しかし最近は、下手すると座り飲みの居酒屋よりも多くオープンしてるんじゃないかというぐらいに、新しい立ち飲み店の情報を良く見かけます。
でも大体傾向としては似通っていて、以前に目立った海鮮系の立ち飲みはピークを過ぎたようで、今は女性が好みそうなちょっとひねった創作料理系のアテを並べ、ビールは生だけでグラスジョッキで380円ぐらいから、というパターンが多いですよね。
もともと日本の大手メーカービールについては瓶派なのと、女性客が多い店は何となく居心地の悪さを感じてしまうので、そういったトレンディな立ち飲み屋からはますます足が遠のきつつあります。
なので、最近の主なターゲットは酒屋の角打ち。それも、出来れば手作りのアテが置いてあると嬉しいですな。
ここ守口・土居にある伏見屋さんも、そんな店の1つ。天六の北浦酒店もそうですが、若い男性店主がいる角打ちは、結構料理にこだわっているパターンが多いように思います。
店イチオシのポテトサラダを見ても、全体に黄身そぼろが振りかけられていて美しいです。こんな角打ちってまず無いですよね。
だし巻きも、作っているところを見ると卵と同じぐらいたっぷりの出汁を入れてます。もちろんフワフワで香り高し。
オクラと粗挽きソーセージを交互に刺したフライも、きれいに形が揃えられています。
じゃがいもバター焼きは、もちろんマーガリンなどではない本物を惜しげもなく使ってます。グルコバで毎回痛感してますが、バターって高いんですよ~
マグロは脂が載ってて、きずしも浅めの締めで新鮮、鰯の煮付けもキリッと辛口で素材の味が生きてます。
えんどうの卵とじやおでんも上品な天然出汁であっさりかつ滋味深いです。
ジューシーで肉厚な焼き椎茸、イワシの煮付けもスッキリ辛口で日本酒にピッタリ。
日本酒は半合150円から、ビールはサッポロやエビスの大瓶が440円とあくまで酒屋価格、黒板に書かれた地酒メニューも充実しています。
惜しむらくは、メニューの数自体はそれほど多くなく、定番ものでも日によってあったり無かったりする事ですかね~。
毎日来ている常連なら問題ないでしょうが、私のようにたまにしか来ないような客にとっては、目当ての品が無いとガッカリしますからね。でもその欠点を含めても、オススメの角打ちです。
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夜総合点★★★☆☆ 3.5
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