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守口の西郷通商店街に隣接した三和通り商店街にある、アイスクリームとたこ焼きを一緒に売っている、今ではすっかり少なくなったタイプの昭和レトロ店。
たこ焼きは、関目のピアを除けば大阪最安値クラスの6個100円。それでいて、ふんわりした大きめのサイズでとても食べごたえがあり、ダシもなかなか効いていて美味しく、繁華街ならこれで300円以上は確実に取れそうなクォリティ。1枚130円と、たこ焼きに比べると高めのイカ焼きは、広げてみるとフライパンぐらいの大きさの生地に卵がたっぷりで、こちらも値打ちの方は十二分。
甘味の方では、1個90円とこれまた安いアイスモナカ(イチゴとバニラ)が、意外とクリーミーで高級感のあるお味。そして中年組に懐かしいのが、ひしゃくでコップに注いでくれる甘いひやしあめとアイスコーヒ(小90円、大130円)がある事で、暑い日に店頭で飲み干すと半氷になっている冷たさでコメカミに響くこと必至である。
(13/11/15 更新)
此花区の高見フローラルタウンの西にある、15個で100円、7個で50円という、現在は大阪で(そしておそらく世界でも)最も安いたこ焼き店。電話番号も無く、休みも不定期なので空いていればラッキーという秘境店でもある。
生地に出汁や卵はあまり効いてないし、たこ焼きのサイズは小さめ、タコは舌で思いっきり口の中をかき回さないと存在が確認出来ないぐらいの芸術的な小ささだが、それでも100円分も食べたらおやつとしてはしっかり満足である。
店内には3人座れるテーブルがあって、近所の子供が100円玉を握りしめて仲良く食べている。マヨネーズはプラス10円で、店内にはジュースも売っている。
(17/06/30 更新)
お好み焼きやラーメンまでやっているテイクアウト中心の、やや寂れた松原商店街の中にある屋台風のお店。
しかしここでは断然たこ焼きがお薦め。10個250円の庶民価格ながら、京都特産の九条ネギがたっぷり入っていて、さながらたこ焼き版ネギ焼とも言える豊かな味わいである。もちろん生地もだしと醤油が効いて万全。
(2004年以前のデータ)
南鴫野商店街でかれこれ四十年近く、リーズナブルなたこ焼きと洋食焼きを作り続けている隠れた老舗。店内では食べることが出来ず、持ち帰り専用である。
たこ焼きは10個240円という値段で、青のりやカツオ、ソースといったものが全くかかっておらず、鉄板に入れた生地に直接注ぎ込まれる醤油とネギ、紅生姜の味のみで食べさせるシンプルなもの。生地も流行りのカリトロじゃなくて、ふんわりモッチリでタコもなかなか大きく、食べ応えのある品だ。
そして1枚120円の洋食焼きは、豚や玉子が入っておらず、具はキャベツと天カス、チクワの輪切りという簡潔さだが、キャベツも小麦粉もたっぷりでこちらもガッツリな食べ応えである。なお、豚入りは150円で、普通のお好み焼きも300円台からラインナップにある。
(11/08/12 更新)
JR学研都市線鴫野駅に接する、南側の道を西へ行ったところにあるテイクアウト専門の粉もん屋。
7個200円のたこ焼きは、大阪最大クラスの大玉で1個1個がずっしり重たいヘビー級。生地は濃い目のトロトロで、タコのサイズは大玉に負けないしっかりサイズ。出汁、天かす、ショウガは控えめ程度。マヨネーズを希望すると、スチロール箱の端っこにどっぷり盛られて驚く。
お好み焼きは、豚玉とイカ玉がそれぞれ280円で、みじん切りのキャベツと卵がたっぷり入ったふんわりサクサクの口当たり。そばが入ったモダン焼きにしてもたったの350円だ。そして一番人気の焼きそばは、280円という値段で豚とキャベツがたっぷり、粉鰹が効いた味わいが特徴で、透明プラケースにみっしり入って280円とこれまた格安、男性でも満足必至のボリュームである。
(21/10/14 更新)
住所:大阪府大阪市生野区巽北1-1-4 【MAP】
電話:06-6752-6444
昭和で時が止まってしまったかのような店内の雰囲気と値段。たこ焼きはしっかり醤油味のついた超下町タイプ。どういう関係があるのか、ここ以外にも美章園や西成区花園にも同じ名前の店があって味も一緒である。休日の昼下がりにのんびりつつきたい。たこ焼き10個200円カキ氷300円よりコーラ、ミルクセーキ90円小倉ソフトクリーム250円。
(2004年以前のデータ)
たこ焼き6個100円、ソフトクリーム100円という超庶民的価格の小さなたこ焼き屋。店内には狭いながらもテーブルが置いてあるので店内でも食べられる。
たこ焼きは正に大阪下町スタンダードでしみじみと美味しい。ちょっと横にからしが添えられているのが独特。こんな時代にこんな店が残っている事自体が貴重だし嬉しい。
(2004年以前のデータ)
阪堺電気軌道阪堺線、北天下茶屋駅の前にある狭〜い商店街の一角にある、完璧に昭和なたこ焼き屋さん。古ぼけたテントにはお好み焼きと書いてあるが、売っているのはテイクアウトのたこ焼きのみ。
現代風からするとやや小ぶりのたこ焼きは、ダシが薄めで表面がカリカリに焼かれた昔ながらのスタイルで、大阪の庶民が屋台などで親しんで来た郷愁の味がそのまま残されている。タコもサイズに合わせてやや小ぶりだが、5個100円という値段を考えれば十分である。
(13/09/19 更新)
阪神尼崎駅の南西、尼崎寺町と言われる寺社が集まっている通りの一角でひっそりと老夫婦が営業しているたこ焼き店。基本は持ち帰りだが、鉄板の前に小さなカウンターと椅子があって、そこで食べて帰ることも可能。
値段は7個100円と関西最安の価格帯だが、100円分だけ買えるのは子供のみで、大人の最低購入価格は200円から。たこ焼きのサイズは今どきからすると小さめで外側はカリッと固く、関西人には馴染みの深い、昔ながらのおやつたこ焼きである。タコもかわいいサイズではあるが、天カスとネギがたっぷり入っていて香ばしい。
飲み物等の用意は無いが、店頭で食べるとお茶を出してくれる。持ち帰りの袋が5円、マヨネーズをかけるのはたこ焼き100円につき10円の別途料金が必要。
(16/09/30 更新)
阪急南方駅、地下鉄御堂筋線西中島南方駅南口のすぐ横、徒歩1分弱。阪急京都方面行きのホームから見える。
梅田駅から地下鉄や阪急で一駅の南方からすぐ。非常にトータルバランスが高いレベルにあるたこ焼きである。天カスをたっぷり使ったカリッとした外側がおいしい。店内で食べる場合は青海苔とカツオが振り掛け放題なのも嬉しい。夕刻には生ビールで一杯やる人も多い。たこ焼き10個380円。
(2004年以前のデータ)
蒲生四丁目の南東にある城東商店街内に2016年の11月にオープンした、ご夫婦で営業されているテイクアウト専門・オープンエアーのたこ焼き店。
水、粉、油、出汁全てにこだわったと謳われたたこ焼きは、粉を最小限に抑えた生地を、銅坂の焼き板と米油でじっくり大きく焼き上げられたもので、出来上がりはカリトロならぬフワフワトロットロ。具はタコ、ネギ、紅しょうが、天かすとごく普通だが、何より天然出汁がたっぷり入った生地の香りと味わいは見事と言うしかない。たこ焼き自体のサイズほどタコは大きくないが、プリッとしていて新鮮。
値段は6個300円、12個500円、18個750円、30個1200円と単価にバラつきがあるのがちょっと謎。味付けは、そのままと岩塩、ポン酢、ネギ塩、梅&岩塩、ソーズマヨ、明石焼き風の出汁入り(100円アップ)と幅広い。生地の良さを味わうなら、まずは塩系で試してもらいたい。
(17/01/13 更新)
住所:大阪府大阪市北区浪花町4-21 【MAP】
電話:06-6373-2929
営業時間:11:30-18:30
定休日:火曜
アクセス:JR天満駅から商店街を北へ、すし屋の並ぶ道を西へ行って大通りを渡ってすぐ。
ここもJRなら大阪駅から一駅。独特の黄色い天カスによる、もちもちとした極めてコクのある味わいが特徴的。いろんなところで絶賛されている店で確かにうまいのだが、下町安たこ焼きになじみすぎた私のような関西土着民にとってはうますぎてたまに食えばいいかと思わせるのも事実(笑)。もちろん、お薦めである事には変わりない事だが。たこ焼8個280円。
(2004年以前のデータ)
鶏ガラや鰹節、果物などをじっくり煮込んだ大変コクのあるダシでふわふわに焼かれた独特のたこ焼き(8個350円)は、やはりここにしか無いオンリーワンの味だと言える。ただし、ヒマな時だと焼き過ぎで焦げている事があるので、あえて行列が出来ている時に買うべき。味付けは普通のたこ焼きのようにソースをかける事が出来るが、ここの味を生かすためには醤油ダレか何もつけない方がお薦め。
1号店のみ立ち食い用に5個150円のメニューがあるが、10個以上食べたい人や、店内で食事をしたい人は、すぐ近くにある2号店の方がすいていて便利だ。こちらには激辛塩スジ焼きそばなど、たこ焼き以外のメニューもあってこれもなかなかうまい。
追記:久々に行ってみたが小麦高騰のせいもあるにせよ随分値段が上がってしまった。焼きムラがある場合も少なくなく、やむなく評価下げ。
(07/07/17 更新)
住所:大阪府大阪市中央区難波千日前11-19 【MAP】
電話:06-6631-0127
営業時間:10:00-21:00
定休日:無休
アクセス:南海電車なんば駅、御堂筋線なんば駅下車5分なんばグランド花月横
なんばNGKそばという繁華街にある結構な人気店だが、おいしいものはおいしい。味はダシの効いた外側がふんわりしたタイプ。塩・醤油・ポン酢・ソース、さらにはトッピングにマヨネーズやネギ載せ(別料金)が選べ、どの味付けでも破綻を起こさないのはバランスの良さゆえか。冷えるとぺしゃんこにつぶれてしまうので、店の奥にあるテーブル席で熱いうちに食べたい。たこ焼9個350円より。
(2004年以前のデータ)
地下鉄緑橋駅を少し北に上がったところから東に伸びる、ひなびた緑橋商店街の奥のほうに佇むテイクアウト専門の店だが、近所の人気店らしく客が途切れなく訪れる。
8個で300円の「あかし焼き」はソースや青海苔などをかけずにそのまま食べるタイプのたこ焼きだが、その淡白そうな名とは全くの裏腹に、おおぶりなたこ焼きの中には天カスと桜えびがたっぷり使われていて、あの「うまい屋」をも凌ぐほどの濃厚な味わいに驚いてしまう。1個の大きさもなかなか大きくて食べ応えは十分だ。あかし焼きと同じく、ダシと桜えびが利いた豚玉、イカ玉のお好み焼きもあり、それぞれ330円とこちらもリーズナブル。
最近は、卵がたっぷり入った分厚いイカ焼きや、チーズを載せたイカ平焼きなど、メニューも幅広くなってますます好調である。
(12/12/10 更新)
空堀商店街を谷町筋から西に入ってすぐの場所にある持ち帰りが中心の粉モン店。中にはカウンターとテーブル席があってイートインも可能。一見するとチェーン店のようだが、カウンターでは老夫婦が良いコンビネーションで調理をしておられる。
メニューは豚玉(400円)、イカ玉(430円)のお好み焼きが2種と、焼きそば(450円)、たこ焼き(8個320円)、あとは飲み物と極めてシンプル。お好み焼きは丁寧にフンワリと厚さ1cmの楕円形で焼かれ、イカ玉だと中にイカの身がたっぷり入っていて値段以上の内容。焼きそばは細手の麺と豚肉、キャベツがソースでしっとり焼かれ、贅沢にも目玉焼きが添えられる。たこ焼きは、サイズもタコも大ぶりで食べごたえがあり、ほんのり香る出汁が入ったトロトロの生地に、サクサクとした天カスがアクセントになっていてハイレベル。
飲み物は生ビール(380円)、中瓶(450円)、チューハイ(450円)、ウイスキー、梅酒、日本酒(各400円前後)と意外と揃っていて、仕事帰りに一杯やって帰る勤め人のグループを良く見かける。
(16/09/16 更新)
長居競技場でのスポーツ観戦の前後に訪れたい店。
味はこんにゃくが入っているせいか割とあっさり目なタイプのたこ焼きである。何も上にかけない「そのまま」か、ソース、マヨネーズの有無を組み合わせて頼む事が出来る。私は試した事が無いのだが、案外マヨネーズだけがうまいそうだ。たこ焼き8個200円。
(2004年以前のデータ)
新世界のちょうど中心、ふぐのづぼらやの近くにある、地元の人や観光客で常に賑わっているたこ焼き店。
値段は8個300円と繁華街標準の価格だが、1個1個が非常に大きくて蛸もたこ焼きの大きさに見合ったサイズでなかなかお得感がある。ふんわりしたたこ焼きの中に詰まっているトロトロの生地は、あまりダシは効かせずに天カスのコクと生姜のアクセント、そしてソースと最後にかけられるかつお節の味で食べさせるトラディショナルなタイプで、オプションもマヨネーズの有り無しとシンプルそのものだが、バランスが良くて食べ飽きないたこ焼きだ。
(08/03/12 更新)
天満駅の北側、池田町と商店街を結ぶ細い路地の中で、お母さん一人で切り盛りされている小さなたこ焼き屋さん。たこ焼きは10個250円から5個増えるとそれぞれ100円アップというシステム。コーラなどのソフトドリンクは250円で、メニューには無いけど缶ビールは350円というお値段。
たこ焼きは、溢れた生地がくっついていたり、あちこちに焦げがあったりで見た目はお世辞にも整っているとは言えないが、これは卵たっぷりの生地を少量の油で焼いているおかげで、食べてみると卵と天かすの濃厚な味わいと、さっぱりふんわりした後口が何とも言えない個性的な美味しさを醸し出している。
当然持ち帰り主体ではあるが、狭いながらも店内で食べられるようになっていて、カウンターにはソース、マヨネーズ、一味、粉がつお、花がつお、青のり、醤油、ポン酢、塩コショウと考えうる限りの調味料が置いてあって、それぞれ自由に使うことが出来る。ここは是非その場で食べてもらって、小さな昭和異次元空間も味わってもらいたい。
(12/03/15 更新)
以前は京都の超有名店である蛸虎の支店だったが、独立して蛸鶴と名前を変えての再出発。
たこ焼き(9個500円)は天カスをたっぷり使ったカリカリの表面が特徴的でうまい。たこ焼きも中のたこも大ぶりで、値段に見合うだけの食い応えがある。しかも本店に比べると値段が100円安いのが嬉しい。韓国風タレをまぶしたたこ珍味やたこ刺し(各500円)などで一杯やるのもお薦め。
(2004年以前のデータ)
万博記念競技場からならここを勧めたい。大阪モノレールの千里中央駅を降りたところにあるショッピングモールの中にある。ここからは大阪駅や新大阪駅まで地下鉄で1本なので、観戦の行き帰りに組み込む事が可能だ。
やや値段は高めだが、外はカリッと中は濃厚なトロトロでとても完成度が高い。店も綺麗で他県の人を連れて行っても恥ずかしくないごちそうたこ焼きの代表店と言える。たこ焼き10個480円。
(2004年以前のデータ)
上新庄や森小路にも店を構える新興ローカルたこ焼きチェーン。
直径が4cmもあるたこ焼き(7個320円と15個520円)は、かなり空気で大きさが稼がれている感じはあるが(笑)、しっかりしたダシを感じるトロトロの生地と、固めに焼き上げられた外側がメリハリのある食感を生み出していてうまい。タコは大きめだけど生地の大きさからするともう少し大きくして欲しいかな。味付けはもちろんソースも選べるが、ダシを味わうなら塩がお薦め。
店にはビールやチュウハイが置いてあり、昔懐かしい木の舟に載せられたたこ焼きやイカ焼き(1枚200円)をつまみながら一杯というのもオツだ。
(08/03/26 更新)
新梅田食道街のちょうど真ん中にある、日本一小さなたこ焼き店として知られる店。名前からして、近所の同名立ち食いうどん店の系列だろう。中では、両手を伸ばすとつかえるぐらいの狭いスペースでおばちゃんがたこ焼きを焼いていて、客は店にくっついた小さなカウンターでたこ焼きを食べるシステム。
メニューは、8個230円のたこ焼きに、プラコップに入ったビールが小と大で250円と290円。そして全然割引になってない(笑)、たこ焼き+ビールセットの小と大がそれぞれ480円と520円。たこ焼きは、だいたい焼き置きなので外側が固く、生地にもショウガが効いていて、たこ焼き単体だとあまり評価は高くない感じだけど、これがビールと合わせるとなかなかジャンクなアテとしておいしくいただける。
梅田での飲みのハシゴの最後に、小腹をちょっと満たしたい時に使うには都合が良いお店だ。
(10/10/05 更新)
住所:大阪府大阪市中央区難波5 なんなんタウン4号 【MAP】
電話:06-6649-7708
営業時間:10:00-21:00
定休日:第3木曜
アクセス:地下鉄御堂筋線なんば駅から地下で直結。徒歩1分
大阪のたこ焼きの元祖と言われる店。本店は天下茶屋駅近くの国道にあるが、アクセスしにくいのでこちらを紹介。
たこ焼きはしょうゆが効いた生地の中にたこだけが入っているシンプルなタイプ。値段の割にサイズが小さくてCPという点ではあまり誉められないが、大阪のたこ焼きを語る上でこの店は外せない。ソースをつけても食べられるが、まずは何も付けずに食べて欲しい。たこ焼き15個500円、ねぎ入りたこ焼き600円など。
追記:近年、たこ焼きの前身であるすじ肉とコンニャクを煮込んだ具を入れたラヂオ焼きが復活。たこ焼きよりも濃厚な味わいで、酒のアテにはこちらのほうがお薦めだ。
(2004年以前のデータ)