滋賀に、いわゆる工場製じゃない本格的な家系ラーメンがある事はかなり以前から聞き及んでいて、家系ラーメン好きとしてはずっと気になっておりました。
青春18きっぷで福井ツアーに行った帰りに寄る事も考えたりしましたが、きっぷをシェアすると別行動が出来ませんし、レストラントミーでガッツリ食べた後でラーメンはさすがに厳しいですからね。
最近になって、ようやく下の子も休日は友達と遊ぶ日が多くなり、夕食まで自由な時間が持てるようになって来たので、思い切って守山までドライブする事にしました。
高速道路を走ると早いですが2500円ぐらいかかってしまい、たかがラーメン1杯にそこまでコストを掛けられないので、今回は全行程を下道で(笑)。Google先生のおかげでかなりの酷道を走らされましたが、結局2時間もかからずに到着出来ました。
店名は「秀吉家」。つい「ひでよしや」と呼んでしまいますが、実際は「しゅうきちや」が正しい読みだそうです。
店のオープンが11時半からという事で15分前に到着しましたが、既に開店した後だったようで、それでもお客さんが10人ぐらい並ぶ人気ぶり。
オーダーは、ラーメン並(700円)と小ライス(100円)。麺は固めで、あとは普通でお願いしました。
卓上には、おろしニンニク、豆板醤、酢、すりごまと一通りの家系セットが揃ってます。、紅生姜はなぜかみじん切りタイプ。
トロリと乳化した豚骨スープは、こってりでもなくあっさりでもなく、家系としてはごく普通の濃度です。塩気も穏やかで、あまり強烈な個性があるタイプじゃないですね。
麺は、おなじみの酒井製麺で平打ち気味の縮れた太麺でブリブリとした食感、麺量もたっぷり入ってます。
チャーシューは肩ロースの煮豚。比較的柔らかくて分厚く、チャーシューがしょぼい店が多い家系としては上々の部類。海苔とほうれん草は特筆すべき点はありません。
ライスにかかっているのは、漬物は家系恒例の青かっぱじゃなくて、自家製っぽい昆布の佃煮で、これがあっさりしていて美味しかった。
うーん、ちょっと期待しすぎたせいもあるんでしょうが、家系のクォリティとしては標準的、教道家よりもやや上って感じですかね~。
でも初めての土地をドライブするのは楽しかったし、良い1日となりました。どうもご馳走様!
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