年に1~2度は福井のレストラントミーでタンシチューを食べに行ったり、毎年クリスマスに本格ビーフシチューを自作したりと、ドミグラスソース系の洋食には目が無い私。
市販のドミグラスソースを使うと比較的リーズナブルで簡単に作れますが、それを抜きにイチから作ると凄まじい労力とコストがかかるので、値段もクォリティもまさにピンキリの世界。
そんな奥が深いビーフシチューを、あの松屋が出して来たという事で、アナウンスから非常に興味を持っておりました。
とは言え、値段は定食が880円と松屋としては最高価格帯なお値段。定価だったらスルーしていたところですが、今は優待券という強い味方が居るので、早速お力を借りて食べに行きました。
ご飯は大盛り無料サービス中ですが、以前に牛鍋膳を頼んだ時の反省から、今回は生野菜セットでご飯は普通盛りにしました。
やっぱり味噌汁が付いて来るのは松屋のお約束なんですね・・・いつもの事ですが、野菜が無ければ茶色だらけで全く見栄えがしませんな(笑)。
ビーフシチューの内容
ではシチューについて早速分析して行きます。
具
角切りの牛バラ肉と大ぶりのニンジンとじゃがいも。割合は肉が7割と圧倒しています。じゃがいもは煮崩れないように揚げてあるような気がします。
肉は圧力鍋を使ってあるのか、非常にトロトロで柔らかいです。肉味もしっかりあって濃厚。
ソース
思ったよりもサラッとしていて、ワインが主体で小麦粉を炒めたルーは控えめな感じ。松屋お得意の飴色玉ねぎの甘味とトマトペーストの酸味、塩気が結構ガツンと来ます。
牛バラは出汁が出にくく、フォン(出し汁)は特に使ってないっぽいので、ソースの深みやコクは浅い印象。でもソテーした薄切りマッシュルームが旨味を補っています。
後味がスッキリしていて、下手に調味料で旨味を補填していないところは好感が持てますね。
まとめ
トータルではシチューというより牛肉の甘辛ソース煮という感じですが、値段を考えたら十分頑張っているほうではないでしょうか。
松屋で食べるには高額ですが、食べて損はない一品だと思います。どうもご馳走様!
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