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第1ビルにある上田酒店と同じく、酒屋が経営する角打ちの立ち飲みだが、あちらが典型的な庶民派だとすれば、こちらはぐっと雰囲気的にも内容的にも本格派の酒場である。
ここの特徴は何より日本酒や焼酎のラインアップにあり、醸し人九平次、秋鹿、松ノ司、八海山、そして越乃寒梅といった名だたる銘酒や、伊佐美や魔王といった市場ではプレミアム価格が付けられている焼酎が、ほぼ一律500〜600円で飲めてしまうところが凄い。そして、店の裏で腰の曲がったお母さんが作るアテも酒の格に負けない質を誇っており、100円と150円のおでんは香り高いダシと酒の旨みに満ちており、大和芋を使ったマグロの山かけ、桜海老と若布のおろし和えといったセンスの良い品も揃っている。さらに嬉しいのはガッツリ派にも行けるアテも格安で揃えていることで、結構ボリュームがあるカラリと揚がった鶏のから揚げや、刻みイカが入った巨大なかき揚げ、干し海老としいたけの旨みが絶品のそうめんなんかも一品たったの300円である。
短冊に書かれた日本酒の種類だけでも十分おなかいっぱいだが、それ以外にも多数の銘柄が揃っているようなので、日本酒好きの方は店の人に聞いてみるといいかも。
(09/07/01 更新)
住所:大阪府大阪市北区堂島浜1-2-1 新ダイビル2F 【MAP】
電話:06-6343-8663
営業時間:11:30-14:00 17:00-24:00
定休日:土日(ランチ)、不定休(ディナー)
夜に出されるフレンチのコースもお値打ちだそうだが、B級的にはやはりここのステーキランチを外すわけには行かない。
カウンターにどんと鎮座ましましたオージービーフのリブロースの肉塊から切り出されて焼かれるステーキは、180gのシングルで680円、270gの1.5枚にしても880円、2枚で1080円という北新地の常識を覆す値段、しかも大盛り可のご飯やサラダもたっぷりした量で、味付けも味噌やわさび醤油、ポン酢、塩と選べるのだから言う事なし。
ランチのステーキは50食で売切れてしまうそうなので、出来るだけ開店と同時に入りたいところ。
(08/02/01 更新)
天五中崎通商店街の西端、地下鉄中崎町駅のそばにある、正統派の大衆居酒屋。今は無き名店「天満正宗屋」の元スタッフもおられるそうだ。
メニューは当然ながら、揚げ物焼き物煮物と鍋と寿司以外はひと通りの品が揃っており、おでんは80円、枝豆などの小鉢が150円からあり、ほとんどの品が200〜400円の間にある安心価格。酒もビール大瓶が390円、チューハイが280円と安く、280円からある焼酎も普通よりはたっぷりした量が出て来てお得。
黒板にはその日の日替わりメニューがたくさん書いてあり、大きなデミソース付きのミンチカツが2個で280円だったり、「中村シェフの洋風メニュー」と銘打たれた300円そこそこのグラタンやオムレツ、ポトフ、ヒラメのムニエルなど洋風のアテも多く揃っており、豚フィレカツなどは卵そぼろとワインが効いたソースがかかっていて見た目も美しく味もオシャレである。
もちろん、刺し身や煮魚、串焼き、串カツ、惣菜などの定番モノも抜かりなく、大きなだし巻きやクリーミーなポテサラは250円だし、たっぷりの赤魚煮付けが300円、ゴーヤや赤ピーマン、しめじなど旬の品が入った野菜炒め、トロトロの白味噌どて焼き、ちゃんとダシが引かれた薄味のおでんなど、どれもこれも手作りで極めて良心的な品ばかりである。
(11/11/25 更新)
以前は、朝と昼はかやくご飯を出す店として有名だったが、かやくご飯が無くなって午前のうちから店が開く昼酒スポットになってしまった。
ここの特徴は鯨メニューが揃っているところで、竜田揚げやベーコン、さえずりといった定番から、どて焼きや串カツ、団子といった普通は鯨をわざわざ使わないだろ、という料理まであるのが面白い。中でもハリハリ鍋は、あっさり滋味深いダシと水菜に、赤身、ベーコン、おばけなど鯨の色々な部位がたっぷり入っている大満足な逸品。アラ炊きは直径15cmはある皿に山盛り、注文の度に焼かれるだし巻きは濃厚かつしつこくないダシがたっぷりで絶品。醤油入れが用意されず、魚が乗っている皿に直接醤油をぶっかけて食べるシステムが独特な刺身は、ヒラメやシマアジ、鯛、ウニといった高級魚でも豪快な量で盛られており、どれもこれも1品310円均一とは思えないコストパフォーマンスである。
ビールは瓶が小瓶のみでスーパードライ350円から、生中は450円で、日本酒は黒松若鶴の300円から純米吟醸まで数種類揃えている。会社帰りの時間は文字通り立錐の余地も無い混雑になるが、夕方の4時からは2階にある座り飲みの2号店がオープンするので、そちらを利用するのも手である。
(10/11/24 更新)
JR福島駅北側の雑然とした飲食街にあるこじんまりとした居酒屋のランチ。何故か店名の表記が看板と店内の品書きで「弁けぇ」「べんけぇ」とバラバラ表記なのが謎(笑)。
人気のエビ・カツ定食を始めとして、とん平焼きやニラモヤシ炒め、焼きそば、豚生姜焼き、焼き魚に納豆&出し巻定食まで十数種類のメニューが全て500円で、ただでさえ多いご飯がさらにてんこ盛りになる大盛りが無料というサービスぶり。
とは言え、から揚げはカラリと揚がったジューシーで大ぶりなもも肉が5個、とん平焼きやトンカツは手の平のサイズ、白身魚はホクホクと柔らかく、しかもほとんどの品が注文後の調理なのでアツアツと、そこらへんのワンコイン定食にありがちな貧乏臭さが微塵も無いのは素晴らしいと言うしかない。定食には100円プラスでウインナーや出し巻など一品料理を追加する事も可能だ。
(08/05/21 更新)
今や立ち飲みのデパートと化した大阪駅前ビルの中でも、料理の安さと言う店では群を抜いているのがこちら。
何せ、生ビール(または麦焼酎、日本酒)・きずし・小鉢・おでん2品のセットがたったのワンコイン、串カツやおでんはもちろん、どんぶりにたっぷり入ったシラスサラダや、ポテトとジャコがカリカリに揚げられた大きな2個のかき揚げ、どっさりのポテトフライやゲソ天、卵1個入りのイカ玉、カレイやハラスの焼き物など、普通の居酒屋なら300円以上の値段がつきそうな品が100円以下でずらりと並んでおり、牛肉のユッケや刺身3品盛りといった「高級」メニューでさえ250円だったりするのだから圧巻と言うしかない。味のほうはまあ値段なりではあるが、串カツの牛肉は新世界の有名店よりは大きいし、揚げ物はアツアツ、料理のボリュームはそこらの立ち飲みよりもよっぽどたっぷりしているので全く文句が言えるはずも無い。
ただ、酒はこういう店にしては銘柄がいろいろ揃ってはいるものの、生中が290円で大瓶ビールが460円、焼酎は250円からと料理に比べると少しお高めだし、当然ながら店内はいつもお客さんとタバコの煙で充満していて、わずかでも隙間があればカウンターにギッチリ詰めて客を入れられるブロイラー状態なので、じっくり腰を落ち着けて飲むには不向きなので注意。
(10/03/30 更新)
今や天満に並ぶ大阪屈指のラーメン激戦区と化した福島エリアにおいても、随一の評判を集め続けている人気店。
店のイチ押しである濃厚ラーメンは、豚骨ベースにモミジや野菜なども使われているっぽい、天下一品か一作と見紛うようなドロドロスープだが、クセや臭みが全く無くて魚介もしっかり自己主張している見事な出来。低加水の中太ストレート麺はシコシコ・モチモチとしており、煮玉子や分厚いチャーシューも丁寧に作られていて、玉ねぎみじん切りの甘さも良いアクセントになっている高バランスな一杯。
つけ麺はラーメンよりもさらに麺が太くて歯ざわりが楽しく、魚介スープがブレンドされたつけダレは、タレと魚粉が層になっていてかき混ぜる前と後で味の変化が楽しめるのも楽しい。レモンが別添えになっているので、酸味が嫌いな人への配慮があるのもGood。
しかし個人的に最もお薦めなのが、つけ麺や濃厚ラーメンよりも100円安い650円の和風ラーメンで、魚介ダシ主体のスープとは思えないほどの圧倒的な旨味があり、満足度は他の2品と並ぶとも劣らないものがある。ご飯物も、ふわっと香り高い「花鰹の鹿児島醤油かけご飯」や、フレッシュな辛味が心地よい高菜ご飯など細部まで抜かり無しで大満足である。
(12/08/03 更新)
扇町と梅田の間にある神山町というひっそりとしたエリアで、さらにひっそりと営業しているカレースタンド。
カレーは公式サイトに手順が書かれているとおり、香味野菜とりんごがたっぷりと溶け崩れたフルーティな甘酸っぱさがガツンと来るが、小麦粉が控えめでさっぱりライトな食感で胃にもたれない。辛さは4段階で指定できるようになっていて、「激辛」は大阪でもトップクラスの辛さになるが、そこまで辛くしても味のバランスが崩れないのは見事。辛さを調節したい人には、卓上に置いてあって自由に使える、ガラムマサラが効いた仕上げのオリジナル辛味スパイスを振りかけよう。100gあるトンカツやエビフライなどの揚げ物はもちろん通し揚げでサクサクだし、牛タンカレーは750円なのに柔らかく煮込まれたタンがどっさりと、注文後にさっと鶏肉を炒めて載せるのがユニークなチキンカレーや、薄切りビーフのコクが詰まったビーフカレーは600円と、値段は全体的にとてもリーズナブル。
ランチタイムには50円プラスでミニとは言えないほどの量があるミニサラダが付き、雨の日には100円引きのチケットがもらえるサービスもある。また、カレーのテイクアウトやルーだけの販売、公式サイトでの通信販売もあるなど、マスターそっくりの看板の似顔絵に似合わない、なかなかのマメ商売ぶりである。
(10/01/05 更新)
福島の超人気ラーメン店である「烈志笑魚油麺香房三く」の店主が新たに作った、こっちはセルフうどんの店。メニューはかけうどんやぶっかけ、釜あげの小が250円、釜玉の小が300円、カレーうどん350円がベースで、サイズの違いやトッピングで値段がプラスされていくシステム。
うどんの麺はかなりの太さで、胚芽が入って黒っぽいまだら模様になっているのが独特。基本的にはうどんは茹で置きで、釜あげや釜玉は湯だめ方式だし、冷たい麺でもあまりコシや伸びは感じさせず、全体的に関西式のもっちりした食感になっている。出汁は昆布、イリコ、鰹節が使われており、少しエグみを感じるまでしっかり煮出され、塩気も効かせた大衆的なタイプ。ぶっかけの出汁もしっかり甘辛さが立っている。カレーうどんは出汁とカレールーのバランスが良く、カリッと揚がったモモ肉の鶏天2個、大葉の天ぷら、大根おろしがのった「コケッコカレーうどん」は450円と割安。
トッピングやサイドメニューも豊富で、カラッと通し揚げされる天ぷら、甘辛く煮込まれた牛肉、きつねや梅しそ、大根おろし、揚げ置きだがあっさりでボリュームのあるカツ丼、ソースカツ丼、出汁が効いたかやくご飯、じゃこ飯、いなり寿司の他にも、季節によっては牡蠣天、牡蠣丼なんかもラインナップされる。
7〜10時の朝営業には、かけうどんと卵かけご飯、惣菜小鉢がセットになった390円でボリュームたっぷりのの朝定食、ランチタイムには、うどんとカツ丼で600円になるのセットメニュー、海老、ナス、ししとう、チクワ、大葉の天ぷらに小鉢、うどん、ご飯がセットになった天ぷら定食(800円)などもある。また夜は「そば喜?山く」という蕎麦屋に変化し、そちらはうどんほど安くないので注意が必要だ。
(16/12/09 更新)
大阪駅前第二ビルの地下2階にある、カウンターのみのカツ丼専門店。以前はとんキム丼などのメニューがあったが、一度値上げしてから再度値下げしたのを機に、メニューが一新されて定食やはりはりうどんなどがラインナップされるようになった。
しかし味のほうは以前と変わらず、550円とリーズナブルでありながら、丼の表面を完全に覆いつくすほどのトンカツは食い応え十分。タレははっきりした甘辛味で、ご飯もワシワシと進む。当然たくあんは取り放題で、山椒・一味も揃っており、脇役も万全。バリエーション的には、ソースカツ丼と味噌カツ丼、普通のカツ丼の3種類があり、それぞれ大盛り・特盛り・てんこ盛り・スペシャルといったご飯と玉子、カツの枚数を変化させるオプションや、味噌汁+サラダがつく「定食」が選択できるようになっている。
最近登場したカツカレー(700円)は、おそらくカツ丼用のタレとソース、カレー粉をアレンジして作ったと思われる和風チックな甘辛カレーで、カレーソースカツライスと呼びたくなるような独特な味わいだが思ったよりもイケる。卓上の一味や練りからしを加えても合うので是非お試しを。
(14/01/05 更新)
天丼屋がひしめく梅田地下街の中でもトップクラスの人気を誇る、グルメ杵屋系列の店。店内はコの字型のカウンター席のみで、席からは天ぷらを揚げているところがはっきり見えて安心感がある。
500円の天丼は、海老2匹としし唐、かぼちゃ、茄子、海苔が載っており、綺麗な油で通し揚げされたサクサクの衣と、さっぱりと辛口のつゆが相まって非常に軽い仕上がり。ご飯のボリュームは少なめだけど、大根の漬物が採り放題なのはプラスポイント。100円の赤だしもおいしい。海老が3匹になったり、季節の魚が加わったり、海老の代わりに穴子が入ったものなど天ぷらのバリエーションによっていろいろ品数があるが、どれも600円以上になるので普通の天丼がCP的には際立っている。
メニューの中には、ぽつんと「味噌カツ丼」(580円)という変化球があるが、肉質や揚げ方はいまいちなれど、タレの味やボリュームはなかなかいけてるので試してみるのもいいかも。
(08/06/04 更新)
住所:大阪府大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第2ビルB1F 【MAP】
電話:06-6346-0137
大阪駅前第2ビルの地下1階にあるスタンド形式のカレー屋。看板には大きく「ちかごろのカレー屋さん」と書いてあるが、屋号はその下の「KANAE」が正しいようだ。
ルーの味はフルーツ系の甘味を強く感じるものの、酸味と辛味のバランスがなかなか良くて、変に大阪風の甘辛味に走っていないところが好感触。サイズは小さ目ながら、ポークカツやチキンカツ、エビフライなどの揚げ物が載って550円という値段は非常に立派。辛さアップや大盛りといったオプションが高めなのは残念だが、そこまで要求するのは贅沢というものだろう。
またここは、ライスの代わりにスパゲティにしたり、両方載せたハーフというメニューがあるのが特徴で、スパゲッティにすると味のジャンク度合いが一気にアップするのが面白いところだ。
(06/09/05 更新)
グランフロント大阪の東側、再開発から取り残された一角、和光ビルという古びた建物の地下1Fにある喫茶店。30席ほどはある大箱がランチタイムには満杯になる人気にも関わらず、調理がご主人1名、ホールはお母さんだけで回しているためか、料金の支払いはセルフで食器を自分で片付ける客もいたりする。
ランチメニューは日替わり固定で、メインは月曜がトンカツ、火曜が焼肉、水曜は一口カツ、木曜はエビフライ、そして金曜は唐揚げの定食となっていて、そこに魚フライなどサブの定食があるシステム。何も言わないとメインの定食が運ばれて来るので、メイン以外を注文する時は、席に座る前にお母さんまで伝えるべし。
ちょっと衣が厚めでシャバシャバのソースがかかったトンカツは、サイズが大人の手のひら大はあって、たっぷりのキャベツにケチャスパ、冷奴半丁、味噌汁、漬物、塩昆布が載ったご飯と相当なボリューム。一口カツは、四口は必要な15cm台のヒレカツが3枚もあり、エビフライは巨大なのが2本、見掛け倒しじゃなくてエビ本体がギッシリ詰まっている。甘辛味の焼肉は玉ねぎ少なめでほぼ肉なのがどっさり盛られ、唐揚げはジューシーなモモ肉の塊がゴロゴロ。ご飯もちゃんと美味しく、コストパフォーマンスは十分過ぎる満腹ランチである。
(18/03/02 更新)
住所:大阪府大阪市北区曾根崎2-7-5 【MAP】
電話:06-6364-5866
営業時間:7:00-28:00(月〜木) 7:00-31:00(金土) 1:00-23:00(日祝無休
定休日:無休
大阪駅前第三ビルと御堂筋を挟んだ向かい側にある、ファストフードタイプのうどん店。店内は狭いカウンターメインだが、2人がけのテーブルもある。
うどん・そばの単品はかけうどんの250円からで、お初天神沿いという場所柄もあって飲み客がターゲットなのか麺の量は少なめ。ただし、ご飯や丼とセットになった格安の定食メニューがずらりと揃っており、若い人を中心に一番人気の唐揚げ定食は、フルサイズのうどん・そばに大振りの唐揚げが5個、そして大盛り無料のご飯がついているボリュームぶりで580円は格安と言って良い。鮭や肉味噌など3種類の丼ものが選べる曾根崎定食は490円という値段でうどんも丼もフルサイズ、玉子丼とかけうどんの定食(520円)は、玉子丼にはたっぷりの卵とじに加えて生の卵黄まで載せられているゴージャスさで腹も気分も満腹になる。
味のほうも、麺こそ立ち食いレベルの茹で置きではあるが、ダシはほとんど調味料の存在を感じない本格派で、カレーうどん(480円)もダシの旨みが効いていて一般店顔負けのレベルである。また、玉子丼定食はうどんサイズの小さいミニが選べたり、唐揚げ定食は量が少なめなレディースセットが用意されているなど、きめ細かいラインナップも好印象である。
(11/03/16 更新)
住所:大阪府大阪市福島区鷺洲2-7-16 【MAP】
電話:06-6451-5384
至近距離に洋食屋が3店も集結している、「福島聖天通り洋食トライアングル」の中で最も渋い店構えの店。店内はカウンターのみで、マスターが料理をしている光景を間近で見られるのが楽しい。
メニューはオムライスやスパゲティから、ポークチャップやステーキまで非常に幅広いが、メインはAとB、サービスの3タイプあるランチ。内容はコロッケに焼豚、ハンバーグ、チキンカツ、シチュー、エビフライなどなど幅広い品が日によって組み合わせられ、600円のサービスは2品、750円のBは3品、900円のAは4品という形になっている。ご飯がデフォルトで大盛りな上にどのメニューもかなりボリュームがあるので、普通の人なら2品のサービスランチで十分だ。
味に特別センスがあるわけじゃないが、大ぶりのエビフライは衣で大きさをごまかすような事は無く、昔風のドミグラスやタルタルソース、カレーも全て手作りで、頑固そうなマスターの実直で誠実な仕事ぶりに心が温まる店だ。懐かしい味のカレー(500円)やハヤシライス(600円)も密かなお薦め。
(07/11/19 更新)
新梅田食道街で長らくサラリーマンの腹を満たしてきた老舗洋食店。昼休みには常に行列が出来るが、席について数秒で料理が出る高速回転なのでストレスゼロ♪
2時半までのランチタイムにほとんどの客が注文するのは、毎日幅広くメニューが変わるライトランチ(600円)。ライトと名付けられてはいるが、ステーキやポークチャップ、ビフカツをワインで蒸し焼きしてチーズをかけたビーフエスカロップのように、レギュラーメニューだと高額な品が出る日があったり、ミックスグリルなんかもしっかりした大きさのポークカツ・コロッケ・エビフライが載ってたりで、質やボリュームはレギュラー、値段だけはライトという内容で嬉しい限り。その月のライトランチの内容が公式サイトにあるのも親切。
ランチタイム以外でもABCと揃ったランチが食べられ、730円のAランチは鮮魚フライに今ではなかなかお目にかかれなくなった苦味の利いたドミグラスがかかったハンバーグという充実の内容。野菜とマッシュルームを入れて炒めたスパゲティにハンバーグとミートソースを載せたハンバーグスパ(700円)もB級的なコンビネーションでなかなかいける。ご飯の大盛りは100円アップ。
(16/07/13 更新)
聖天通り商店街洋食トライアングルの一角を占めるお店。
こちらはミンチカツやチキンカツの定食が550円、日替わり2品のサービス定食が600円と安く、キャベツやトマト、スパゲティの付け合せがしっかりな上にご飯のお代わりは自由で、全体的に肉質がいまいちだけど向かいのニュートモヒロにもコストパフォーマンスで負けていない。定食には大ぶりの丼ご飯と和惣菜の小鉢、赤だし、2種類の漬物が添えられ、箸で食べる和風洋食という店のカラーが伺える。
雨上がり決死隊の宮迫が好物という事で有名になった650円の「ささみor豚の黄金焼き定食」は、肉をピカタにしてカレー風味のドミグラスソースをかけたもので、味に派手さは無いけどご飯に良く合う品。CP的には550円とは思えないサイズのチキンカツや、ご飯大盛りな上に贅沢にもビフカツが載ったカツカレーが600円と安くてお薦め。
(07/12/03 更新)
大阪駅前ビルの中でも屈指の激安立ち飲み店が、昼時に出しているランチ。メニューは、サバの塩焼きや味噌煮、トンカツ、スタミナ焼き、肉じゃが、鶏の照り焼き、ウナギなどが日替わりで8種類ほど揃い、全て500円均一。
今時ワンコインランチは珍しくないが、ここが特徴的なのは、どれもメインのおかずにプラスしてそれぞれ少しずつではあるが、冷奴、玉子焼き、魚や肉のフライ、野菜の煮物、おひたしなど5品ほどの副菜が載っている事で、栄養バランス的には素晴らしいの一言。おかずは基本的に出来合いをチンしたものがほとんどだが、一番人気の塩サバには良く脂が載っているし、肉じゃがは具沢山で満足度は高い。また、それらの幕の内風定食以外にも、たまにカツカレーや煮込みハンバーグといった一品のみで勝負する品もあったりするのが面白い。
ご飯は大盛り・お代わりともに100円プラスとなる。席数が少ないのでピーク時には行列が出来るが、まずオッサンしか立ち寄らないので回転が早くてリーマンにも安心だ。
(11/02/08 更新)
大阪駅前第1ビルにあまたあるランチどころの中でも、トップクラスの人気を集めているお店。ただし客席数には余裕があり、行列があっても回転は早いのでリーマンも安心。ランチは500円均一で、日替わりで3タイプほどが提供されている。
その中でも人気なのが刺身定食。甘エビやマグロ、イカ、サーモン、カンパチなどの刺身に加えて、アジフライのような揚げ物も1個ついているので満足度は十分。それと人気で並ぶのが、毎回午前中には売り切れてしまうハンバーグ。熱された鉄板の上には150gはありそうなサイズのハンバーグと目玉焼き、焼き野菜が盛られ、サラダに冷奴、味噌汁まで付く豪華さ。もちろんご飯大盛り無料である。他にも、肉てんこ盛り+目玉焼きの鶏キムチ炒め、鉄板おろしトンカツ、サーモンフライ+肉豆腐などメニューが豊富で飽きさせない。が、当日にならないと何があるか分からないので、一見客にはちょっと不親切かも。
ただしカツカレーや、フライ物やハンバーグなどが組み合わさった洋食セットなど、いかにもな冷凍物を使っている品はちょっと外れっぽかったりするので、そこは上手くメニューを選んで対応しよう。ご飯は無料で大盛り&特盛り可能だが、お代わりには対応していないので注意。
(13/01/09 更新)
大阪駅前ビルの中では、最もビールの値段が安くて(大瓶380円)、最も雰囲気がオヤジ向けな立ち飲みがこちら。会計は、アルミの皿にあらかじめお金を入れておく大阪駅前ビルではお馴染みのキャッシュオンデリバリーシステム。
もちろん安いのは酒だけではなく、日替わりで内容が変わる刺身類が300〜400円という価格帯で楽しめ、時には小鉢にこんもり載ったマグロ中トロが250円なんかで出ていたりするのが凄い。そしてこの店で外せないのは生ギモで、さすがに本職の焼肉店に比べると甘味やコクは劣るが、これだけ臭みが無いレバーが100gは入っていて400円なのだから文句を言えばバチが当たる。甘エビやワカサギの天ぷらなんかも5〜6匹入って280円というのもまた凄い。
ただ、もう一つの店の売りである串カツは、全品100円と安いけど質もボリュームも値段なりかな・・・とにかくここでは売り切れ御免の日替わり海鮮メニューを楽しむに限る。また、ランチタイムには1コインの定食があってそちらも激安。
(10/02/23 更新)
大阪駅前第四ビルにある、早くて安いサラリーマンの味方。
玉子焼き定食や焼き魚定食などが340円からと豊富なメニューを誇るが、個人的なお薦めはミニうどんが付いたカツどんセット520円。細切りたくあんも食べ放題で満足度高し。隣にある「うどんづくしめん次郎」は密かに讃岐の本場物、飯山「なかむら」に近い雰囲気の味を出す。近くの某有名店でわざわざ行列に並んで高いしょうゆうどんを食べるより賢い選択だと思う。第三ビルには天丼中心の支店もある。
(2004年以前のデータ)
店は七輪の煙が充満していてお世辞にも綺麗とは言えないが、下手な食べ放題に行くぐらいならここで食べるべし。1000円のホルモンセットで十分2人前の量がある。肉の部位の種類も豊富。ビールは冷蔵庫から自分で取りましょう。注)データに書いてある場所に移転したらしい。
(2004年以前のデータ)
以前は阪神百貨店南の小汚い横丁に店があって、100円ラーメン&餃子を出す激安店としてオールドB級ファンに知られた店だったが、その後大阪駅前ビルに移転、さらに移転してここに落ち着いたようだ。
濃い目の味付けとボリュームは変わらないものの、今ではメニューのほとんどが500円以上になってかつての安さは影をひそめたが、2時までのランチタイムにはミニラーメンのついた酢豚やエビチリ、ジンギスカン、鶏のから揚げ、すき焼き鍋、マーボー天津飯、そして名物の海老・イカ・野菜・ひき肉を炒めた甘辛い餡が乗った「まるい丼」など20種類もの定食が500円で食べられるサービスがあり、さらにワンコインチケットが11枚綴りで5000円で買えたり金曜には250円の餃子が100円になるサービスもあって、日時限定ではあるが往年の姿を垣間見る事が出来るのは嬉しい限りである。
(05/10/27 更新)
住所:大阪府大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第二ビルB2 【MAP】
大阪駅前第二ビル地下2階の奥まったところにある、席はカウンターのみ、従業員も2名のみの小さな中華料理店。
何故かいつ行っても同じ酢豚・麻婆豆腐・鳥のから揚げというメニューなのが不思議な「日替わり」ランチが550円であり、ワンプレートランチながら酢豚と麻婆の定食にはから揚げも2個付いて、おかずもご飯もたっぷりのボリュームで結構満足感がある。さすがに、味はいかにも日本的中華という感じで特筆するものは無いが、CP的には十ニ分だろう。さらにお安くという方には400円の麻婆丼をどうぞ。
追記:店名が錦明飯店から金名飯店に変更され、ついでに店のスペースも拡張。でも味と値段は以前と変わり無しで安心。
(2004年以前のデータ)
ホワイティうめだのノースモール2にある、老舗のカレースタンド。ベースのルーは1種類で、フライ類や野菜、牛スジなどトッピングでバリエーションを付けているタイプ。
1番人気はチキンカツカレーで、550円という値段で結構厚みのあるチキンカツに、ケチャップをかけたゆで卵のスライスが置かれていて見た目はなかなか豪華。野菜は大ぶりに切られたニンジンとじゃがいもがゴロゴロ入って食べごたえがあり、牛すじネギカレーもトロトロのすじ肉がたっぷり入って620円と格安である。
ルーはココイチにケチャップを足したような甘めのタイプで辛味はほとんど無く、コクは薄め。ご飯は標準よりは少なめだが午後2時までは大盛り無料なので、男性客はそれでカバー可能。卓上には、キャベツのピクルス、福神漬、刻んだ青じその実、一味唐辛子があって自由に使え、精算時には50円引きのチケットが毎回もらえるのは嬉しいポイントである。
(17/08/25 更新)
大阪駅前第1ビルの1Fにある、梅田の顔とも呼べる老舗角打ち。店内には大きなカウンターと立ち飲みテーブルがあるが、毎夜全てのスペースが満席となり、店の外にあるテーブルにまで親父達があふれる人気ぶりで、店にはいつも熱い活気がみなぎっている。
アテは角打ち正統派のおでんと揚げ置きの天ぷら、出来合い・市販惣菜中心の小鉢が何種類かに加えて、なんと缶詰を40種類以上も揃えているのがユニーク。「新着」とか「プレミアム」といった缶詰に対する宣伝が壁に張られているのは、立ち飲み広しと言えどもこの店ぐらいなものだろう(笑)。濃いダシにレモンと辛子が添えられるのがユニークな湯豆腐が260円、きちんとしたダシで煮込まれたおでんが100円と140円、一品ものは120円〜300円台とアテ自体の値段は角打ちとしては普通だが、酒に関しては第3のビールが350mm缶で160円からあるので、本当にポケットの小銭で一杯、という使い方が出来るのが嬉しい。
もちろんそれ以外の酒も、ビール大瓶は390円、秋鹿や四万十川といった真っ当な銘柄の清酒や焼酎が260円からと酒屋価格の激安で、焼酎なんかはビール用のコップになみなみと注がれ、お湯割を頼むと缶入りの天然水と共に出されてジョッキ2杯分は楽しめるスタイルでご機嫌。
(12/11/26 更新)
大阪では珍しい動物ダシと魚ダシのダブルスープのラーメンを出す店。無化調で素材も吟味、玉子も半熟を用意、つけ麺もメニューにあるなど、最近の東京ラーメンのトレンドをしっかり押さえてある。味もまさにトレンドどおり、カツオの香りと甘味がうまく醤油味とバランスされた完成度の高いもの。ただ、やはり値段もトレンドラーメンらしく、やや高価になってしまっているのが残念。
(2004年以前のデータ)
東京で人気ラーメン店を開いていた店主が、地元の大阪に移転して来た店だが、今では大阪でも屈指の行列店となりながら、平日の昼営業のみと来店のハードルまでもが高い店になってしまった。
醤油ラーメン650円は、鶏と魚介のダシが合わさった、ゼラチンたっぷりでクリーミーさを感じる独特なもの。青じそを浮かべた塩ラーメン(700円)には魚介成分が入っておらず、鶏の旨みをストレートに味わいたい人にはお薦め。麺は自家製麺で、腰とツルツル感が強くてうまい。ラーメン自体は独自性があって完成度が高いのだが、具がチャーシュー一枚と半熟味玉半個に玉ねぎのみじん切り、そして上に盛られた白髪ネギのみと値段の割に少し寂しい感じ。ただ、刻みチャーシューがのったへた飯は280円という値段の割に肉のボリュームがあってお得感がある。
つけ麺は、ノーマルのラーメンに感じた淡白な部分があまり無くて個人的には好み。値段はさらにアップするが、麺のボリュームと角切りにしたチャーシューのパンチで値段差以上の価値を感じる一品だ。
(11/05/06 更新)
梅田と天六のちょうど真ん中という中途半端な立地ながら、食事時には常に行列が出来る有名店。
店名が表すように、奇をてらわない正統派黒醤油ラーメン(650円)を売りにしていて、あまり甘さに頼らずに醤油の旨みを活かそうとしているところに好感が持てる。ゆずの利かせ方もいやらしくなくて、飛びぬけたところは無いがバランスが良く取れている。塩ラーメンも魚介がふわっと香るスープと焦がしネギのアクセントがマッチしていておいしい。ただ、つけ麺のダシはもう少し濃くてもいいとは思うが・・・
ランチタイムには、ご飯かじゃこめし、チャーマヨ飯、醤油ダレが効いて旨いチャーハンがついて割引になるサービスがあってお得。最近は自家製麺に切り替えたようで、ツルツルとした食感の麺にレベルアップしていて嬉しい限り。
(08/12/11 更新)
JR神戸駅付近にあった人気ラーメン店が、大阪駅前第3ビルに作った支店。
看板のこってりラーメン(650円)は、上品なビシソワーズを思わせるような臭みの無いポッテリした濃厚鶏白湯スープが特徴で、中太のプリッとした全粒粉の麺に、歯ごたえのあるチャーシュー、岩のり、レタスと水菜というスープを邪魔しない具が一体感を作り出していて上々。100円の替え玉は、博多風の細麺も選べてほぼ1玉分入っていてお得感十分。あっさりラーメン(500円)は淡白ながらも鶏と魚介の旨みが十分感じられ、ワンコインなのに物足りなさは全く無く素晴らしいコストパフォーマンス。
濃厚鶏つけ麺(780円)は、こってりラーメンと同様の鶏白湯ベースのつけダレに、トロトロに煮こまれた豚軟骨が乗った全粒粉の麺、水菜&レタス・岩のり・フライドエシャロット・魚粉が別皿で添えられる豪華な内容。エシャロットと軟骨をタレに入れるとコクが一段と増して楽しい。麺量は200g程度で固定のようだ。
サイドメニューには、炙りチャーシュー丼や月見チャーシュー丼、餃子といったサイドメニューがあり、ちょっとラーメンには合いにくいけど日替わりでカレーやトマトソース丼などが100円で食べられるお得なサービスもあるのが嬉しい。
(14/02/07 更新)
中津交差点から天六方向へ伸びる道沿いにある讃岐風うどん店。以前は午後2時からのオープンという変則的な営業時間だったが、2014年春から昼12時からになって行きやすくなった。
茹で上げたうどんに生卵をからめ、つけダシで食べる、きすけ流の釜玉うどん(800円)は、グニグニミョーンと伸びる麺とクリーミーな卵、ダシの上品なコンボが絶妙で、これぞ浪速の讃岐風うどんと言うべき個性が際立つ逸品。肉ぶっかけ温泉卵のせうどん(980円)は、あっさりと甘めに柔らかく火を通した国産牛と、そのまま飲めそうなすっきりとしたぶっかけダシ、際立つグミ感の冷たいうどんがま〜るいバランスで収まっていて量が多くても食べ飽きない。
関西式の温かいうどんも秀逸で、きつねうどん(700円)は大きいのに溶けるような柔らかさのきつねに、酸味が出るギリギリのラインまでしっかり節を煮だした深みのある出汁、モチモチに変化したうどんが芳醇な世界を作り上げている。また、ごま油でごぼうを炒めた香りが絶妙のアクセントになっているかやくご飯(小サイズ230円)も必食アイテムである。
(14/10/23 更新)
住所:大阪府大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビルB1 【MAP】
電話:06-6344-4156
営業時間:11:00-16:00 18:00-20:00 土・祝11:30-15:30
定休日:日曜
大阪駅前第3ビルの地下1階にあるカウンターのみのうどん店。料理人はコックコートを着て、壁にはイタリアのスポーツ新聞や自転車の写真が飾られているのがちょっとユニーク。
うどんは今時の香川でも滅多に見られないほどの極太麺で、水で締めると伸びは標準的だがグミのように強烈な跳ね返しと粘りに驚愕する。そして釜揚げなどの温かい麺にすればモッチモチとすこぶる官能的で、麺の個性が際立っている。
出汁はブワッと鰹の香りが立っていて極めて上質、ほのかな甘味でふくよかな関西風。付け出しははっきりとした甘辛味だが、煮干しの力強い旨味がしっかりしているので単調さは感じない。豚肉、しめじ、ネギがたっぷり入ったドロリとしたカレーうどんも出汁感がみなぎっている。通にオススメなのは冷かけで、他とは異なりダシはビシバシにイリコが効いた香川スタイル。これに極太剛麺が合わさると本場顔負けの豪速球うどんが出来上がる。
名物のとり天は胸肉を使用しており、フワフワのサクサク。鯛ちく天はとてもなめらかな舌触りで上品な味わい。オレンジ色の黄身が輝く「とろ玉天」は極めて濃厚。エビ天はプリプリ、ナスやかき揚げといった野菜天もカラリと揚がって隙が無い。焼肉ぶっかけなど和牛を使ったメニューも有名だが、今は時価(2〜3000円)になって全く手が出せなくなったのが残念。
ランチタイムにはぶっかけ、釜玉、釜揚げ、ひやかけなど各種うどんに鶏天が乗ったご飯(シソ味、マヨ味)が付く定食が780円、カレーうどんも用意される。
(16/06/10 更新)
焼肉の有名店である「一兆」の姉妹店であるステーキハウスのランチ。
カレーやカツカレー、ステーキといったメニューもあるが、主力はともに肉を150g使用した焼肉定食(800円)ととんかつ定食(700円)、そして両方が半量ずつのったミックス定食(900円)だ。
さすがに肉の卸店が経営しているだけあって、とんかつには脂の旨みが詰まっているし、焼肉も細切れ肉ながら質の良い和牛が使われているのが良く分かるさすがのお味。これでご飯と赤だしがお代わり自由で、食後にはデミタスコーヒーもついているのだからお得感はかなりのもの。最近は、鳥もも肉の横に1本添えられた巨大な手羽先に驚く、銘柄鶏の「天草大王」を使ったから揚げ定食(800円)も出していて人気になっている。
(07/04/23 更新)
大阪駅を通過するサラリーマンの憩いのオアシス、他にも安酒場が集う新梅田食堂街の中でも白眉の一軒。
狭いカウンターの上には大きな酒樽が置かれ、いつ行ってもやや年齢層の高い客達が押し合いへし合いしながらも静かに飲んでいるといった独特の雰囲気。そう、ここは大声でしゃべりだすとマスターの注意が飛んでくる厳しい掟があるのだ。しかし、絶品の樽酒(380円)と酒肴の前には逆らえない。
定番の焼味噌、エッグ(卵のオーブン焼)、いわしのつみれ汁をはじめ、よりすぐった季節の品も揃っている。が、ものによっては早々に売切れてしまうのでなるべく早い時間に行きたい。
(2004年以前のデータ)
梅田お初天神の界隈は、何軒もの寿司屋が密集している激戦区になっているが、その中でも特に人気があるのがこちら。注文ごとにプラスチックの札が置かれ、出された品はカウンターの上の棒に通されるので会計が明瞭なのは安心。
寿司は2貫200円からで、ボリュームゾーンは300円ぐらいか。100円皿を出している回転寿司でも高級ネタは700円もしたりする場合が少なくないが、ここは大トロでも550円程度と安心のお値段で嬉しい限り。ネタはどれも鮮度が良好でサイズも大きめで、アジはしゃきっとした歯ごたえが楽しめ、海老は肉厚でふっくらとしており、ウナギやアナゴはほろりと柔らかく、上品な締め具合でとろけるようなコハダ、中トロは少し筋はあるけど脂の乗りは申し分なく、普通のマグロでもトロに近い部分が出されるなど、どれも質を考えたら破格のお値段である。百合根、銀杏、海老、ウナギなどが入った茶碗蒸しもアツアツで絶品。
寿司以外にも、サザエのつぼ焼き、天ぷら、刺身盛りあわせなど1品ものも豊富に揃っており、夜は7時までに入れば、小ビールか赤だしがついてくるサービスがある。酒は生ビールと中瓶が530円、日本酒は貴仙寿1合が480円とやや高め。
(11/02/25 更新)
ラーメンの弥七、たけうちうどんと並んで今やすっかり中津エリアの人気店として定着した店。
うどんはあまりエッジを感じないもっちりとした歯ざわりと粘りのあるコシが特徴的で、冷たい麺だと眠たい感じになってしまってもっとキレが欲しいところだが、温かい麺だとモチモチ感が程よく長持ちしておいしい。ダシも上質なのでこの店は種物のほうが良さそうだ。
その意味でお薦めなのは、甘辛のダシに香ばしく炙ったチャーシューとネギ、温玉が入っていてジャンクさと野性味の同居が楽しい「釜チャーシュー」(780円)、あっさりしたカレールーに唐辛子とネギの辛さがピリリと効いているカレーうどん(680円)。値段は全体的に高めだが、うどん単品は2玉まで同じ値段だし、YAHOO!グルメなどにちくわ天や玉子天がサービスになるクーポンが見つかるので、うまく利用すればCPは高くなる。
(08/04/16 更新)
住所:大阪府大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビルB2 【MAP】
電話:06-6458-5518
営業時間:11:00-23:00 土曜11:00-20:00 日祝11:00-19:30
定休日:無休
高松に本店を持つ讃岐うどんの老舗が、2004年から大阪に開いている支店。うどんの値段は、かけうどんが350円からあり、ぶっかけや生醤油うどんといったベーシックメニューが500円前後、カレーうどんや天ぷらうどんといった種物や、ぶっかけなどにおにぎりやじゃこ(いかなごの釘煮)ご飯、サラダなどがついた定食になると700円以上の価格帯になる。
高松の店なので、イリコバリバリの香川現地仕様の味を想像してしまうが、実際は全くの正反対で、温かいうどんのダシは関西でも珍しいぐらいにぶわっとカツオの香りが立ち上り、ぶっかけなどはほんのりと甘いダシと金糸たまご、甘く煮たきつね、きざみ海苔、ショウガ、大根おろし、ネギという具が合わさった、香川ではあまり見かけないタイプなのが面白い。しかし麺はまさしく讃岐の王道で、冷たい麺はシュッとした上品なのど越しとカチッとしたコシがあり、釜抜きの温かい麺は餅のような伸びと口当たりで、どちらを頼んでもしっかりとした個性が感じられてとてもおいしく、麺の量も意外と満足できる。全メニューに追加が出来る、150円の竹輪天もサクサクした口当たりであっという間に胃袋へと消えてしまう旨さだ。
ただ、細身の麺らしく温かいダシに漬かっていると早くコシが落ちるタイプっぽいので、この店ではちゃんぽんうどんも名物のようだが、讃岐うどんらしさに期待すると肩透かしを食らうかもしれないので注意。
(09/09/14 更新)
純米吟醸酒で知られる玉乃光酒造が経営する居酒屋のランチ。
ここでまず頼むべきは1日30食限定の「たまごかけ定食」で、530円と言うほぼワンコインの値段でありながら、播磨地鶏の有精卵に無添加のたくあん、具沢山の絶品豚汁、野菜のお惣菜、海苔、そして発芽玄米が選べるお代わり自由のご飯と、この1品だけなら確実にコストパフォーマンスAに値する素晴らしい内容。それ以外にも、焼魚におかず1品、惣菜、味噌汁の日替わり定食(650円)は十分お値打ちだし、カラッと揚がった国産豚のヒレカツ定食も880円と値段は張るが納得できるクォリティだ。あとはまぐろ・サバ味噌・豚汁といった定食のラインアップがある。
(07/07/02 更新)
夜は鉄板串焼き店だが、ランチタイムには700円の焼肉定食一本の営業となる新梅田食道街の店。
その焼肉は、細切れ肉をキャベツの千切りの上に載せたありふれたスタイルのものだが、味付けが甘味の少ない醤油ベースのタレで、卓上にある一味唐辛子と粉山椒をふりかけて食べると、何ともキレのあるうまさでご飯がワシワシと進む。これぞまさにシンプルイズベストの品だ。ご飯も肉もなかなかのボリュームで満足出来るが、さらにそれぞれを50円と200円アップで大盛りにすることも可能。
(14/06/30 更新)
住所:大阪府大阪市北区西天満6-8-11 【MAP】
電話:06-6365-8567
営業時間:平日17:00-23:00 土曜17:00-23:00
定休日:日祝
アクセス:梅新東交差点を東(1号線・京橋方面)へ徒歩1分→UFJ銀行→次の信号を左折、徒歩1分
平日夜はいつも仕事帰りのサラリーマンで大賑わいの店。ここのお薦めは何と言っても新鮮な魚。マグロ中トロやカニなどのメニューが600円程度で食べられる。その他、通し揚げの天ぷらを始めとして、カウンターに盛られた惣菜もいろんな種類があり、丁寧なダシに裏打ちされた美味さが光る。日本酒や焼酎も八海山や佐藤など銘柄を安くそろえており、ギネスやサッポロラガー、エビスといったビールの渋いラインナップも酒飲みには魅力的だ。店内はこぎれいで、女性客の姿も目立つ。2Fは座敷になっているので宴会も可能。
追記:JR天満駅すぐ北側にある支店にも行ってみた。兎我野町の本店に比べてこじんまりした店だがメニューや質は本店と遜色ない。天満立ち飲み巡りの締めにどうぞ。
(2004年以前のデータ)
マグロほほ肉のたたきやカマ焼きなど、何種類もあるマグロのメニューを筆頭に、平目やイカなど刺身系の肴が非常に豊富な店。言わば海鮮立ち飲みである。値段も380円からとなかなかのお値打ち。ただ、もう少しアテのボリュームが増えてお酒が安くなると嬉しいのだが。店はかなり狭いので時間によっては入れない事も。本店は西九条にあってこちらは座り飲みらしい。
(2004年以前のデータ)
住所:大阪府大阪市北区角田町9-25 新梅田食道街1F 【MAP】
電話:非公開
新梅田食道街に数ある店の中で、酒アテともに全品300円という明朗会計が特徴的な店。
しかし、均一値段の安っぽいイメージとは裏腹に、揚げ物は通し揚げだしおでん(2品)や刺身もなかなかボリュームがあり、ポテトサラダや揚げシューマイといった既製品で逃げやすいメニューもきちんと手作りされていて、しっかり300円以上の価値が感じられるものが多い。ただ、酒は量を考えるとちと割高かな。当然、新梅田食堂街の中でも人気が高くていつも満員状態なので早めの時間か、日曜あたりに訪れるのが吉。
(07/09/25 更新)
曽根崎のお初天神通り商店街から少し東へ入った場所にある、有限会社レストランバンクが経営する立ち飲み店。ちょうど裏手にある同じ系列の「大衆イタリア食堂アレグロ」からマルゲリータピザも注文する事が出来る。
売りは、東部中央卸売市場で同社が経営する「魚屋海老蔵」から直送される魚介類で、看板メニューである580円の刺し身5種2貫盛りは、小皿の中にスマ、イトヒキアジ、メダイ、アカハナ、スギ、コショウダイなど珍しい呼び名の魚や、カニとアボカドの寿司などが隙間なくギッシリ盛られて来る。単品も脂が乗りまくったブランド魚「鰤王」など選りすぐりが揃っている。
北海道日高産の香り高い本ししゃも(480円)、名物の香住カニのサラスパ(280円)にも蟹の身がたっぷり和えられ、カニクリームコロッケも甘さが際立つ一品。280円のこぼれしらす冷奴には答志島産のじゃこがどっさり、数量限定の天然魚を使用したあら煮は180円なのにボリュームたっぷり、ベーコンが効いた「インカのめざめ」を使用したポテサラ、フランスパンに海老そぼろ入りの卵が挟まれ、バーナーで炙って仕上げた海老パン(280円)と、どの品も驚きとアイデアが溢れている。
肉系もガッツリ充実しており、名物の「ゆでタン」(180円)はホロっと柔らかい牛タンの切り身と滋味溢れるスープが印象的で、大きなモモ肉にたっぷりのタルタルソースがかかった鶏南蛮(480円)、昆布出汁の上品なおでんも卵など1品80円からと安い。
ただし酒は生ビールなどグラス1杯380円、ビール大瓶680円と高めのお値段。目玉商品はレモンチューハイスペシャルで、凍らせたレモンが氷と一緒にギッシリ詰め込まれていて、「おっかけ」と呼ぶお代わりで十分2杯以上楽しめる。
(17/12/26 更新)
JR福島駅と新福島駅の間の路地にある大衆中華の店。
ランチタイム1番人気のから揚げ定食(780円)は、何故か揚げネギが添えられる上顎の裏が切れそうなぐらいクリスピーに揚げられた巨大な鳥もも肉が6〜7個乗っかっていて、キムチと冷奴の小皿がついた満足度120%の逸品。他にも20cm近い標高のボリュームに驚愕必至の皿うどん(660円)や香ばしく焼かれた焼豚を甘辛く卵でとじたチャーシュー丼、フルサイズのラーメン+炒飯セット、甘辛でカリッと香ばしい酢豚定食など、どれも味のツボがきっちりと押さえられてあって実にうまい品ばかりである。
(07/07/06 更新)
本庄地区の下町の細い路地にある古ぼけた民家という、これ以上無いB級的ロケーションの中華料理店。
ところが豊富なメニューが示すように店主の腕はなかなかのもので、酢豚は甘すぎず酸っぱすぎず、から揚げの火の通しも程よく、他にもこってり甘辛の焼肉や麻婆茄子、チャーハンなどなど、料理に派手さや上品さは無いが何でもうまい。そして定食には自家製の漬物や惣菜、家庭の味がする味噌汁が添えられるのがまた泣かせるポイントだ。
ランチタイムには酢豚などの料理2品がついた日替わり定食や、全ての一品料理のハーフサイズをご飯とセットに出来る定食、全然半分じゃない半チャンラーメンが全て680円で提供されるサービスがあってお得。夜ならば普通の一品に200円プラスで定食に出来る。ご飯大盛りは50円アップだがとんでもなく大量に盛られるので注意(笑)。
(07/07/02 更新)
昔は「阪神カレーショップ」という名だった、阪神電鉄梅田駅西口改札口近くにある駅近スタンドカレーの老舗。
とは言え、そのロケーションからは想像できない本格カレーを出しており、強めのスパイス感と甘辛苦のバランスが絶妙で、大盛りが150円アップと高かったりカレーに添えられたピクルスがちょっぴりだったりするのが残念だが、これでレギュラーカレーが500円と梅田の一等地でありながら大阪駅前ビル価格なのはありがたい限りだ。さらにボリュームのあるチキンカツやトンカツを載せても650円で済むのも嬉しいポイントだ。
(07/04/09 更新)
阪神百貨店の地下入口から大阪駅に出る階段の下にある小さなカウンターだけの串カツ店だが、その特徴的なロケーションゆえに大阪のキタエリアで最も有名な串カツ店として知られている。
メニューは100円の牛串からカレー味が面白い150円の若鶏までわずか12品、しかも味付けは塩も無くてソースのみ、手ふきは天井から紐でつるされているなど虚飾が一切排されているのが面白い。ビールは大瓶で500円とそれほど安くないが、衣がかなりぽってりとした分厚いタイプなので、意外に腹が膨れて安くつく。もう少し落ち着いて食べたい人は、新梅田食道街の総本店のほうに行こう。
(06/04/28 更新)
大阪駅前第3ビルで「愉快酒場」という店を経営していたオーナーが、2009年6月に第2ビルで始めた立ち飲み店。
メニューは、黒毛和牛のカルパッチョや鶏せせりのプルダック、鉄板エビチリフォンデュなど、ちょいとこじゃれた創作系の料理が多く、値段も290〜490円台が中心と、大阪駅前ビルの立ち飲みにしてはやや高級路線(?)ではあるが、生ビールと日替わりの3品がついたお得なワンコインセットや、料理が5品付いて何と1980円の飲み放題があるなど、キャッチーな要素を上手く揃えていて良く研究されている印象。
味のほうは、さすがにこれだけのメニューを1名で調理していると無理があるのか、牛ほほ肉の煮込みが業務用だったりマウンテンサラダが油っぽかったり、調理のあちこちで電子レンジが「チーン」とフル回転していたりで、ちと興ざめなところが無いでもないが、ボリュームは値段なりに十分あり、生ビールもジョッキは小さめだが290円で懐に優しいし、カクテルやワインも揃っているので女性客には結構受ける内容ではないだろうか。
(10/02/02 更新)
大阪駅前第2ビルのランチ激戦区の中でも、男女問わず高い人気を誇る店。
牛と名が付いている割に何故か一番人気は「水蒸豚もやし」(580円)というメニューで、一袋分はある多量のもやしとニンジン、ニラの上に豚バラ肉の薄切りを載せて蒸したものを胡麻ダレとポン酢が選べるタレで食べる品で、野菜にもほんのりと豚肉の旨みが染み込んでいて甘酸っぱいポン酢が非常に良く合い、夢中でワシワシ行ける品。ボリュームがある割にはヘルシーで女性にもGood。さらなる大食い野郎には麺入りや肉・ご飯増量というオプションがついている。ただし、オプションのうどん入りは味が薄くなっていまいち。
この店は全体的に肉質がもう一つなので選択は豚もやし一択でいいとは思うが、あえて他のメニューを選ぶのであれば、帯広風の豚カルビ丼あたりが安い割りにボリュームがあってお薦めかな。
(09/04/15 更新)
今や讃岐風うどんのメッカと化してしまった大阪駅前ビルで、ブームのずっと前から営業し続けている老舗のうどん店。
立ち食いタイプのうどん店(実際には席有り)にしては珍しく、麺は自家製麺の手切り、そして生麺から茹で上げ、そばは置かないという直球勝負の営業スタイル。とは言え麺質は最近流行のタイプとはまた違い、コシや伸びというよりもゴチッした固さとざらりとした表面の食感が特徴的で、しっかり小麦を食ってるという実感が感じられる。ダシも昆布がガツンと効いていて麺に負けてない。かけうどんは270円と立ち食い価格よりは高めだが、400円のうどん定食にすると大きなかやくご飯が付いて来るので食べ応えは十分。看板メニューのぶっかけうどんは、甘めの出汁がたっぷりとかけられた上に生卵と刻んだきつねが載ってワサビが添えられた独特なスタイルで、単体だと甘々なんだけど出汁のパンチが効いたかやくご飯と食べると不思議とちょうど良い感じで食べられる。
他にも玉子とじやあんかけ、梅若、さらにはポパイやオリーブといった謎のうどんもあってバリエーションは非常に豊富。また、同じフロアには丼ものが中心の支店も有り。
(09/06/03 更新)
梅田の茶屋町やホワイティうめだなど、梅田周辺に3店を構える天丼専門店。
メインの天丼はワンコインでありながら、エビが2匹にイカ、海苔、かぼちゃ、三度豆と充実した内容。衣はカリッと言うよりはぼってりした感じで、漬物が小皿に入っている分だけなのが残念だが、きりっと辛口の丼つゆがテーブルの上のソース容器に入っており、セルフでつゆだくにする事が可能なのは嬉しい配慮だ。600円の「上」になると海老が3匹付く。ご飯の盛りはやや少なめだが、100円プラスで大盛りが可能。
天丼以外にも親子丼やかき揚げそばといったメニューがあるが、正直言って立ち食いチェーンレベルで極めて凡庸なので注意。
(08/05/28 更新)
大阪駅前ビルに数店舗展開している大衆居酒屋の本店。ランチタイムは天丼と天ぷら定食のみを提供する営業になる。
基本の天丼は消費税が8%になっても味噌汁付きでワンコインのまま。内容は15cmサイズのエビが1本、大ぶりのかぼちゃ、ナス、オクラ、海苔等の野菜が乗っかって十分な豪華さ。上天丼になると100円アップでエビが2本になる。ご飯はやや少なめなので若い男性は50円アップの大盛をお勧めする。衣はふんわりしたタイプでごま油で香ばしく揚げられ、丼つゆは調味料が控えめでほんのりした甘さの上品な味わいと、ワンコインらしからぬ本格派で満足度高い。卓上には取り放題の高菜があって、ぶっちゃけあまり天ぷらに合わないがそれもご愛嬌。
定食は830円と一気に値段が跳ね上がるが、エビは20p強のサイズがある有頭海老にグレードアップ、さらにカニ足にイワシ、チクワの天ぷらまで追加され盛りだくさん。小鉢とおかわり自由のご飯が付くので差額分の価値は十分あり、こちらを頼むお客さんが結構いるのも頷ける。
(15/04/24 更新)
梅田の阪急DDハウスのちょうど向かいの高架下にあるカレースタンド。
カレーは基本的にビーフ・チキンカツ・ポークカツ・エビフライ・コロッケの5種、ベースにライスとスパゲティの2種が選べて全て580円均一、サラダのセットが50円、ドリンクセットが100円アップという簡単明瞭価格。冬場は100円アップでカキフライもラインナップに加わる。
ルーの味はフルーティな甘さが勝ったタイプで、スパイスもフェネグリークが入ったいかにもカレー粉な感じだけれど、値段の割に揚げ物のボリュームがあり、ピーマン・玉ねぎ・マッシュルームが入ったスパゲティにしても満足度は十分。カレーが出てくるまであっという間のスピードなのに揚げ物が常にアツアツなのも偉い。
(08/03/05 更新)
天五中崎町商店街の西のほうにあるカレーの専門店。
ミニサラダがもれなく付くカレーは、ビーフが500円、スパイス味がつけられたから揚げやピリカラチキンが載ったものが600円、ミンチカツ、クリームコロッケ、ウインナーだと700円、そしてトンカツ以外の揚げ物が2品載った盛り合わせが800円とリーズナブルでありながら、チキンカツなんかはアーモンド型に抜かれたご飯を覆うぐらいのビッグサイズで、しかもご飯とルーが2倍になった大盛りでも200円アップ、卓上には福神漬けやらっきょう、辛味スパイスが常備と、B級心をくすぐるサービス精神に溢れている。
カレールーは穏やかな味わいで、それほどスパイスやキャッチーな味付けを感じるものではないが、玉ねぎの旨みが生きた味で私好み。ただ、揚げ物は通し揚げだけど肉質的にはもうひとつかな。期間限定のような感じで、ハヤシライスや野菜カレーといったメニューも提供されているようだ。
(08/06/11 更新)
大阪駅前第1ビル地下2Fの立ち飲み激戦区の中でも、常に安定した客入りを見せているお店。スタッフはお母さんの年代がメインなのに、お揃いのTシャツをバンダナという資本系チェーンのバイトのような格好なのがややミスマッチ(笑)。勘定は、あらかじめ客が小皿にお金を入れておき、注文の度にスタッフが抜いていく大阪駅前ビル式キャッシュオンデリバリーシステム。
メインは牛バラ、牛ハラミ、牛ツラミ、カモねぎ、若どりとある串焼きで、1本ずつ合計5本がセットになった松ぼっくりセット(500円)が一番人気。次点が、ソースかマヨポン酢かを選べるとん平焼き(350円)というところか。日替わりで多くの種類が揃う一品ものも意外と掘り出し物が多く、生レバーなどはうまく血抜きがされていて臭みが無く、300円という値段を考えれば非常にお得。200円の小鉢類もたくさん種類が揃っていてチョイ飲み派にも対応はバッチリだ。
ビール大瓶が400円、プレミアム・モルツの中ジョッキが300円、焼酎やチューハイが250円と酒の値段はかなりリーズナブルで、アテのボリュームはちと少なめだが、さくっと一杯やるには良いお店である。
(10/01/19 更新)
梅田で、新御堂筋沿いと阪急東通商店街に2店舗を構える回転寿司店。値段は「あきんど」や「くら」といった低価格チェーンよりも高めの全品130円均一。
しかし、寿司ネタはどれも100円寿司の1.5倍ぐらいのボリュームがあり、基本的には大味だがモノによっては鮮度もなかなかだったりする。牛トロ、馬刺し、白子、炙りものなど珍しいネタも多くて飽きさせない。ただ、客の多寡に関わらずレーンに寿司皿を絶え間なく載せる傾向があるので、時間帯によっては渇き気味のネタを見かけるのが少し残念かな。ランチタイムにはタダで魚のアラが入った赤出汁がついて来る上に、握り8貫と巻寿司が4個ついたセットが500円で提供されるという太っ腹なサービスがあり、巻寿司のうち2個は太巻きサイズで、玉子が2貫分はあるぐらい巨大なので、男性でもそれだけでほぼ満足出来るボリュームだ。
阪急東通商店街の店のほうにはワンコインランチセットが無く、味噌汁の内容もやや寂しい感じがしたので、B級的にはこちらの北店のほうがお薦め。
(10/06/16 更新)
大阪駅前第1ビルの地下2階で、「たかはた」としのぎを削りあっている立ち食いスタイル(実際には椅子あり)のうどん店。
オーダーするとあっという間に出て来てビックリするうどんは、かけうどんが230円できつねやかき揚げといった種物が330円、肉うどんが400円とこのスタイルのうどん店としては標準的なお値段。麺は太目のもそっとした食感ではあるが、ダシは昆布と鰹の香りがしっかりしたバランスの良いもので、天カスは取り放題で薬味はちゃんとした七味が置いてあり、コストパフォーマンス的にはまずまず合格点。330円のカレーうどんも、ノーマルだと具が全く無いけど(笑)ルーが意外とスパイシーでなかなかいける。
たらことカツオ、昆布が選べるおにぎりが100円、いなり寿司が50円とサイドメニューも良心的だが、200円のかやくご飯は具が少ない上にご飯がぼそぼそ気味でいまいちかな。
(09/04/29 更新)
中津の交差点角にある、カウンターのみの焼肉店。こういう昔ながらの店に多いガスのロストルではなく、七輪とオガ炭で焼きあげるスタイルだ。
ホルモンは400円台中心、赤身肉は400〜700円台からと非常にリーズナブル。肉質はまあホルスや交雑牛レベルではあるけど、ボリュームはしっかり100gあるので食べごたえは十分。ただ、生レバーは鮮度の割には量が少なくて高めかな・・・一番のお薦めは塩タンで、サクサクとした歯ざわりの大きな切身が6枚入っていて900円という値段は非常にお得。やや濁った色ととろみが特徴的なタレも、見た目よりも癖が無くてなかなかいける。
酒はビール中瓶が420円、チューハイが380円と、焼肉店としては結構安いのも嬉しいところ。積極的におかわりを勧めたりと、ちょっと濃い目なオネーサンの接客には好き嫌いがあるだろうが、梅田・中津エリアという繁華街でリーズナブルに炭火焼肉を楽しめる貴重なスポットである。
(12/08/31 更新)
梅田曽根崎のお初天神商店街にある、仁川に本店がある博多とんこつラーメンの店。メニューはラーメン(650円)の他は、ゆで卵や具の増量などのオプション、ライス、ビール、替え玉(100円)ぐらいと本場らしく大変簡潔。
大阪で豚骨と言えば、最近はドロドロ濃厚タイプ、まったり白濁タイプが多いのだが、こちらは豚骨だけをひたすら煮出した半透明の色合いで、豚の頭を使っているので独特の豚骨臭がガッツリの博多流にこだわった本格派。ゼラチンを感じるトロミと、純豚骨ならではのキレを感じるスープは他ではなかなか味わえない。麺は当然ながらストレートの低加水細麺だが、麺の固さはバリ、カタ、普通の3通りに限られている。具はモモ肉を茹でで薄切りにしたチャーシュー、きくらげ、青ネギと博多標準の内容。
卓上には紅しょうがとすりゴマ、コショウが置かれているが、ニンニククラッシュは50円、高菜入りは100円アップと別料金なのがコストパフォーマンス的にはちと残念。
(16/12/09 更新)
今やすっかり立ち飲み密集地帯と化した大阪駅前第1ビルに、2015年6月オープンした新機軸の立ち飲み店。白木のカウンターの中には、蝶ネクタイをキリリと締めた北新地のバーテンダーをされていた方が立っておられ、軽やかなマドラーさばきでお酒を作ってくれる。
バー仕様の口当たりが良い薄手のグラスに注がれる、ジントニックやハイボール、キンミヤ焼酎が入ったホッピーはさすがの一体感で、1杯400円で何とも贅沢な気分になれる。
そして本格的な沖縄料理が充実している事も特徴で、大鍋でたっぷりの泡盛で煮こまれた肉豆腐、シコシコした宮古島のそばを使った島焼きそばや沖縄そば、皮付き三枚肉を使った豚の角煮(ラフテー)、珍しいニンニクの葉チャンプルー、さっぱりした青パパイヤを使ったパパイヤチャンプルー、島もずくやよもぎ餅、ゴーヤを上げた天ぷら盛り合わせなど、全体的にボリュームは少なめだがどれも本格的な味わい。
それ以外のアテも、泡盛が進む明太子をからすみ仕立てにしたものや、明太子ソースがかかった柔らかい蒸し鶏、北寄貝と数の子が意外と合うポテトサラダ、むっちりした食感の鶏唐揚げなど、キラリとセンスが感じられる一捻り入ったメニューが盛り沢山だ。
(16/04/14 更新)
阪急三番街地下2階のレストラン街にある、カウンターのみの牛肉料理店。メニューには、580円の牛とじ丼に780円の豚ちり鍋、880円のステーキ重に牛鍋、1580円の牛ロース鍋という種類があり、鍋メニューはご飯のお代り自由で、100円プラスでうどんが追加できるシステム。
一番人気の牛鍋は、輸入肉っぽい赤身が主体ながら肉の量は100gはありそうなボリュームで、玉ねぎ、しいたけ、豆腐、焼麩、しらたきといった具材と一緒に鉄鍋でアツアツに熱されて出て来る。卵はすき焼き風に別皿にするか、卵とじにするかが選べるので店員さんに指定する。ダシはあっさり目の甘辛味で、全体的に油気が少ないのでとてもヘルシー。
牛とじ丼は、牛鍋と同じ肉とたっぷりの卵が多めのダシでとじられ、付け合せの野沢菜や味噌汁も美味しくて値段以上の満足感がある一品。もちろんご飯の大盛りは無料。そしてステーキ重は、ご飯を詰めたお重の上に、ミディアムに焼いた後そぎ切りにされた牛ステーキを敷き詰めたもので、サラダとご飯、漬物、味噌汁がセットになっている。ランプを使っていると思われる肉は赤身だけど柔らかく、和風の甘辛ダレとのコンビネーションも万全。大盛りにしても、肉が足りないという事はない。
(13/05/16 更新)
梅田や難波に数店舗構えるとんかつのチェーン店。中でもこの中店は、ランチに735円の定食があるのでお薦め。
その「かつ定食」は、カツの大きさこそまずまずだが肉質は十分なもので、サラダはキャベツに加えて卵サラダやトマトが乗っかり、赤だしも結構おいしく、付け合せにも手を抜いていないのが好感点。840円の一口カツ定食や、エビフライに一口カツ、鶏からあげ、イカフライが載ったミックス定食もそれぞれのアイテムが立派なサイズで、かつ定食とコストパフォーマンスに遜色が無い。当然ご飯はお代わり自由でガッツリ行ける。
(07/03/23 更新)
梅田北新地のクラブ街の中に、忽然と現れる立ち飲みののれん。もともとは鶏肉の卸店なのだが、店で仕込んだ焼き鳥を店頭にあるステンレスの立ち食いカウンターで食べる事が出来るようになっている。
焼き鳥の値段は1本170円から合鴨ロースの380円というところで、肉は大ぶりで1本のボリュームはかなり多め。手羽先やつくね、鶏皮は焼くのではなくて油で揚げるのがここのスタイル。カウンターには塩・七味唐辛子・粉山椒があるので各自それをぶっかけて食べる。酒はビール中瓶が500円とお高めで、立ち飲みだけど少し新地値段というところか。焼き鳥が出来上がるまでのつなぎとして、ささみポンやミノポンといった刺身メニューも置いてある。
まあ、つくねはごく普通の肉団子だし、鶏肉卸だからという期待を持つと外れに思うところがあるかもしれないが、接待用のクラブや高級割烹・ステーキ店などが軒を並べる北新地で、こんなB級丸出しの雰囲気が味わえるという楽しさは何物にも代え難い魅力である。
(11/01/25 更新)
こちらは梅田の近くの兎我野町にある店。桃谷の同名店とは関連が無いようだ。場所はちょうど「まるい飯店」が入っているビルの1Fにある。
ここの名物はハンバーグで、手のひら近くあるサイズのハンバーグが、ソテーした玉ねぎや目玉焼き、ポテトサラダ、スパゲッティ、さやいんげんと一緒に熱くした鉄板に乗せられて出てくるのは圧巻。ドミグラスソースがちょっとボケたトマトソース風なのは好き嫌いが分かれるところだが、これでデザートとコーヒーが付いてライス込みで850円なら納得の値段だろう。ランチタイムには他にもオムライスやとんかつ、一口ビフカツなどがあるが、最初ならばたっぷりしたオムライスにビフカツがどんと載ったボリューム満点のオムカツ(850円)がお薦め。
(07/03/02 更新)
2009年9月にオープンした、四日市名物のB級グルメ「とんてき」を売りにしたお店。2010年1月から、とんとん屋から大阪トンテキと店名を変更したそうだ。
そのトンテキ定食(800円)はグローブ状に片方だけをつなげて切れ込みを入れた状態にした豚ロース肉を、ラードとニンニク、ウスターソースベースのタレで焼いたもので、付け合せはキャベツとケチャップスパ、そして味噌汁とご飯がついている。注文時にニンニクの有無を聞かれるが、それほどニンニク臭は感じないのであまり気にする必要は無さそう。肉はやや固めで肉質に特筆すべきものは無く、ソースもマスプロ製品がベースでスパイシーさは感じないが、200gある分厚いロース肉は食べ応えがあり、ガシガシと肉を咀嚼する楽しみを十分に味わえる。さらに足りない場合は300gの大トンテキやただ、ご飯は標準だと普通の御飯茶碗で出されるので、男性なら迷わず大盛り(無料)にしておくべきだろう。
他にはフンワリと柔らかいトンバーグ(200gで750円から)、しょうが焼き風の甘辛ダレにからめた薄切り豚肉と玉子焼きがセットになった、あのニューハマヤを思わせる「とんたま」定食(750円)などがあるが、コストパフォーマンス的にお薦めなのが「とんたま丼」。600円と定食より150円も安い上に、大盛りにすれば定食よりも腹いっぱいになれるぞ。
(10/02/16 更新)
大阪駅前第3ビル、ちょうど餃子の王将の向かい側にある明るい雰囲気のカレースタンド。メニューは、揚げ物、ステーキなどのトッピングを組み合わせるキャベツピクルス付きのカレー(630円〜)に、ハンバーグやエビフライなどにライスと味噌汁がついたセット(750円〜)、ドライカレーに揚げ物がプラスされたプレート(780円前後)の大きく3種類がある。
カレーは、店名とは似ても似つかない喫茶店風のルーではあるが、甘ったるくなくてトマトの酸味が効いていてさっぱり感のある仕上がり。辛さはそれほど無いが、卓上にカイエンヌペッパーが置いてあるので補完が可能。揚げ物は冷凍チックではあるが、チキンカツやトンカツなどは大振りで食べ応えがあり、通し揚げなのでアツアツ状態で提供されるのが嬉しい。
ノーマルメニューはCPとしてはいまいちだが、ランチタイムも夜もサービスメニューが提供されていて、ランチだと揚げ物が2つ載ったサービスカレー、A定食が580円、プレートなら620円という格安値段でいただける。
(11/02/25 更新)
大阪駅周辺で大阪のB級グルメを手軽に味わうにはここが一番。いつも行列ができる名物のいか焼き(1枚120円、玉子入りのデラバン170円)は、小麦粉の中にいかの切り身を入れて鉄板で押し付けて焼いたもので、大阪の庶民の定番おやつである。と言っても大行列に並ぶほどの美味と言うものではないので、混んでいたらスナックパーク内の別のコーナーにある溶いた小麦粉の上にキャベツを乗せて平たく焼いた「野菜焼」の方をどうぞ。
追記:阪神百貨店改装のため、現在は持ち帰りのみの営業。
(2004年以前のデータ)
新梅田食道街のちょうど真ん中にある、日本一小さなたこ焼き店として知られる店。名前からして、近所の同名立ち食いうどん店の系列だろう。中では、両手を伸ばすとつかえるぐらいの狭いスペースでおばちゃんがたこ焼きを焼いていて、客は店にくっついた小さなカウンターでたこ焼きを食べるシステム。
メニューは、8個230円のたこ焼きに、プラコップに入ったビールが小と大で250円と290円。そして全然割引になってない(笑)、たこ焼き+ビールセットの小と大がそれぞれ480円と520円。たこ焼きは、だいたい焼き置きなので外側が固く、生地にもショウガが効いていて、たこ焼き単体だとあまり評価は高くない感じだけど、これがビールと合わせるとなかなかジャンクなアテとしておいしくいただける。
梅田での飲みのハシゴの最後に、小腹をちょっと満たしたい時に使うには都合が良いお店だ。
(10/10/05 更新)
大阪駅前第1ビルと第2ビルに3店舗を持つ、串カツがメインの立ち飲み店。代金はカウンター上の皿に入れておき、注文の品が届き次第店員がお金を取っていくキャッシュオンデリバリー方式のシステムで、串カツは野菜類とミンチカツが100円、牛・豚・鶏・海老といった肉系が150円の2種類、生ビールや種類豊富な焼酎がだいたい300円、あとは一品料理や日替わりメニューがおおむね100円〜200円台と明瞭会計なのが特徴。
串カツはざくっとした衣で揚げられていて少し油っぽく、二度漬け禁止の共有ソースもダシなどが加わっていないごく普通のウスターソースで、今時の新世界風串カツとは違った単純なタイプだけど、肉類は分厚く海老もなかなか大ぶりで、1串のボリュームは平均より大きめなのは美点。逆にキャベツが食べ放題でないのはちとマイナス点かな。
串カツ以外は乾き物や出来合いの品がほとんどなので、串を何本かさっと食べてさっと引き上げる使い方が良さそうだ。
(09/08/18 更新)
段七やおちゃらん屋、あらうま堂などを、何故か梅田周辺に集中的に出店している熊五郎系列のラーメン店。ラーメンのベースはあっさり鶏ガラと豚骨があり、あっさりには塩・醤油・にんにく醤油、豚骨には味噌・醤油・塩と豊富なバリエーションがある。
豚骨は大阪ライトと銘打ってありながら、家系を思わせるような油が乳化した濃厚なタイプでなかなかのインパクト。鰹出汁・丸鶏スープのあっさりも出汁の香りには欠けるがうまくまとまっており、良くトレンドを研究している感じ。
パスタっぽい中太麺はスープとのからみは今いちだけど、熊五郎系列の特徴であるキムチとメンマの食べ放題が付いての600円(基本メニュー)という値段は立地を考えれば十分の納得プライス。B級的にはご飯が100円でお代わり自由なのも嬉しいポイント。店内はおしゃれで丼ものがついたセットメニューも豊富なので、女性やグループ客にもお薦めだ。
(07/09/25 更新)
池袋の超人気店である大勝軒ののれん分けの店。
池袋の総本山では食べた事は無いし、他の東京の系列店に比べると豚骨度が高めで甘さも控えめなように感じるが、これはこれで十分うまい。が、大勝軒の名前にもかからわず麺の量が少なく、何故か大盛りにする事も不可能(現在は繁忙時でない場合に限って+200円で可能)。自家製麺の量が限られているのかもしれないがこれは納得がいかない。味にあまり文句は無いだけに極めて残念。
(2004年以前のデータ)
神戸方面で何店舗かを展開しているラーメンチェーンが2010年末に大阪初進出。場所はお初天神通り商店街の中で、もともと「げん家ラーメン」があった居抜きに入ったようだ。
スープは白濁した背脂豚骨醤油で、見た目よりはあっさりしていてオーソドックスな味わい。値段はラーメンの並が650円とそれほど安価ではないが、麺がたっぷりな上にモヤシがどっさり盛られ、それを覆うようにして京都風に薄く切ったモモ肉のチャーシューが被せられているのでボリュームはかなりのモノ。卓上にはニラキムチがあるのでパンチを効かせることが出来るのも嬉しい。野菜がたっぷり入った餃子も、300円という値段にしては1個1個が大振りで食べ応えは十分だ。
サイドメニューのお薦めは、軽快な鍋さばきで作られるパラリと仕上がったチャーハンで、ラーメンとのセットはもちろんだが単品でも480円とリーズナブルな割にボリューム満点で、下手な中華料理屋で食べるより断然良い。他には、ニンニクやワカメ、キムチ、牛すじといったトッピングが加わると90円〜240円のアップになり、餃子や唐揚げをセットにしたメニューも揃っている。
(11/03/25 更新)
アメリカのコリアタウンなどですっかり定着している割には何故か日本に無かったスンドゥブチゲ(柔らかい豆腐が入った辛い小鍋)の専門店が登場。年中24時間休みなしという営業形態もいかにもパワフルコリアンという感じだ。
ホットペッパーのクーポンで100円引きになるスンドゥブ定食は、アサリや牡蠣、肉が入ったなかなかスパイシーでコクのあるスンドゥブチゲに、石釜で一人ずつ炊いたご飯、そしてナムルとキムチが付くといった、内容も辛さも本場スタイルそのままなのがが嬉しい。釜にこげついたご飯はやかんに入ったお湯を入れて食すべし。
追記:いつの間にやらスンドゥブ定食が900円と言うとんでもないお値段に(涙)。ランチタイムなら680円で食べれるので価値はあるけど、もはやB級グルメの値段じゃないよなあ・・・ランク一気に下げ。
(2004年以前のデータ)
夜はカウンターの居酒屋だが、昼のちゃんぽんの存在でマスコミなどに良く知られた店。
具とスープが張られた中華なべの中で、わしづかみのもやしと折り紙サイズのキャベツが湯通しされて作られるチャンポン(750円)は、値段が激安というわけではないし、どこか味に特別な部分があるわけではないが、ジャンクな味のスープと野菜の超絶ボリュームがB級的なハーモニーを作り出していて不思議な魅力を感じる一品。一応サイドメニューとしておにぎりがあるが、これが必要になる人はほとんどいないだろう(笑)。
(13/03/20 更新)