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関西のお土産と言えばまず一番に挙がる定番。各ターミナルにテイクアウトの店舗あり。
もちろん土産だけではなく、薄めの生地にジューシーな豚肉がぎっしりつまった豚まん(160円)は関西人のおやつとしても定番である。ただし、列車内に持ち込むと匂いで周りの人に一発で分かってしまうのが玉にキズ(笑)。スーパーやコンビニなどで蓬莱本館と称して何個かセットで売られている豚まんがあるが、味は全くの別物なので必ずターミナルの店舗で買うこと。
追記:大阪を代表する価格の優等生、豚まんもとうとう値上げ。
(08/04/05 更新)
ここは100円のアイスモナカがあまりにも有名だが、できるなら大阪風に濃い目に淹れられたコーヒー180円と共にモナカを店内で楽しんで欲しい。あっさりサクサクした皮に包まれた、ほんのりレモンの香りがするさっぱりバニラアイスとコーヒーのハーモニーは辛党にも嬉しいコンビネーションだ。道修町にある同名の店は抹茶やイチゴ味も売っているが、この店とは関係が無いそうだ。
(2004年以前のデータ)
住所:大阪府大阪市生野区林寺2-7-1 【MAP】
電話:06-6716-9617
営業時間:10:00-19:00
定休日:火曜
アクセス:JR寺田町駅を東へひたすら向かい、ソカイ道路を越えてさらに行った南側
ここはおはぎや柏餅、饅頭なんかも売る甘味屋さんだが、売上のほとんどはみたらしだんごだそうだ。
そのみたらしだんごには、普通の甘辛いたれがかかったものの他に、白く透明な蜜に青海苔がかけられた「青いみたらしだんご」があって、どちらもしつこくないさっぱりした甘さで、辛党にもいける逸品である。値段も1本40円と超庶民的価格。千林大宮や西成の萩之茶屋にも店があって、同じものが食べられる。
(09/10/28 更新)
羽曳野に本社を構える、食肉卸会社「丸福畜産」が開いている和牛専門の精肉店。
50円と最安価格帯のコロッケは、一口食べるとまず甘さを感じるが、ラードで揚げたざっくりした衣と牛筋肉のコク、荒く潰したじゃがいもと強めの胡椒がリッチな味わいを作り出していて、50円とは思えない至福を味わえる。100円のミンチカツも、薄手の外見ながらずっしりとした重量感があり、肉を食っているという満足感に浸れるミンチの密度が嬉しい逸品だ。
(08/04/23 更新)
精肉の卸売業を営む会社がやっている直営の小売店。
もちろん普通の精肉は安くて種類が豊富なのだが、B級グルメ的に一押しなのが「京町コロッケ」。店のある京町掘から取られたネーミングのコロッケは、ざっくりした衣にミンチ肉がたっぷり入った大型サイズでたったの50円と脅威のプライス。味はそれほど甘くなく、玉ねぎの風味が素朴でご飯のおかずに相性良し。そしてコロッケ同様家庭的な味のミンチカツは、100円という安値ながら十分に定食のメインを張れるゲンコツ大のボリュームが見事。プリッとしたエビが入ったエビカツ(70円)もおいしい。
またここは弁当類も充実しており、一番人気のカツサンド(380円)は1cm近くある分厚いトンカツが挟んであって食べ応え満点。ただ、冷めてると今いちなので電子レンジで温めてから食べるべし。
(08/05/07 更新)
住所:大阪府大阪市東住吉区駒川4-17-25 【MAP】
電話:06-6699-3825
セレッソのお膝元である駒川商店街は、食品が非常に安くて自炊派にとっての天国のようなところだが、もちろん買い食いにも嬉しい場所である。
商店街中ほどにあるここは名前どおりの果物屋で、店内の一角にジュースコーナーがあり、そこで缶詰じゃない生の果物から絞ったジュースが飲める。ミックスやオレンジを始め、イチゴやモモなど季節の果物のジュースが全て100円というサービスお値段。
(2004年以前のデータ)
羽曳野市向野にあるさいぼしの製造元。小売の売り場が無い完全受注生産の店だが、数日前に電話でカッパやバラといった部位の指定と量を連絡して予約しておけば一般客でも購入が出来る。ただし、注文する量が少ないと指定の期日に用意出来ない事があるので注意が必要。出来れば500g以上での注文が望ましい。
値段はバラ肉でも100gで400円代と格安の卸値段。それでいて肉質は霜降りなのだから言う事無し。スモーク臭はベーコンそっくりの香りだが、味付けはシンプルな塩味で肉の旨みがダイレクトに味わえて大満足。店の場所が分かりにくい上に、オープンしているのが平日と土曜の午前中のみと購入までのハードルは高いが、さいぼし好きなら是非とも味わって欲しい逸品だ。
(07/12/03 更新)
京阪枚方市駅と枚方公園駅を結ぶ線路の西側にある細い道を通って行くと、突然「氷」と書かれたのぼりがはためくオープンカフェ(笑)が現れる。
その氷屋の店先で供されるかき氷は、250円と卸値格安値段ながらもたっぷりの量と氷屋の純氷ならではの透明感のある味わいが夏の暑さに気持ちいい。シロップはイチゴやメロンなどといったスタンダードなものが一通りと、50円プラスで練乳もかけてもらえるが、氷自体の味を楽しむには何もなしでもいいかも。
(2004年以前のデータ)
休日には行列が出来る、神戸元町の南京町そばにある神戸牛の老舗のコロッケ&メンチカツ
さすがに端肉とは言え神戸牛の味は本物で、コロッケ(80円)に入ったミンチ状のすじ肉はそれほど量は多くないものの、しっかりとコロッケ全体に肉の旨味が溶け込んでおり、少し甘めのジャガイモとのバランスが絶妙。ミンチカツ(120円)も若干コショウを利かせた仕上がりながら、オーソドックスな作りが映える肉質が光る。
値段は肉屋標準価格からすると若干高めだが、値段に見合うだけのクォリティを楽しめる品だ。
(08/07/30 更新)
徳庵駅前商店街の中にある、古びた大衆食堂のショーケースにぽつりと置かれているいかにも地味な存在ながら、かつて隆盛を極めた「野崎詣り」や「住吉祭り」の名物として知られた品だそうで、今ではこの店だけが伝統の製法を守りながら販売を続けている。
その別品餅(110円)は、串に4個刺さった団子の上に、大豆から作られた茶色の餡がたっぷりとかけられており、きな粉の香ばしさとぽっくりとした程よい甘みが印象的で、辛党にも楽しめる素朴な逸品。店は一応食堂となっているだけあってメニューにはうどんやカレーなんかが揃っているが、席数は少ないし餅を買いに来る人が引きも切らないのでどう見ても落ち着かず、しかも営業時間は「別品餅」が売切れるまでという状態でほとんど食堂としては機能していないのがご愛嬌だ(笑)。
(09/01/13 更新)
蒲生四丁目の北西側、城東商店街から鶴見通を挟んで北側に伸びる商店街の中にある、持ち帰り専門のコロッケを中心とした揚げ物店。
表の看板のフレンチトリコロールが示すように、フランス料理の技法を使ったメニューが特徴的で、「じゃがいもと玉ねぎのコロッケ」は店の中で大量に煮込んでいるブイヨンのコクが染み渡り、店の名前がついた「いまむらコロッケ」は濃厚なトマト味のミートソースが使われ、鶏ときのこ、鮭のクリームコロッケにはバターの香り漂うベシャメルソースが詰まっている。
コロッケ以外のメニューも揃っており、クミンが効いたナスとミンチのはさみ揚げに、カレー味で松の実が入ったユニークなメンチカツは食べ応え十分、プリッとしたエビフライや肉厚でホクホクのカラスガレイのフライには、タイムやローズマリーといった香草入りのパン粉とムースリーヌの繋ぎが使われた繊細な味で、かえってソースやマヨネーズは必要ないぐらい。単品とコロッケがあるポテトサラダも、芋の自然な甘みとあっさりしたマヨネーズの使い方で非常に軽やか。
(14/08/29 更新)
言わずと知れた、大阪のコロッケの代名詞。天神橋筋商店街のJR大阪天満宮駅からすぐのところにある店には、毎日変わらぬ行列が出来ている。
メニューには肉屋の揚げ物が一通り揃っているが、ここで買うべきは何と言ってもコロッケに尽きる。皮付きのじゃがいものみが入ったシンプルなコロッケは、何が入っているのか際立った甘味が特徴で、おかずとしては不向きだがその場でアツアツのサクサクを頬張るとおやつとしては最高である。持ち帰りで買う人が多いが、是非その場で食べていただきたい。2番人気のミンチカツは割と平凡な出来かな。
(07/10/18 更新)
門真銀座商店街の、京阪より北側エリアにある持ち帰り専門の揚げ物店。メニューはコロッケ、トンカツ、ミンチカツ、ハムカツといった定番から、エビフライやビフカツ、野菜の天ぷら、春巻き、揚げ物じゃないハンバーグやポテサラ、スパゲティサラダなどと実に幅広い。
値段は40円の真っ赤なしょうが天から始まり、カリッとクリスピーな衣の野菜天ぷら類が50〜90円、ホクホクのイワシフライが80円、意外とカニ風味豊かなカニコロッケが50円、甘辛く大ぶりな肉じゃがコロッケが60円、変な甘みが無くて肉の旨味が詰まった自家製コロッケが70円、トロトロのホワイトソースが詰まったエビクリームコロッケが90円と激安。120円のチキンカツや150円のトンカツは大人の手のひらサイズはあるボリュームで、衣も肉も分厚くて食べごたえ満点。80円のよせあげにはちゃんと海老が入ってるし、150円のタコ天もタコがデカい。ただし180円のビフカツはちょっと肉が薄すぎていまいち。
その中でも個人的なイチオシは揚げ物じゃなくて、大きな鉄鍋で一度に焼きあげられるハンバーグ(160円)。大人の拳のように分厚く、見た目通りの肉々しさと玉ねぎの甘さが絶妙で、下手な洋食屋顔負けのクォリティである。
(13/11/29 更新)
地下鉄蒲生四丁目駅の南東、城東商店街を南に下ったところにある、昔ながらの甘味と粉モンのお店。外にはベンチが置いてあるが、飲食スペースがあって店内で食べることも出来る。
粉モンは何と言ってもイカ焼き。もっちりした生地にイカゲソ、そして卵までが入って100円という超破格のお値段。180円のお好み焼きは直径15cmほどで小ぶりではあるが、しっかりしたダシの味と卵がコクを与えていてなかなか美味しい。
甘味については、1個70円のアイス最中、回転焼き、100円のコーラやジュース、120円のソフトクリームから、みつ豆、白玉、小倉、プリンなど商店街レベルを超えたバリエーションが取り揃えられており、最高額で抹茶小倉白玉ソフトの420円という安さ。もちろん手作り感いっぱいで、牛乳を食べているかのようにさっぱりした甘さのアイスモナカやソフト、ガラスの器にてんこ盛りのかき氷など、子供も大人も喜ぶものばかりである。
(14/05/16 更新)
住所:大阪府大阪市北区池田町1-29 【MAP】
天満市場の北東側に、ひっそりと店を構えている駄菓子屋のようなお店。レトロを絵に書いたような店の壁には、アイスコーヒ60円、ひやしあめ80円、アイスモナカ90円、ソフトクリーム130円との品書きが書かれており、値段も昭和レトロそのまんまだ。
意外と甘さが押さえられたクリーミーなアイスモナカや、シャリッと半凍り状態でこめかみにツーンと来る生姜の利いたひやしあめ、昔の銭湯で飲んだような謎のコーヒー風飲料を思わせるアイスコーヒーなど、チープだけど楽しくてどことなく懐かしい、正に大人のための駄菓子屋だ。
天神橋筋2丁目に同名の小奇麗な和菓子店があるが、全く違う店なので注意のこと。
(08/05/28 更新)
鶴橋の南にある大阪のコリアタウン、御幸森商店街は韓国食材の宝庫で、山田商店のキムチなどに人々の行列が出来たりするのだが、個人的な一押しはここの蒸し豚(100g200円)だ。
店頭で豚肉のいろんな部位を量り売りしてくれるのだが、是非とも皮付きの部分を買って欲しい。肉にかぶりつくと皮の裏のプルプルしたゼラチン質の部分がたまらない。辛子醤油で食べると豚のうまみが口一杯に広がってビールのつまみに最高である。他には豚足や腸詰のスンデなども売っている。もちろん持ち帰りのみだが、薄い紙袋に肉隗をゴロリと包んでくれるだけなので(笑)、遠方の人は持ち帰りに工夫が必要だ。
追記:天満市場(ぷらら天満)の1Fに支店ができた。そこではキムチも売られている。
(09/12/24 更新)
ここも馬肉をスモークした「さいぼし」を製造直売している店だが、あえてさいぼしとは書かずにチェリースモーク(桜肉=馬肉の燻製という意味?)と称しているだけあって、他とは一味も二味も違うのが特徴的。
おそらく冷薫法に近いやり方で作られているのではないかと思うが、出来上がりはかなりレアに近い感じで、ジャーキーと言うよりは味を凝縮させた馬刺しと言った方が良く、馬刺しと同じようにしょうが醤油やにんにく醤油で食べると絶品である。値段は300g程度のパックでバラが2500円、ロースが2000円、そしてバラとロースが混ざった一回り小さいパックが1500円と、さいぼしの値段としては標準的だが、価格以上の満足感が味わえる逸品だ。ネット通販は無いが、電話一本で地方発送も可能。
(10/06/18 更新)
鶴橋卸売市場の南端、細い一般道に面したところにある、すし店などのプロ御用達の鰻店。鶴橋にうなぎの店は多くあれど、ここが一番売れ行きの回転が早い。
店の中で次々にさばかれて蒲焼にされるうなぎは、当然国産の活けのものを使っており、うなぎの身の厚さと柔らかさ、臭みの無さは圧巻で、スーパーで身の薄いペラペラの国産うなぎと称する代物を買うのが馬鹿らしくなる。値段はマーケットプライスで、小さなサイズで1000円前後からあるが、どうせなら1500円ぐらいの大ぶりのサイズを頼みたい。酒をふりかけてホイルで蒸し焼きにしたものを、うな丼にして食べると最高に幸せになれるぞ。
また、鰻は白焼きにしてもらう事も可能。もし店にう巻きが残っていればそれも是非忘れずにどうぞ。
(10/08/12 更新)
馬肉の燻製、いわゆる「さいぼし」の製造直販をやっているところ。さいぼしは良くビーフジャーキーのようなものと形容される事が多いが、実際にはもっと水分があって味付けがシンプルで、どんな酒にでも合う万能選手である。塩味が足らない時は醤油マヨネーズで補うのが好きかな。
さいぼし自体は鶴橋や阿倍野近鉄でも買えなくは無いが、値段と味から言ってこの店が一番のお薦め。少し肉に筋っぽさはあるが炭臭い薫煙香と程よい塩味、濃縮された脂身のバランスが良くて大変においしい。部位によって値段は違うが、カッパと呼ばれる部分なら200g近くは入っている1パックが500円と格安。肉質がジューシーなバラ肉なら100gで700円程度とこちらはちと高め。たくさん必要な人はあらかじめ電話をして伝えておこう。公式サイトより通販が可。
(05/12/28 更新)
近鉄矢田駅の北東、照ケ丘矢田の住宅街の中、ごく普通の民家の裏にしつらえた工場で作られている手作り焼豚。売っているものは、100g300円の焼豚のみで、赤身の部分と脂身が少し入った部分を指定して買うことが出来る。一緒に付いて来るタレが入っている豚の入れ物がかわいい。
じっくりと直火で焼かれた焼豚を一口食べると、しっとりとジューシーな口当たりが印象的で、噛みしめると雑味のない凝縮された旨みが感じられて絶品。味付けはほんのりと甘口な醤油和風味で、そのまま食べるのはもちろん、どんな料理にでも合いそうな感じである。
年末シーズンはほぼ予約で売り切れてしまうそうなので、正月用に買おうという人は店に早めの連絡を。
(11/05/10 更新)
開店から常に行列が出来、あっという間に売り切れた後は閉店してしまうため、幻のコロッケと呼ばれる桃谷商店街の超人気店・・・だった「さきやま商店」が閉店してしまい、そこで働いていた方が同じ味と形式で新しくオープンした店。
ラードでカラリと揚げられたコロッケは90円と肉屋のコロッケとしては高めだが、ネットリと甘くてクリーミーなメークインがぎっしり詰まっており、この値段も十分に頷ける逸品。160円のミンチカツも肉汁がたっぷりでこちらも絶対に外せないところだ。
(15/09/30 更新)
京阪森小路駅から西へ伸びる道と、国道1号線が交差する地点にある、おばちゃん1人だけで細々と営業しているテイクアウトのみの鶏手羽先から揚げ専門店。
メニューは1本100円の手羽先のから揚げが5本単位でS、M、L、Pと5本ずつ500円増えていくだけで割引が一切無いシンプルさ。「どこにも無い味」と銘打っているが、ガツーンとニンニクが効いた醤油味は確かに独特の個性があっておいしい。ただし、ニンニク臭は下手をするとそこらの餃子よりも強力なので、食べた後は人と会うのに注意したほうがいいだろう(笑)。
(10/03/02 更新)
鶴見区の外れ、閑静な住宅街の中にポツンと暖簾を出している、持ち帰りのうなぎ寿司専門の店。
その唯一のレギュラーメニューであるうなぎ寿司は、箱型に押した酢飯の上に薄く鰻を載せたバッテラっぽい作りで、黒ゴマが入った甘いツメがたっぷりかけられているのが独特。味はどこか懐かしさを感じるひなびた味わいだが、弁当箱大の容器にぎっしり入ったボリュームで680円という値段は十分にお得。
秋から春にかけては、良いサバが入ったときにだけ作られるバッテラ(400円・要予約)がメニューに加わり、バッテラだけに当然サバの身は薄切りだけど、非常に脂が乗っていて身の薄さを感じさせない逸品。
(09/11/23 更新)
今宮神社の参道に一和と向かい合って立つ、きなこをまぶした小さい餅を竹串にさして火鉢であぶり、味噌だれをつけた名物あぶり餅(15本500円)を売る創業400年を誇る茶屋。
そのたたずまいはほとんど江戸時代で、目の前を刀を指したお侍や町人が歩いていても何の違和感も無い。こういう空間は日本広しと言えど京都のここにしか無いだろう。京都で下手な神社仏閣に行って高い拝観料を払うよりも、ここの500円の方がB級的にはお薦めである。個人的には向かいの一和よりもこちらのかざりやの方があっさりしていて好み。休日は混むので、のんびりした空気を楽しむなら平日の午後に行きたい。
(2004年以前のデータ)
住所:大阪府大阪市中央区瓦町3-6-11 【MAP】
電話:06-6231-6020
営業時間:8:00-18:00 土曜8:00-13:00
定休日:日祝
アクセス:地下鉄本町駅1番出口出て御堂筋を北へ、新生銀行の角を東へすぐ
創業80年以上を誇る老舗の喫茶店。木目を生かした落ち着いた店内の奥には年代物の掛時計があり、船場の生き証人であるこの店の歴史を主張している。
コーヒー(300円)は深く煎られた大阪伝統のタイプで、あっさりさっくりのこれまた昔から変わらぬドーナツ(120円)と絶妙の相性を見せる。
(2004年以前のデータ)
カフェブームなるものが台頭するはるか太古からその名を轟かせてきたカフェの名店。子供の頃は大丸の地下の支店でスープを飲むのが楽しみだった。
お客さん連れなら近くの本店がベストだが、一人なら三条店がよろしい。奥の丸いカウンターの中では白服のウェイター達が忙しくコーヒーを入れていて、顔を覚えられると何も言わなくても新聞を差し出してくれる。深煎りのコーヒーは最初から砂糖とミルクが入ったまったりとしたイノダスタイルである。大きなガラス張りの窓から見える中庭の光を浴びながらカウンターでコーヒーを楽しむひと時は、京都のB級贅沢の極みである。
(2004年以前のデータ)