁に所狭しと書かれているが、この店ではぜひキムチ入りのメニューを試してみて欲しい。キムチはここの手作りなのだが、下手な鶴橋のキムチ専門店よりはるかにうまい。だからそれが入ったお好み焼きもうまい。ボリュームも申し分無し。キムチだけを別売りで買えるのでお土産を忘れないように。スジ肉ポッカ950円など。サミー戎プラザにも支店が出来た。
(2004年以前のデータ)
お好み焼き(ここではまぜまぜ焼きと呼ぶらしい)に広島焼き、焼きそば、すじネギ焼きにそばロールといった様々なベースに、イカ豚から始まってカレーや油かすまである、これまた様々なトッピングを追加していくシステムを採用した元祖的な店。
トッピングがそれほど安くないので、いろいろ追加するとかなり値段が高くなってしまうが、ベーシックなまぜまぜ焼きでもボリュームは十二分にあるし、吟味された材料でじっくりと蒸し焼きにされて濃厚なソースで仕上げられるクラシックなスタイルのお好み焼きは、最近の流行である風月のような小麦粉が少なくて軽いタイプとは違う魅力がある。焼きそばに使われる麺も毎回茹でるのでしっかりとしたコシが味わえるのが嬉しい。何故か本店からほど近い今里交差点にも支店があり、こちらは比較的空いているのでお薦め。
(05/10/17 更新)
住所:大阪府大阪市北区天神橋4-11-18 【MAP】
電話:06-6351-4072
営業時間:11:30-21:30
定休日:火曜
アクセス:JR天満駅を降りて、天神橋筋商店街を北へ、100mほど行ったところにある100円ショップEchoPlazaの前の細い道を東へ入ってすぐ。
ここは比較的駅から近いが、場所の分かりにくさが穴場的。
デートやニューファミリー向けのチェーン店と、普段使いの下町店に2分化されてしまった大阪のお好み焼き界で、家族で出かけたときにちょっとええもん食うて帰るといった昭和の庶民の暮らしの香りを色濃く残す貴重な店。
自分で焼く焼き方やデザートのソフトクリームがちょっと懐かしい。味のほうも、ちょっと小ぶりで卵の香り高い品の良い味わいが雰囲気に合っている。女性同士やカップルにお薦め。
(2004年以前のデータ)
大阪では珍しい、広島風お好み焼きを専門にしている店。
メニューには650円のそば無し肉玉からあるが、やはりお薦めは店名が付けられている厳島焼(1050円)で、そばかうどんにイカ天が混ぜられ、キャベツ・もやし・厚切りの豚バラ肉と共に蒸し焼きにされ、最後にネギがかけられたボリューム満点の品。味はそばにソースが混ぜられていないのもあってあっさり目なので、味が足りない人は卓上のソースや一味をかけよう。ランチタイムにはそば入り肉玉と厳島焼が割引になるサービスがあってお得。
(07/05/14 更新)
住所:大阪府大阪市淀川区十三本町1-8-4 【MAP】
電話:06-6308-4625
営業時間:12:00-22:00
定休日:日祝
アクセス:阪急梅田駅から一駅北の十三駅西口を出て、大きな信号を西に渡り、一筋南側にある大きな繁華街通りに入ってすぐ
大阪のお好み焼き界において、オモニが何でも具にぶちこむカオス的な味わいで西の横綱を張っている存在だとすれば、こちらは料理の完成度と言う意味で東の横綱とも言える存在である。値段はあまり安くは無いが、お好み焼きだから値段は知れているし、やはり大阪を代表する味なので紹介。
ここでは何はさておいてスジねぎ焼きを食べて欲しい。じっくり煮込まれたスジ肉のこってりしたうまみを、たっぷりのネギと醤油とレモンの風味であっさりと仕上げていて実にうまい。量が少し少なめなので、焼きそばも頼みたいところ。
当然行列が出来る人気店なのだが、すぐそばに支店もあるので混んでいる時はそちらも確認してみよう。スジねぎ焼1120円など
(2004年以前のデータ)