坂町の天丼、かやくごはんの大黒に続く、老舗B級グルメ再訪シリーズ第3弾は、法善寺横丁の「喝鈍」です。
とは言え、明治期から創業している夫婦善哉など、歴史ある店が並ぶ法善寺横丁の中ではまだ創業35年と若造の部類に入る店ですが、すっかり老舗の貫禄が感じられます。
オープン時からよく通っていた店ですが、最初はご飯とカツが別々に盛られた状態からどう食べて良いか分からず、鍋からご飯にかけようとしてこぼした事もありましたね(笑)。
創業当時から変わらぬ、甘めであっさりした出汁で煮込まれたカツとじ、そしてつやつやのご飯。たくあん、梅干しが食べ放題のサービスも嬉しい限り。
ノーマルのカツ丼は700円で、確かオープン当時の値段は550円だったはずで、少し値段は上がってしまいましたが、それでもミナミのど真ん中にあって立派なコストパフォーマンスです。
最近の時流には逆らえず、法善寺横丁もこの店もすっかりインバウンド客が増えましたけど、このまま変わらず営業を続けてもらいたいものです。
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