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住所:大阪府大阪市都島区都島南通2-5-24 大阪屋シャレード京橋1F 【MAP】
定休日:不定休(月曜が多い)
08年の4月にオープンしたばかりの居酒屋。1本100円の串かつや焼酎のボトルキープなど一部を除けば、ビール中瓶や生ビール、焼酎などの酒類、そして全ての料理が300円均一の超明朗会計。
会計システムとは裏腹に料理の内容は非常にしっかりしており、カンパチの刺身はコリコリの分厚い切り身が5枚も載り、美しく大きなだし巻は調味料の影を感じさせない丁寧なダシで作られ、はじかみまで添えられるゴージャスぶり。生ダコとマグロが添えられた海鮮のカルパッチョや牛肉のたたきなど、他店では軽く500円以上はしそうな料理まで揃っている。焼酎も、一生一代や薩摩一といった普通300円ではとても飲めない銘柄が並んでいるのも素晴らしい。
店は居抜きで入ったらしく、安居酒屋とは思えないほど店内がゆったりとしているのも魅力だ。
(08/07/09 更新)
JR京橋駅南口駅を出て、大川を渡ってすぐ東に行ったところにひっそりと佇む、家族経営の居酒屋。店は一軒家を改造していて1Fがカウンター席、2Fが座敷になっていて軽い宴会も可能だ。
料理の値段は、冷奴の100円から刺し身盛り合わせが350円、最も高くてエビチリの450円と、それだけでも座り飲みとして格安なのに、恐ろしいのはさらに凄まじいボリュームがある事で、350円のメンチカツ、170円の牛すじコロッケは大人のこぶし大はある巨大な代物が2個出て来るし、400円の麻婆豆腐はラーメン用のどんぶりになみなみに入った軽く4人前分、極めつけは350円のハンバーグで、直径が男の手のひら大、さらに厚みが5cmはあって、間違いなく肉だけで400gは入っている信じられない大きさ。もちろん手作りで玉ねぎ&肉汁たっぷり、冷や汗をかきながらも最後まで美味しく食べられる。
エビと野菜の天ぷらは、300円でエビとレンコン、インゲンなどが2個ずつ入っててんこ盛り、350円の串かつはエビ2本に豚肉、15cmはあるイカ天に、白身魚フライがそのままの形で串にぶっ刺さっている。250円の春巻きはそれぞれの長さが20cmあり、手作りのエビパンは4枚で320円、野菜サラダもボウルに入って出て来る豪快さ。でも焼き鳥や豚平焼き、どて焼きなどは普通のサイズで、線引きがどこにあるのか悩んでしまう。
ビール大瓶は500円、ハイボールはジョッキに入って300円と、酒のほうはまずまず標準的な値段だなと思いきや、720ml入りの麦焼酎が1200円でボトルキープ出来るという驚きの隠し玉があり、常連は皆それで酒を楽しんでいるようだ。
(17/03/10 更新)
京橋の酒屋角打ち「岡室酒店」とは文字通りの兄弟関係にある店。こちらのマスターは弟さんらしい。
こちらは京橋の立ち飲み銀座の一角にあるのもあってか、お兄さんの店よりもさらに店が賑やかで、マスターが常連さんから一杯ご馳走になってさらに騒ぎがヒートアップ、てな風景も日常茶飯事だ。名物のまぐろぶつ切りを始めとする数多くのアテはどれも派手さは無くて質実だが、一品だと90円以上の串焼き、おでん、天ぷらが5品おまかせで250円だったり、大皿の惣菜は気前良く客に盛られたりで、あまり楽しんでないで少しは商売を考えろよと余計なツッコミをしてしまいそうになる店だ。
(06/06/14 更新)
京都の四条大宮にオープンするや否や、瞬く間にトップクラスの人気店にのし上がった「庶民」が、満を持して京橋の立ち飲み激戦区に乗り込み、早速大旋風を巻き起こしている。
その理由は何と言っても破格のコストパフォーマンス。売りのマグロは、本マグロの中トロレベルが分厚く切られて400円と、卸売市場でさえ倍の値札が付いているであろう、原価度外視の逸品。しかも時には大トロだったりする恐ろしさ。同じ値段で断面がほぼマグロの鉄火巻も必見。
刺し身は分厚いアオリイカ、新鮮なホタルイカ、サーモン、ハマチ、コハダ酢締め、しめ鯖、煮穴子などがあり、全て300円台以下。それぞれ握り寿司に仕立てる事も可能で、各ネタの切れ端を寄せ集めた「半端巻き」という楽しい裏メニューもオススメ。
さらにおでんは3品で100円、ニンニク1株丸揚げで100円、メンチカツ、アジフライなどの揚げ物は冷凍だけど大きなサイズで100〜150円、ナスの揚げ煮やたっぷりの釜揚げしらす、ホッケや鯖の塩焼き、出汁の効いた湯豆腐が150円とどれもやけくそレベル。ある程度メニューを固定してそれぞれ大量に仕入れる事でコストダウンを図っているのだろう。さらにドリンクもビール大瓶が350円、焼酎が200円、大阪最安クラス。
店の開店は11時からなのだが、常に1時間前から並ぶ客がいて、彼らの目当てはたったの数皿分しか用意されない、マグロの中落ちと巨大なハマチのカマ焼き。ハマチのアラと豆腐を煮込んだ「豆腐煮」(150円)も瞬殺レベルの限定品である。
(19/05/30 更新)
住所:大阪府大阪市都島区都島中通3-5-4 【MAP】
電話:06-6921-2990
営業時間:11:00-23:00
定休日:無休
アクセス:JR京橋駅北側にある商店街をずっと北に歩いてアーケードを抜けてしばらく行った東側
マスコミに登場して久しい店だが、今でもその暴力的な安さは健在。おかずが2、3品にミニじゃないうどん・そばがついた、数種類ある日替わり定食が430円。運が良いとマグロの刺身までが日替わりの中に入る。単品ならうどん120円、カレー230円、カツ丼330円、天ぷらや揚げ物の定食なら380円とメニューも大変豊富。お水はワンカップの空き瓶で出てくるし味のほうもまあそれなりだが、値段を見れば誰も文句は言えまい。谷町九丁目と新京橋商店街に支店あり。
追記:寺田町にあった支店(?)が何と本店お膝もとの新京橋商店街に移転。便利になったけど本店大丈夫なのか?
(09/07/31 更新)
2016年版ミシュランガイド大阪において、リーズナブルで美味しい店に記されるビバンダム君マークの「ビブ・グルマン」に選ばれた京橋のお好み焼き店。奥に4人がけのテーブルはあるがメインはカウンターで、テーブルに鉄板は無くて、鉄板を埋め込んだ木の台に料理が置かれて出て来るのが独特。
お好み焼きは豚玉の600円から、焼きそばは650円からで、最高額はミックスモダンの950円と値段はごく普通の街場レベル。しかし料理はさすがに洗練されていて、保温用の鉄板に形を合わせて四角く整えて焼かれるお好み焼きは、出汁と卵がたっぷり入った味わい深い生地に、大きめに切られたキャベツがじっくり蒸し焼きにされたとろける舌触りで、甘めで濃いソースと鰹節の良い香りがアクセントになっている。イカ、貝柱といった海鮮の具は生で新鮮、味はとても濃厚。そしてそれぞれの具は細めに切られ、生地との一体感を高めている。
今時珍しく細麺を使った焼きそばはシコシコとした歯ざわりで、お好み焼きと同様にイカも麺に合わせて細く刻まれ繊細な統一感が感じられる。上に置かれた目玉焼きも程よく半熟、ソースはピリッと辛めで大人の焼きそばという趣き。鉄板焼きも、店の一押しである牛タンのタタキを始め、とりもものペペロンチーノ、イカのワタ焼き、炙りシメサバなど幅広いレパートリーを揃えている。
当然ながら、酒もビールはもちろんの事、ハイボール、チューハイ、日本酒、梅酒、ボトルワインなどが揃っている。ランチタイムは100円プラスでライスと味噌汁、漬物が付く定食もあり。
(16/11/14 更新)
京橋の立ち飲み銀座の東の奥のほうにある立ち飲み店。
ここの売りは海鮮類で、まぐろの刺身もただの赤身じゃなくて中落ちのコクのある部分が出されたり、キスや穴子の天ぷらにはイタリアの岩塩が付けられ、カマトロのような特上品を突然オヤジさんが出してきたりと、雑多な店の雰囲気には似合わぬ(笑)こだわりが感じられる。看板の湯豆腐はダシに旨み調味料の後味が感じられていまいちだったが、ドテ焼き風に味噌で煮込まれたホルモンやトロリした穴子の煮こごり、脂の乗ったきずしなどの料理モノもうまくてお薦めだ。
ただ、オヤジさんがかなりのヘビースモーカーなので、それが気になる人には合わないかも。
(07/06/11 更新)
住所:大阪府大阪市都島区東野田町3-2-20 【MAP】
京橋立ち飲みストリートの最も奥まったところに位置する店。
場所の不利と半オープンエアーの店構えというハンデがあるからか、アテのボリュームと内容はこの界隈でもかなりのレベルで、分厚い切り身が皿にぎっしりのインドマグロの赤身が450円、活けのカツオやカンパチが450円で食えるところはこの界隈でもそうは無い。種類豊富な海鮮類はもちろんだが、脂の乗ったきずしやどて焼き、だし巻、ホルモン焼といった一品物も安くて量がたっぷりだ。セルフサービスのビール大ビンは450円。
(10/06/23 更新)
住所:大阪府大阪市都島区東野田町3-2-16 【MAP】
電話:06-6357-7084
京橋立ち飲みストリートのど真ん中に、隠れるようにして立つ古びた焼肉店。店内はロースターから出る煙の煤で真っ黒で、換気扇を何台もぶん回してもまだ煙が充満している状況だ。店には一応2階があって、小さい宴会なら開く事が可能な様子。
肉は生レバーを含むホルモンが450円、ハラミやバラが680円、塩タンであっても850円と庶民的な価格ながら、タンは分厚くテッチャンは柔らかく、そしてハラミはジューシーで、冷凍物は使われていない事が良く分かる。さらには数量限定で、ヒウチやハネシタ、ミスジ、三角バラといった見事なサシが入った、口のなかでとろける特選部位までが揃っており、そのほとんどが3桁の値段で収まっているのがまた素晴らしい。ただ、タレについては、大阪の古い焼肉店の例に違わず個性的で、酸味を感じる味噌っぽい感じは少し好みが分かれるところかもしれない。
ビール大瓶が480円、焼酎が300円と酒もなかなか格安で、並びの超有名立ち飲み店群の陰に隠れてはいるが、もっと世間に取り上げられてもおかしくない実力の店だと思う。
(10/09/07 更新)
京橋の東にある、国道1号線桜小橋交差点の北東、住宅街の中にある昔ながらのイカ焼き屋。テイクアウトだけではなく店内でビールとともに食べることも可能。
イカ焼きはもちろん切り身を小麦粉で平たく焼いた関西風で、ノーマルで1枚230円と高めだけど、直径30cmはある巨大さで食べごたえ満点。イカは身だけが使われていて柔らかく、生地はソフトでモチモチ、ソースは甘めのあっさりタイプでカウンターにボトルがあるのでその場で追加可能。60円アップのかたやきは、ノーマルよりも時間をかけてじっくり焼かれてクリスピーな仕上がり。紙で巻いて歩きながら食べられるパッケージになっている。
それ意外にも具のバリエーションは多くあり、卵入りはもちろんの事、490円の「やさい入りモダンいか入り」になると、さらにキャベツと焼きそばが生地と一緒にプレスされ、生地をたたむとまるでミルフィーユのような断面になり、完全に1食分のボリュームである。イカ焼き器で平たく焼いたイカと卵が使われているのがユニークなオムソバ(1玉420円から)も一般店並の量が入っている。
表立って飲み物のメニューは無いけれど、店先の冷蔵ケースに入った缶から選べるし、缶ビールは冷蔵庫の中に入っているので、店の方に聞いてみよう。
(16/07/08 更新)
京橋中央商店街アーケードを北側に抜けた、都島中三商店街にある、マルシェグループ「酔虎伝」の1号店。とは言え、チェーンを連想させる部分はロゴが付いたのれんとビールグラスぐらいで、何故か中身は完全な個人経営の居酒屋。もともとは、マルシェグループの前身である酒卸売業「丸忠」の直売所だったらしい。
メニューは30種類程度とそれほど多くなく、メインは揚げ物と焼き物で、300円の焼肉は玉ねぎなどでかさ増しせず、牛バラの薄切りのみがザバッと盛られて食べごたえ十分。250円のもやし炒めも豚肉がちゃんと入っている。ちゃんと生のむき身を使ったカキフライや、新世界風にふんわり衣のヒレ肉を使ったトンカツ、クリスピーな鶏の唐揚げ、身の柔らかいイカ天と、揚げ物は250〜300円でもボリューム満点。
他にも単品がいくつかあり、湯豆腐は200円でしっかり半丁が盛られてくるし、オムレツ状に焼かれるニラ玉は250円、おでんも牛すじ、大根などどれも大ぶりで1個100円と一品物もあくまで大衆価格。ただし刺身類はあまりオススメ出来ないかな。酒のほうも、ビール大瓶が450円、チューハイが300円、焼酎割りが280円と値段は酔虎伝チェーンのメニューよりもさらに安いのは嬉しい限りである。
(17/02/23 更新)
JR京橋駅から国道1号線をはさんで北に伸びる、京橋中央商店街の北端、スーパーサンコーが入るビルの入口横にある立ち飲み店。ビールは赤星やアサヒの大瓶が499円、キンミヤ焼酎を使用したバイスサワー、レモンサワーが299円、焼酎とお酒が199円、八海山が299円などとリーズナブル。
アテの方も一捻りがあってなおかつお値打ちで、オリーブオイルとマスタード、ブラックペッパーを効かせたポテサラが199円、酒枡の上に刺し身を盛り込んだ「本日のお造り」が299円、イカフライ、汲み上げ湯葉、煮穴子など3種のアテを盛り込んだ「ゆきちゃん3種盛」も299円。揚げ物も充実していて、巨大なカキフライ(299円)や分厚いハムカツ(299円)、アンチョビソースが添えられた山盛りポテトフライ(199円)、大きな唐揚げは1個単位で89円、3個も食べれば満腹である。
コリコリの鶏肉タタキは299円、巨大なスジ肉が入った肉豆腐が399円。エビチリは399円で大きなエビがたっぷり。納豆とキムチが入った巨大なオムレツはボリューム満点。おまけに鍋メニューまであって、味噌モツ鍋は白味噌仕立てでモツたっぷり、ニラ、キャベツ、もやし、そして餃子の皮と盛りだくさんで777円という安さ。
(22/01/12 更新)
JR桜ノ宮駅東側のガード下にある、年配の女性陣だけで切り盛りしておられる居酒屋。
メニューは刺身から煮物焼き物揚げ物鍋と非常に豊富で、アテの値段はおおよそが200円台後半からと単品ではそれほどのCP的な魅力を感じないのだが、大ぶりの刺身6品と生ビールの「おたのしみセット」が800円、冷奴半丁+小鉢の惣菜3個+海老と野菜の天ぷら6個+生ビールという、これだけで腹が一杯になる「まごころセット」が900円と、セットメニューの安さが「何か間違ってるんじゃないか?」と思わず首を傾げるぐらいに際立っている。
素材はごくありふれたものだし調理もあくまで家庭料理レベルだが、勘定と共に出される味噌汁のサービスに象徴される店の暖かみが、年配のサラリーマン諸氏を惹きつける魅力になっているのだろう。
(07/09/11 更新)
京橋の立ち飲み銀座にある「岡室酒店直売所」とは文字通りの兄弟関係にある店。こちらのマスターのほうがお兄さんだそうだ。
いかにも典型的な町屋の店構え、ビールケースのテーブルが土間に置かれている店内には古びたビールの販促ポスターが飾られ、酒は純米酒が200円にチュウハイが250円、ビールは大瓶360円という底辺価格、全て手作りのアテは170円の湯豆腐から200〜300円代のどて焼きや筋肉カレー煮、玉ひものピリカラ煮など、どこを取っても質実でまっとうそのもの。まるで戦場とも言える弟さんの店とは違って(笑)マスターと奥さん、そして常連さんの和気藹々とした雰囲気が暖かく、まさに大阪の下町角打ちの魅力が凝縮された店だと言えよう。
(07/03/09 更新)
JR京橋駅の西側にある「京橋立ち飲み銀座」の中でも人気の高い一軒。
メニューには刺身やポテトサラダなどの一品ものやおでんもあるが、やはりここの売りは串カツと豚ホルモンの鉄板焼きだ。とは言えカツはやや油切れが悪く、ホルモン道場風のソースだれで炒められたホルモン(15時半よりの販売)はソースの味がやや突出していて、いずれも本家新世界名物のコピーからは抜け出せてないが、半割にしたぶっといアスパラ揚げや丸一匹のイワシフライが90円より、ゼラチン豊富な豚ツラミなどといった珍しい部位が200円から食べられるのはお徳だし、店は無休で朝から営業と、良い意味で「B級グルメ店の中のB級店」と言える店だ。日替わりでビール大瓶が330円、日本酒・チュウハイが200円になる割引サービスもあってご機嫌。
(05/07/19 更新)
住所:大阪市都島区東野田町5-2-10 【MAP】
電話:06-6351-7746
新京橋商店街を1号線から少し北に上がったところにある酒屋の立ち飲み。岡室兄弟の店を始めとする1号線南側の立ち飲みが通勤客御用達だとすれば、こちらは完全に地元のオッサンが集う店。
しかしCPでは京橋の有名店に全く引けを取っておらず、ビールは大瓶が360円と天満並みの価格でDハイ(ハイボール)も280円でかなりの濃さ。アテも角打ち定番の乾き物が40円から、調味料の後味を感じない誠実な味のおでんが100円、刺身も350円という値段ながら相当なボリュームで、どこを取っても「良心的」という言葉が浮かんでくる良い店だ。
(08/01/21 更新)
京橋のダイニングモール、コムズガーデンのちょうど北に隣接する黄色いテントが目印の立ち飲み店。お世辞にもキレイとは言い難いが、店は常に常連客で満員だ。
緑橋の得一を思わせるような殺風景さと狭さで、一見するとあまり内容に期待できそうな感じはしないのだが、本格的な鉄板焼きメニューが揃っていて驚かされる。看板メニューのミスジステーキ(400円)は、柔らかくて分厚いミスジがミディアムに焼かれ、ステーキソースとワサビ、サラダも添えられる豪華な一品。牛ハラミタレ焼き(400円)やアンガス牛のサイコロステーキも食べごたえ満点。ユッケ風たたきは、レアに焼いて薄切りにした肉にタレと卵の黄身、ニンニクが混ざり合っていかにもスタミナが付きそう。ハンバーグは目玉焼きが付いて豪華だが、ハンバーグ自体は冷凍品で、鉄板焼肉以外のメニューは出来合いが多いかな。
それ以外のメニューであれば、煮豚、だし巻き、バンバンジーサラダ、ポテサラが載った4種盛り(400円)が比較的オススメ。ビール中瓶が380円、チューハイや焼酎、ハイボールが250円と酒の方もなかなかに格安で、コストパフォーマンスにうるさい京橋の客をしっかり集めている店だ。
(18/08/31 更新)
住所:大阪府大阪市都島区東野田町5-2-1 【MAP】
電話:06-6351-3156
京橋駅北側の新京橋商店街を入ってすぐのところにある立ち食いうどん屋。
京橋浪花、えびすといった店に比べて若干駅から遠い位置にあるが、その分こちらはかけうどんが180円と一段安く、天ぷらやきつねの具が入っても250円と繁華街とは思えないリーズナブルさが魅力。ご飯とおかず、漬物が付く350円のうどん定食は、定食という形態を取っているものとしては大阪最安クラスじゃなかろうか。また、おにぎりも大き目のサイズが2個ついて140円だったり、七味唐辛子があるのも高ポイント。
ダシは塩味と鰹節のクセががっつり利いた労働者風味で、ライバル店に比べると洗練度に欠けるところはあるが、変に調味料に頼っていないところは値段を考えると非常に立派。
追記:ミナミの難波センター街の店は閉店。南海通りの同名店はまだ営業しているようだが・・・
追記:とうとう150円うどんの牙城が崩れて180円に。でも種物は10円アップに抑えた姿勢を買ってCP評価据え置き。
(08/04/22 更新)
JR京橋駅北口改札を東に出て、、立ち飲みストリートに向かう道の途中で階段を上がったところにある、カウンターのみの焼肉店。1人前が220gあるのが特徴で、1人客ならハーフで頼むことも可能。肉は、オーダーごとに店主のやっちゃん氏が和牛の塊肉からカット、筋や脂身をバッサリ切り落としてぶつ切り状態で出してくれる。味付けは、塩・ワサビ醤油・タレを選ぶことが出来る。
メニューは少ないが全て九州産の黒毛和牛で厳選されていて、生姜醤油でいただくココロ刺し(700円)はプリプリで臭みはまるで無し、生センマイは驚くぐらい分厚く、シャキシャキとした歯ざわりが快感そのもの。
上塩タン(2200円)は、表面に細かく包丁が入っていてステーキのように分厚くジューシーさが際立っている。ココロ、アカセン、テッチャンが入ったホルモンは新鮮そのもので肉が甘い。ミノは真っ白な脂肪をたっぷり含んでいてとても柔らかい。バラやロースは脂っぽくなく、熟成された旨味がたまらない。肉厚のハラミは肉汁たっぷりで、辛くない韓国唐辛子をまぶした濃厚なタレが良く合う。
サイドメニューのタンシチュー(ミニライス付きで700円)は、ホロホロのタン先をあっさりしたトマトベースのスープで煮込んだもの。スープ(480円)は溶き卵とタンの切れ端が入ってあっさりスパイシーな味。ドリンクは生中やチューハイ、赤ワインなどが480円からとややお高め。
(20/11/24 更新)
京橋の西側、国道1号線沿い東野田交差点近くにある、おしゃれな焼き鳥店。
焼き鳥は単品(オーダーは2本以上)でも注文できるが、7本で1260円、10本で1680円の1本ずつ違った種類が出て来るセットをほとんどの客がまず頼んでいる。10本コースでは、ササミのワサビ焼き、ズリ、エンガワ、皮、キモ、ココロ、三角、手羽先、生姜の角切りをバラ肉で巻いた豚の生姜焼きといった品が出てきて、ボリュームは十分。小豆やなごりといった全く予想がつかない多数の部位の中で、あれば是非注文したいのが「ちょうちん」(1本300円)。いわゆる玉ひもと呼ばれる産卵前の卵と卵管にあたる部位で、卵のところがレアに焼かれて濃厚な黄身が飛び出てくる快感はこたえられない。
キモ刺しも480円という値段の割にはたっぷりとあり、同じく480円の特製味噌ドレッシングがかかったサラダも食べ応え十分。締めに5円でサービスのスープがいただけるが、コンソメを使ったような安っぽい味でちょっと興ざめ。
酒は、中ビールが450円、中瓶が500円、焼酎やチューハイが380円とまずまずのお値段。総じて素材の質や焼きの技術が抜群というわけでは無いが、雰囲気とコストパフォーマンスが両立しているという点では良質なお店だと思う。
(11/08/05 更新)
店名を見ればすぐ分かるとおり、最近あちこちに出店を増やしている漁師系居酒屋「地魚屋台とっつぁん」系列が、2010年の夏に新京橋商店街でオープンさせた寿司店。
値段は、2貫100円でマグロ・イカなど10種類、150円がハマチやうなぎなど15種類強、200円がイクラや平目など9種類、300円がトロ、ウニ、アワビなどといった内容で、秋刀魚やタラ白子、ハタハタ、カキ、金目鯛といった季節の日替わりネタも数多く揃っている。注文は、天満と同じように客が紙に書いて店員に渡すシステムで、醤油も刷毛で塗るタイプ。
寿司のサイズはシャリがやや小ぶりだが、マグロには香りがちゃんとあり、コハダやエビ、カンパチなどは肉厚の立派なもので、ハマチも旨みが十分と、質的には100円寿司や天満の激安店レベルよりは一段クォリティが高いと思う。ただし、アナゴやウニのようにネタのサイズが小さいものもあるので、コストパフォーマンスにはばらつきがある感じ。
酒はビール中瓶が450円に焼酎が350円、日本酒が300円と寿司屋にしては安めで、刺身や酢の物メニューも380円から揃っているので、寿司を腹いっぱい食べるというよりは酒を飲みながらアテとして楽しみたいタイプの寿司だろう。
(10/10/05 更新)
JR京橋駅の東側、猥雑な飲み屋街のど真ん中で場違いなように佇むトンカツ店。
しかし意外にも中身は真っ当で、宮崎ハマユウポークを使った熟成ロースカツ(130gで1050円、150gで1260円)は、一気に高温で揚げられるために赤身はややパサ付き気味だが、肉汁と脂の甘味がたまらない。ランチのミックスフライ(800円)は、柔らかいヒレカツ2個、ふんわりした豚肉のチーズ巻きフライ2本、生のホタテフライ1個の充実した内容。
そして、かまどで炊いた十五穀米と白飯が選べるご飯(お代わり不可だがサイズが3つから選択可)、出汁が効いた美味しい味噌汁、きちんと辛味の効いた練辛子、オリジナルらしいフルーティなトンカツソースと、脇役にも一切手抜きが無いのがまた嬉しい。ただ、エビフライやクリームコロッケといった品が入った定食は軒並み1200円オーバーと高め。
(13/07/26 更新)
京橋駅から北へ伸びる新京橋商店街の中にある、持ち帰り用のガラスショーケース(現在は販売休止中)が目印の洋食店。
メニューは幅広く550円のカレーから3500円の和牛ヒレステーキまでいろいろあり、サクサクのエビフライ2本とハンバーグ、ロースハムが載ったAセット850円が一番人気だが、CP的に一押しなのがとんかつセット(大)。とても700円とは思えない、ラードで香り高く揚げられたカツのサイズと厚み、バラエティに富んだ付け合せに思わず顔がほころんでしまう。ランチのみの650円のビフカツセットも、1050円する特ビフカツセットのものに比べると大きさは小ぶりだが、ミディアムレアに揚げられた厚みのあるヒレ肉が詰まっていて充実度が高い。さらにランチタイムにはご飯と味噌汁のお代わりが無料になるサービスもあってお得度はバッチリだ。
また、ミンチカツやコロッケ、アジフライ、ウインナーなどのアイテムも追加できるので、自分なりにカスタマイズする楽しみもある。
(2004年以前のデータ)
2010年の秋に京橋エリアで新規開店した居酒屋。店名からすると、いかにも酒屋の立ち飲みらしく見えてしまうが、実際はテーブルもある結構大バコの店だったりする。3〜4人向けのホルモン焼き盛り合わせ、刺身の盛り合わせ、おでんといった品を除けば、アテの値段は280円と380円均一。串カツやから揚げ、出し巻き、ポテサラなど一品物も豊富に揃っている。
おでんは、トロトロで大ぶりの牛スジでも100円均一で、醤油味のスッキリ出汁は調味料控えめでなかなかのもの。だから小芋などの煮物鉢もいけるのは当然。ハラミやホルモンの肉質はそこそこだけど、タレがそれぞれ良く工夫されていておいしいし、5本で380円の串カツは小ぶりながらも肉と魚が2本ずつ+玉ねぎと結構ゴージャス。それにトンカツソースにはあのヘルメスソースが使われているし、コンサルっぽい店作りながら中身は結構本格志向で好感が持てる。
酒は生ビールが380円に大瓶が430円、焼酎とチューハイが280円から、日本酒が380円と、こちらは立ち飲みレベルからするとやや高めで、品揃えももう一つなのでこれからのレベルアップに期待したいところ。
(10/12/28 更新)
JR京橋駅を東に出たすぐのところにある立ち飲み屋。朝からの営業にもかからわず、終日客の姿が絶えない人気店。
メニューはどて焼き、一度にたくさん揚げるために冷めた品もある串カツ、おでんの立ち飲みの定番組み合わせのみ、アテがそれぞれ100円から、ビール大瓶が460円というこれまた特徴の無い品と価格で、立地がいいとは言えここまで流行るのは不思議で仕方が無いのだが、いざ食べてみるとその疑問は氷解する。とにかく、どて焼きといい串カツのソースといい、まるで何年も前からこの店に通っている錯覚を覚えてしまうぐらい、味のバランスが大阪人のDNAにピッタリ来てしまうのだ。他地方の人には少し甘く感じるかもしれないが。
(05/02/07 更新)
住所:大阪府大阪市都島区東野田町3-10-1 【MAP】
電話:06-6357-7803
正式な店名は「ゑびす」と表記する、JR京橋駅を東に出てすぐのところにある立ち食いうどん店。
京橋浪花という有名店のすぐそばにあって、細うどんやハイカラうどんなど、浪花と同じような値段とメニューという一見便乗商売にも見える店だが、少し塩気が強めだがバランスの良い香り高いダシでライバルに勝るとも劣らない実力を感じる。一味じゃなくて七味唐辛子があるのもポイント高し。サイドメニューとして弁天堂製のおにぎりがあるが、150円プラスでご飯と漬物、おかずが付く定食にも出来る。かけうどん210円より。
(07/11/26 更新)
住所:大阪府大阪市都島区東野田町3-4-15 【MAP】
電話:06-6351-8030
京橋駅東側の飲み屋街の真中にある、まさに「大衆の大衆による大衆のため」の居酒屋。昭和の時間がそのまま流れている店内は、店とともに激動の時代を生き抜いてきたであろう煮染め抜かれたおっちゃんで一杯である。
メニューには当然、煮物焼き物揚げ物刺身鍋寿司と何でも揃っている。個人的なお薦めはシンプルさがいい湯豆腐(150円)や、くわ焼きにされる鳥皮(200円)、小柱などのボリュームのある天ぷらやかき揚げ(250円前後)というところ。おでんも労働者向けに甘めだがなかなかうまい。週末の混雑日なんかは黒板の日替わりメニューが早々に売切れてしまうので注意の事。ビール大ビン450円。
(06/01/18 更新)
住所:大阪府大阪市都島区東野田町3-5-1 【MAP】
電話:06-6353-3104
京橋駅前の串カツ店で、ちょうど「まつい」の隣でライバル同士の関係。こちらの方が店構えがオープンなので客層はやや薄めな感じ。
システムはまついと同じく、串をある程度店側がまとめて揚げて、客の注文の都度温めなおすタイプで、串の値段は100円からと標準的だが、カキや帆立、海老であっても100円台と良心的な価格設定。280円のどて焼きともども、まついよりもさらに濃く甘めの味付けて庶民派度が高い。カウンターの規模の割に店員の人口密度が高いのが謎(笑)。
(06/03/22 更新)
京橋立ち飲みストリートに新しく出来たと思ったらあっという間に消えた「げんてん」の跡地に、2009年10月からオープンしたホルモン店。
焼き物メニューは、ホルモン盛り合わせの530円を筆頭に、最高額は上ハラミや特上カルビの630円、塩タンが550円、ツラミやタン、ハツ、赤セン、テッチャンといったところが320円と言うお手頃お値段。もみダレは意外にもさっぱり系で、つけダレのほうが甘辛で味が濃いのがユニーク。ホルモンの鮮度はまずまずだけど歯ごたえはかなり固めで、冷凍ものの解凍っぽい感じで値段なりか。上カルビはちゃんと霜降りになっているけど量が少なく、値段は均一だけど品ごとにクォリティとボリュームに差をつけてバランスを取っている感じ。
キムチやワカメスープなどのサイドメニューが200円から、ビール大ビンが380円と肉以外もかなりリーズナブルなので、肉をさっとつまんで帰る使い方に適した店だ。
(17/11/30 更新)
近頃、天満や江坂といった繁華街に進出しつつある、串カツではなく串天ぷらを売りにした平八亭グループのチェーン店。
その串天ぷらは野菜類が1本50円、海老や豚肉といった肉・魚類が80円とかなりの戦略的な価格でボリュームもそれほど悪くない。とは言え、衣はいかにも天ぷら粉を使用しましたって感じの固くバリッとしたものだし、天つゆは調味料たっぷりの安物だけど、ビール大瓶が390円とこの界隈では比較的安めだし、食べるよりも軽く飲むという目的ならばそこそこ楽しめる店だ。ただし、刺身や煮物といった一品ものは安くない上にしょぼいので頼まないほうが無難。でも出し巻きとニラもやし炒めだけはまずまずいけたかな。
お勘定の際には、自分の座った席の後ろにかけられた伝票をレジに持っていくのを忘れずに(笑)。
(08/10/01 更新)
京橋の立ち飲み激戦区にある、日本で唯一と言われる「養老乃瀧」チェーンの立ち飲み店(だった)。
当然ながらアテは冷凍物が多くて味の個性に欠けるし、量的にも居酒屋店舗で食べるよりも少なめだが、看板メニューの前菜4品盛りが210円におでんが70円より、コロッケやチキンカツなどの揚げ物が110円から、そして刺身であっても200円台後半と、豊富なメニューとスケールメリットを生かした値段設定が世のオトーサンがたには嬉しいところ。とにかくお手軽に飲んで食べてという使い方に適している店。ビール大ビン420円。
追記:養老乃滝との契約が切れて、店名が変更になったようだ。今のところ中身は前のまんまだが・・・
(06/04/10 更新)
京阪京橋駅の東南側、あの有名な「とよ」のすぐ東隣にある立ち飲み店。とても人件費に余裕があるようには見えないのに、表で始終呼び込みの人が立っているのが謎な店。
とにかくドリンクメニューが安い事が特徴で、小さめのジョッキだけどハイボールやチューハイが180円、生ビールや焼酎、ワインが200円という、サラリーマン諸氏には優しいギリギリ価格。
アテも安いがクォリティやボリューム的にはそこそこ。売り切れ御免のマグロ中落ちは、量はちょっぴりだけど250円でちゃんと脂が載っている。200円のポテサラはブラックペッパーがアクセント。定番のタコぶつ以外に、時々生のタコ刺しなんかもあったりして驚かされる。
豚バラや鶏もも、野菜などの串カツはサイズ小さめで1本80円、青唐辛子が入った辛口カレーは醤油が効いたオカンタイプで、バゲットが付いて250円。野菜が細かく切られた汁だくな肉じゃがも250円。ホルモン自体はちょっぴりだけど280円の甘辛ホルモン煮、同じ値段の麻婆豆腐も辛口でイケる。
(18/10/10 更新)
JR京橋駅を東に出たすぐ、グランシャトービルの隣に出来た立ち食いのラーメン店。奥には立ち呑みの二升五合があって、左隣りが京橋うどん(旧京橋浪花)というロケーション。メニューは700円のラーメンと100円アップの大盛り、250円の肉盛り、150円のチャーシューおにぎり、50円の玉子にビールのみ。
ラーメンは新福菜館と徳島ラーメンの中間のような感じで、黒黒とした鶏ガラ・豚骨スープの上にはびっしりと脂が浮かんでインパクトがあるが、飲んでみると豚の出汁が良く出ていて醤油もまろやかでグイグイ飲めてしまう。麺は京都っぽい中細の低加水ストレート麺で、レア気味の脂が乗った肩ロースチャーシューが5〜6枚、メンマ、青ネギと来て、最後が生卵。その卵を溶いてスープをマイルドにするも、チャーシューを付けてすき焼き風にするも良し。
卓上には、ニラキムチ、おろしニンニク、唐辛子、コショウが置かれてあって、それらをプラスすると一気にジャンク度が上がる。麺量は、飲み客の締めを意識してるのか少なめなので、男性ならランチタイムには50円引きになる、チャーシューの小間切れとタレを混ぜ込んだおにぎりを付けるのがお薦め。
(16/04/14 更新)
近江八幡に「御両」という創作料理の店を開いているMKKという会社が、京橋の立ち飲み銀座の最も駅に近い場所にオープンさせた立ち飲み店。店名が示すように、ほとんどのメニューには豚肉が使われ、大阪では一般的に牛を使うのが当たり前な肉豆腐やモツ煮、おでんのきんちゃく、馬肉料理の「さいぼし」にも豚肉が使われているのがユニークで目新しい。
ほとんどの豚料理が300円、それ以外の簡単な一品は100円から350円とリーズナブルでありながら、串カツやおろしトンカツ、豚キムチといった豚料理には、コクにはやや欠けるが臭みの無い豚肉がたっぷり使われていて食べ応えがあり、コストパフォーマンスはなかなか良好。肉豆腐もあっさりとした味付けで豚肉の質が生かされた仕上がりだ。
ただし、近江牛を全面に謳っている焼肉やホルモンメニューについては、ちょっとブランドは眉唾のように思うしCP的にはいまいちかな。
ドリンクはサントリーとタイアップしているようで、角ハイボールの宣伝がやたらと目立つが、他の飲み物も含めて飲み物は全て300円と京橋標準価格をキープできているのも好感点だ。
(10/02/09 更新)
住所:大阪府大阪市都島区東野田町3-9-20 【MAP】
電話:06-6352-6676
JR京橋駅東側すぐのところにある立ち飲み店。入口は狭いが店内は結構広くて20人ぐらいは入れそうなキャパシティ。
ここのコンセプトは非常に明快で、アテは冷凍食品や出来合いが多いものの、ネギトロやマグロといった刺身からおでん、天ぷら、煮物揚げ物一品物と100円からだいたい300円までの安いメニューを幅広く揃え、ビールも大瓶こそ480円と結構するが淡麗の生を260円で置いてあるなど、手軽お気軽といった姿勢が貫かれており、じっくり酒とアテを楽しむというよりは、帰りがけにさっと一杯とか、ちと飲み足りない時にちゃちゃっと飲むといった使い方に良さそう。個人的には、注文の都度作られる出し巻がおいしかった。
10時から16時まではランチタイムになっていて、その時間帯は椅子が出てハンバーグやおでん、出し巻といった数種類の定食を出すようだ。
(10/10/13 更新)
明けごころ本店と言えば、京橋エリアで3店を構える老舗の居酒屋チェーンだが、そこが何と洋食系の立ち飲み店を作ってしまった。内装はシックなパブやバーという感じで、「明けごころ」という名前のイメージは微塵もない。
洋食といえば何と言ってもドミグラスソースを使ったメニューだが、こちらは1500円のタンシチューを筆頭に、1200円のビフカツ、600円のビーフシチュー、700円のハンバーグと取り揃えてあり、角切りのタンは程よい硬さに煮こまれており、ハンバーグはパンの分量が多めでフワフワな仕上がり。ソースの味は、焦がしたルーのほろ苦さとケチャップの甘さが特徴的で、旨味はやや弱い感じだが仕上げにホイップクリームを流してコクを加えてある。
大きなイワシフライやエビフライ、冬場のカキフライにかけられるタルタルソースも細かく切られた卵と香草がたっぷりで、ナスのチーズミートソース焼きは巨大な丸茄子の上にあっさりした合挽きのミートソースとカリカリチーズのコントラストが楽しく、本格洋食よりもコストは抑え気味ながら、メリハリを付けて上手くお得感を演出している感じ。飲み物はグラスビールやグラスワインが400円からと、激安ではないがお手頃な品揃えである。
(14/06/12 更新)
名前が示すように餃子の王将っぽいメニュー構成のローカルチェーンだが、特に餃子のクォリティを前面に押し出しているところが特徴的な店。
1人前240円と若干王将よりも高額な餃子は、見た目こそ王将のものと同じような感じではあるが、食べてみると大きめに切られた肉と野菜がもっちりした皮と柔らかく一体化しており、なるほど店の売りにしているだけの旨さ。卓上には荒引き唐辛子がたっぷり沈んだラー油があって、ビール派にも嬉しい配慮が感じられる。オイスターソース風味の春巻きやクリスピーなレバニラ、甜面醤と花椒が効いた麻婆豆腐などの一品ものや、ふんわりした卵の天津飯、揚げ置きながら鳥もも肉が使われたから揚げなど、餃子以外でも王将より少しずつグレードアップした味と値段なのが面白い。ただ、チャーハンは油っぽくていまいちだったかな。
伊丹には本当に餃子一本で勝負している支店があって、近隣に圧倒的な人気があるそうだ。
(09/01/13 更新)
日本橋4丁目交差点を西に行き、南海の高架と交わる角にある家族経営の中華料理店。ずっと一緒に仕事をしているはずなのにチームワークがいまいちで、スープや塩の小皿が時間差で2度出てきたりするのが謎なところ。1Fはカウンターのみだが、2Fはテーブル席になっている。
値段は麺類が500円から、定食が750〜850円とそれなりだが、名物の辛味噌ラーメンは豆板醤が効いたパンチのある味噌スープに炒め野菜が入っていてボリュームがあり、唐揚げ定食は、ふんわりした衣で包まれた大きなもも肉がドサッと盛られる大迫力。半チャンセットは和風鶏ガラ味のあっさりタイプのラーメンに、しっかり強火でパラリと焼かれたほぼ1人前のチャーハンが添えられる。5個入りの羽根つき餃子(250円)も丁寧な包み方で餡がしっかり包まれていて食べごたえ十分。カウンターにはニラキムチや沢庵なども置いてあって途中で味を変えられるのが嬉しい。
また中華以外のメニューがイケてるのも特徴で、人気のオムライスは鶏肉がゴロゴロ入ったパンチの有るチキンライスが何とも下品で旨い。そして850円のとんかつ定食も、厚さ2cmはある巨大なカツがどーんと出てきて、肉の味が染みた油で揚げているので香ばしく、かけられたケチャップソースと絶妙の相性を見せてくれる。また、毎週水曜日に仕込まれるカレーライス(単品550円)は、にんじんとじゃがいもがゴロゴロ入った甘辛のオカンカレーでこれもまた大人気である。
(15/03/12 更新)
京阪京橋駅からダイエーに向かう道沿いにあるカレースタンド。ここはローカルカレーチェーンで十三や森ノ宮、千林にも店があるようだ。
スープとサラダやデザートといった一品が付いているとは言え、一番安いメニューで目玉焼きカレーの682円からという強気な値段、ポテト&オニオンやほうれん草チキンといった20種類以上ある幅広いトッピング、福神漬けはあるがキャベツのピクルスが別料金、バリバリのジャパニーズなおっちゃんがターバンを巻いて調理する姿と、いかにも萎え萎えな要素がてんこ盛りの店なのだが、どうしてどうしてカレーはスパイス感と甘辛感、そしてビーフのコクが同居した、ご飯との相性がバッチリなものを出してくれる。
カレーのベースはノーマルでも結構辛めだが、さらに2段階無料で辛さがアップできるのが辛党には嬉しいポイント。ご飯の上にパパド(豆で作られた薄いせんべい)が載っているのが面白い。ランチタイムには日替わりの割安メニューがある。
(07/04/16 更新)
姫路や加古川を中心に勢力を伸ばしつつある博多風とんこつラーメンの店。場所は東野田の交差点、ちょうど「紀州和歌山ラーメンたかし」の目の前だ。
ノーマルの豚骨ラーメン(580円)は、純系博多風の極細麺に白濁したスープ、バラ肉のチャーシューが2枚、ネギ、きくらげ、薄切りの煮玉子、そして「一蘭」風に辛子味噌がちょっと乗っかっているビジュアル。スープは本場博多風よりも粘度は濃い目で、臭みも無いけど調味料の利きが強くて豚骨本来の旨味がスポイルされてしまっているのが少々残念。ラーメン自体の具や麺のボリュームは少なめだが、ライス(単品150円)はかなりボリュームがあり、辛子高菜や紅しょうが、胡麻が取り放題なのでセットにすると物足りなさは感じない。
ランチタイムにはライスセットが680円、プラスから揚げで780円になるといったお得なメニューがある。他にも、ネギや煮玉子、にんにく、辛子味噌の分量アップといったオプションもあり。
(09/04/15 更新)