焼き鳥絶品、岐阜の昼飲み天国「水谷 本店」@岐阜駅

居酒屋
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グルコバ用の買い出しで1日分使いましたが、当然まだ日数が残った状態の青春18きっぷ。

有効期限の最後の方でまた1日分を使う予定があり、その後で余った分をヤフオクなどで売るのも困難だったので、軽く1人旅で消費してしまう事にしました。

目的地は、ずっと前に何かの記事で気になっていた、岐阜駅の近くにある「水谷 本店」という酒場。

地方都市に行くと、居酒屋とかは夜だけ営業するパターンがほとんどで、日帰りだと飲み食いする場所に困るのですが、こちらは何と60年以上の歴史を誇りながらも昼から酒が飲める稀有なお店。

今は平日だと13時半、土日だと12時半から営業がスタートするみたいですが、開店ギリギリに行って座れなかったら嫌だなと思い、20分前ぐらいに待つ事覚悟で行ったら、もう開ける準備が始まっていました(笑)。

一番乗りの常連さんに習って、大きなおでん鍋が2つも並ぶカウンターに着席。どうやら片方は味噌おでん、もう片方は出汁のおでんみたいですな。

酒はビールと日本酒のみで焼酎やチューハイは無しと、極めてストイック。酒と一部のメニューを除き、アテや串物は130円均一と明瞭会計。

まだ店を開けたところで焼き場の準備が整ってないとの事で、まずはビールを頼み、味噌おでん鍋に突っ込まれているどて焼きを2本。

東海地方のどて焼きは、牛すじを白味噌で煮込む関西とは違って、豚の腸を味噌で煮込んだもののようで、こちらのは名古屋ほど味噌が濃くなくつゆがシャバシャバで、あっさり味なのが面白いです。

揚げ置きしてあるアメリカンドッグにしか見えない巨大な串カツを頼むと、味噌おでん鍋に入れるか聞かれたので、ここは素直に地元の流儀に従いました。

中には大きめの豚肉がゴロゴロ入っていて、分厚い衣に味噌ダレが染み込んで、辛子をぶっかけていただくとなかなかオツな味わい。

そろそろ焼き場の準備が整ったので、まずは肝焼きと砂ずりをオーダー。いつの間にか、どんどんお客さんが入って来て中も外もほぼ満員の状態になってます。

まず、普通の焼き鳥に比べて1切れの大きさが2倍はある大きさに驚愕。

肝焼きは、たまり醤油の甘辛濃厚なタレと臭みが一切無い肝の甘みのコンビネーションが絶品! すぐに売り切れる人気なのも分かります。砂ずりも新鮮でサクサクと香ばしく旨し!

ビールが無くなったので燗酒にスイッチ、ねぎまと鶏皮を追加。強火で一気に焼かれたネギの甘味がたまりません。皮はカリカリでボリュームもしっかり。

多量の肉系で疲れて来たし、並んでいるお客さんも出て来たので、もうちょっと食べたかったですが最後は大ぶりのしいたけで締め。これは串が2本刺さって260円なんですな。

すっかり出来上がった状態の常連さんは、日本酒をおでん出汁で割ったり、厚揚げのおでんを焼いてもらったりしていて、いろいろと裏技があるようです。

いや~、雰囲気は最高だしコストパフォーマンスも抜群、聞きしに勝る素晴らしいお店でした。また是非機会を作って、再訪をさせていただきたいと思います。どうもご馳走様!

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