一番のお気に入りだった天満の正宗屋亡き後、各地に数多くある正宗屋の中で次の代表として挙げたいのがこのお店。
料理や酒の値段、店の活気という面では天満に劣ってはいるが、料理の質ではこちらが上回っている部分もあり、ねっとりとしたイカのウニ和えや柔らかく煮込まれたアワビ、キレのある酢味噌が利いた「ぬた」、そしてボリュームのあるどて焼きといった何でもないアテが実においしい。それでいて、おでんはじゃがいもの50円から、アテはだいたい250円〜350円前後、活きの良い刺身は550円からと正宗屋の名に恥じないリーズナブルさ。そしてメニューに運よくあれば是非頼んでおきたいのが、練り上げた鯛の子にかに味噌を重ねて固めた名物の「カステラ」。見た目の楽しさとねっとりした食感と海の香りで、思わず日本酒の杯を重ねてしまう逸品。
店内は細長くて狭い上に、何人もの店員が給仕に動き回るので落ち着かないが、真っ当なアテを安く食べたい向きにはうってつけの店だろう。ビール大瓶390円。
(08/10/22 更新)
心斎橋の飲食街のど真ん中にある上海料理のダイニングバー。内装は中国の古い茶館を連想させるしつらえで、スペースもたっぷりしていて高級感があるが、それとランチの値段のギャップが凄い。
一応、2000円で飲茶フルコースの食べ放題や1300円の点心&デザート食べ放題といったコースもあるが、特筆すべきはセレクトランチと呼ばれるもので、14種類あるメインの料理から1品選び、そこに小鉢2品とスープ、漬物が、お代わり可能なライスだと100円プラス、炒飯だと150円プラスで付くというもの。メインの値段は400円の鶏のから揚げと麻婆豆腐から600円のエビチリ、800円の東坡肉まで幅広くあるが、安い品でも十分うまくてボリュームがある。
また定食以外にも、大きなエビが入った天津飯(500円)や、貝柱やエビがコロゴロのあんかけ焼きそば(600円)、コッテリした皮付き豚の角煮とあっさりスープの対比が嬉しい東坡肉麺(600円)、甘辛いルーとご飯がたっぷりで安い豚カレー(450円)、オイスターソースのコクがうまい上海風焼きそば(400円!)など単品の充実振りも圧巻。ただし、何故か麺類よりも丼物のほうがずっとボリュームがあるので注意。
(08/06/25 更新)
こじゃれたブティックやカフェが建ち並ぶ南船場の界隈にあって、B級オヤヂ達のブラックホールとして昼時には行列ができる店。
それもそのはず、チャーハンや丼もの、麺類の多くがワンコインで食べられ、そのどれもが大盛りのボリューム、しかも1個50円で巨大な鳥のから揚げを付ける事ができるのだからこの行列も納得するしかない。700円の酢豚や八宝菜定食ともなれば、メインのおかずよりもはるかに目立つ、弁当の枠からはみ出たから揚げの量に圧倒される始末だ。そんな中でも個人的に一押しなのが、カレー丼、カレーそば、カレー焼飯のカレーメニュー。他のメニューがあっさり目の味付けなのに対し、カレー系は何故か濃厚・スパイシーで、B級度がさらにアップしているのが嬉しい点だ。
(06/07/05 更新)
難波にあるごくありふれた昔ながらの焼肉店だが、その肉質の良さで全国的に名が知られている店。
薄暗い店内のカウンターとテーブルには無造作にガスのロストルが並べられ、壁には安っぽい短冊に書かれたメニューと、とても旨そうには見えないシチュエーションではあるのだが出される肉は本物で、950円の上塩タンは生肉でしか味わえないサクサク・ねっとりした食感が素晴らしく、980円のハラミも固めの肉質ながら比類なきジューシーさ。ホルモンもパッと見では鮮度が物足らなく見えるが、食べてみると濃厚な旨みが口に溢れ、A5ランクだとか味付けは塩に限るだとか言う前に、肉の熟成や管理こそが焼肉店にとって重要なのだと思い知らされる。赤身ならロース(1000円)がお薦めで、程よいサシが入った肉の柔らかさは舌で噛み切れそうなぐらい。カルピは安いけど肉質固め&脂が多くていまいちかな。
あと、大阪の古参焼肉店にしては珍しく(?)タレの味にセンスがあり、甘めのもみダレと酸味の利いたつけダレのコンビがマッチしていてご飯がワシワシ行ける。14時までなら肉とご飯、ナムル、キムチ、スープがセットになった裏メニューの「定食」(850円)があり、肉自体の大きさは細切れ気味だけどレギュラーメニューの赤身の端肉を使っているのでコストパフォーマンスは文句無しだ。
(08/12/17 更新)
夜は握りが150円から800円という、職人さんがカウンターで握ってくれる寿司屋としては安い部類に入る店だが、ランチがそれに輪をかけてお得な価格設定になっている。
握りが10個と赤出汁が付いたワンコインの「うめ定食」を始めとして、15個の松定食が750円、握り10個と細巻きがセットになった竹定食が750円など、場所柄からすると信じがたいお値段。ネタはさすがに天満のすし政あたりと比べると小さめで薄切りだが(笑)、ネタ自体の鮮度はなかなかのもので、アツアツを出してくれる赤出汁にもしっかりと白身魚のアラが入っていておいしい。
女性客が多い土地柄か、野菜の寿司が5個と普通の寿司が5個入ったヘルシー定食なんてものあるのがユニークだ。
(08/10/01 更新)
カレーの項目に分類するのは気が引けるぐらい(笑)、カレー以外のラインナップが充実しているボリューム自慢の店。
げんこつ大のハンバーグカツやぶっとい海老が3本載ったエビフライなどが日替わりで出るサービスランチ(600円)を始めとして、たっぷり一合半の量はあるだろう焼飯、そしてカツ丼やオムライスなど、どのメニューも大盛りサイズがデフォルトなのがハラペコ族には嬉しいところ。それでも足りない場合は、薄手ながら大判のカツ(なんと100円!)や卵2個の目玉焼き(150円)をプラスしたり、まさにてんこ盛りという言葉がふさわしい大盛り(定食のライスは50円、カレーや焼飯などは100円アップ)にする事も可能だ。一応本職の(笑)カレーもウスターソースっぽいジャンクな酸味が利いていて揚げ物に合っている。ただ、回転をこなすために先読みで料理が作られているので、全てがアツアツとは言えないところが玉にキズか。
(07/01/24 更新)
住所:大阪府大阪市中央区南船場2-9-2 【MAP】
電話:06-6241-0351
南船場にあるこじんまりとした居酒屋のランチ。とは言え、客が押しかける昼時は戦場のような活気となる。
その目玉である500円のサービスランチは、鯖の塩焼きやイカフライ、白身魚のフライ、ミンチカツといった日替わりのおかず1皿に、切干大根やポテトサラダなどがある小鉢が1〜2つ、味噌汁または豚汁、漬物、ご飯が付く内容。おかずは作り置きでアツアツじゃないが、小鉢の盛り方が半端じゃない上に汁物も具がたっぷりで、ご飯もお代わり自由と来たら満足しないわけには行かない。他にも、店内の棚にはエビフライやとんかつ、鰈のから揚げなど250円均一のおかずと100円&150円の小鉢があって、そこから自由に選ぶ事も可能だ。
(07/04/23 更新)
住所:大阪府大阪市中央区難波3丁目2-14 【MAP】
電話:06-6643-4005
難波の高島屋から南海通りを入ってすぐのところにあるうどん屋。店の看板には固有名詞の店名らしきものは見当たらないが、YAHOO!グルメにもこの名前で載っているのでこのままの店名なのだろう。ちなみに席はカウンターのみだが立ち食いではなく、一応椅子が置いてある。
これだけの一等地でありながら、値段は今時かけうどんが160円、きつねが210円と驚異的な安さにびっくり。しかし味は値段ほどには悪くなく、ダシも香りや深みはそこそこなれど下手に調味料に頼り過ぎてないのが美点。350円のカレーうどんは肉と玉ねぎが調理ごとにルーと煮込まれていて最後までアツアツだし、単品350円の木の葉丼なんかはしめじやかまぼこなどの具がたっぷり入っていて十分食い応えがあるのも嬉しいところだ
(08/12/03 更新)
良くダシの効いたしょっぱさが際立つ黄金色のスープと歯ごたえの良い縮れ麺、そしてホロホロと崩れる巻きチャーシューというスタイルで東京で一大勢力を築いた「がんこラーメン」直系の店が大阪に進出した。場所はなんばグランド花月南側にあるたこ焼き屋の横にあり、狭い入口の上にがんこの目印である骨が吊り下げられているだけで非常に分かりにくい。
700円のラーメンは塩と醤油をベースに、ネギ油とエビ油、背脂(こってり=800円)といった香味油を組み合わせたバリエーションがある。しょっぱさは東京に比べると押さえ気味ではあるが、特に塩ラーメンは関西の水準を考えるとキツく感じる人もいるだろう。普通の塩気でダシをゆっくりと味わって食べたい人は醤油ノーマルか塩の20(タレの量。30が標準)。がんこらしさを満喫したい人は塩の40か醤油の50以上で頼もう。トッピングは味玉、チャーシュー、酒ワンタン、青森にんにくなどがあって好みで組み合わせられる。きゅうりの漬物と刻んだチャーシュー、そしてバターを炊き込んだ「がんこ飯」もどうぞ。
(2004年以前のデータ)
「天丼の店」という通称で知られる大阪のB級グルメを代表する老舗だが、簡素な白いのれんの向こうにあるわずか6席の小さな店の空気は今も昔も変わらない。
メニューは天丼600円と赤だし50円のみ。黙って座れば天丼が出てくる。その天丼は海老2、3匹と海苔だけという非常にシンプルな構成ながら、天然物にこだわっているらしい海老のプリプリ感と甘味が際立つ逸品。先代が健在だった時に比べると少し軽やかさが欠けた感があるが、何もかもがすっかり観光地化された千日前にあって、この味とスタイルがしっかりと守られている事は嬉しい限りである。
(2004年以前のデータ)
住所:大阪府大阪市中央区道頓堀2-4-13 藤ビル1F 【MAP】
電話:06-6211-2002
営業時間:17:30-21:00
定休日:日祝
アクセス:地下鉄難波駅4番出口から北へ歩いて約2分。道頓堀川南沿いの道を西に入ってすぐ。
一見すると割烹料理屋にも見える落ち着いたたたずまいで、中もカウンターの中に和服の女将がいたりなんかして高級そうな雰囲気に満ちているのだが、それと出している料理とのギャップが凄まじい。
メニューはもつの煮込み、コールドタン、テールスープなどあっさり目ながらも滋味深い味のホルモン関係で占められ、酒はとろりとした甘い口当たりが独特の特製ハイボールと日本酒。値段もほとんどが400円以下の激安で、この場所でこの値段で何故やっていけるのか不思議。あまり長居せずにさっと飲んでさっと立つのが粋。
(2004年以前のデータ)
難波の千日前大通りのちょうど下を走るなんばウォークという地下街の東端、まさに地下鉄日本橋駅改札の隣にある、清酒「初霞」を製造する久保本家酒造が経営する居酒屋。
いつも朝から常連の呑み助で賑わっている人気ぶりの秘訣は、大衆酒場然とした雰囲気に似合わぬアテの味の確かさ。鶏の生ギモや焼鳥は肉の味が濃く、きずしにはしっかりと脂が乗っており、おでんや煮物のダシはあくまで白くあっさりで、「初霞」のにごり酒や純米吟醸の上品な味わいに良くマッチしている。おでんは100円と300円、一品ものは280円から500円まで、そして刺身は500円以上と決して激安ではないが、食後には気持ち良く財布からお金を出せる店だ。
(08/09/17 更新)
既に難波の新名所として行列が出来る、さぬきうどんの有名店。うどんマニアから転進しただけに、今でも色んなさぬきうどん店の情報を発信し続けているのが凄い。
うどんはかなりの太めだが、あまりコシやエッジが自己主張しておらず、どことなく大阪うどんっぽいモッチリ感が感じられ、さぬきうどんにあまり馴染みが無い人でも受け入れられそうなタイプ。
CP的にも、550円でボリュームのあるぶっかけが食べられ、麺が600gある大盛りでも110円アップ、そして竹輪や半熟卵といった天ぷら類が110円からと、繁華街のど真ん中にありながら良心的なお値段なのが立派。
追記:価格改訂につきデータを修正。他のうどん屋に比べると値上げ幅は良心的かな。
(08/06/05 更新)
個人的に、カツ丼はあまり肉が分厚くなくてだしや卵と同化しているタイプが好みなのだが、ここはその点バランス的には申し分ない。値段も550円からと有名店の割には良心的。たくあんと梅干が食べ放題なのもポイントが高く、全てにおいて過不足の無いB級グルメの規範店だ。ごはんとカツの卵とじが別々で供されるので、カツをごはんに載せるのが好きな人は自分で載せよう。新梅田シティに支店あり。
追記:いつの間にかキムチやおろしカツ丼、カツカレーといったメニューが増えていた。カレーは550円と値段は良心的なのだがノーマルなカツ丼に比べると出来は凡庸な割に、カレーの匂いが店内に広がってしまうのであまり感心出来ないのだが・・・
(2004年以前のデータ)
心斎橋東急ハンズの裏手の道少し東に行ったところにあるスタンドのみのカレー屋。辛激屋と書いて「しげきや」と読ませるらしい。
ルーにはブイヨンベースのビーフカレーとインド風のチキンカレーの2つのベースがあり、野菜のトッピングなら600円、肉入りなら700円という価格になっている。値段的にはそれなりだが、ピクルスが付くしご飯も具もかなりたっぷりしていてCP的には悪くない。ベストは激辛(私的にはちょい辛という感じだが)が売りの「チキン黒カレー」。これにテーブルにあるニンニクとアーモンドのオイルをたっぷり混ぜて食べるとさらにコクが出てGood。ビーフはちょっと主張が弱いし、キーマは逆にスパイスが濃すぎる印象があって個人的にはマイナス。
(06/04/28 更新)
大阪の数ある立ち食いうどん店の中ではここが一押し。何と言っても、きつねうどん270円という立ち食い値段でありながら昆布の旨みがしっかりと利いたダシが見事。24時間無休なのもまた嬉しいところ。飲み歩きの締めにもどうぞ。
追記:残念ながら梅田店は閉店。データを難波店のものに差し替え。
(2004年以前のデータ)
オタク&マニアの集まる町日本橋で随一の人気を誇る定食自慢の喫茶店。
看板のカツ丼(650円)は、直径25cmクラスの深々とした丼にご飯とカツがぎっしり盛られていて圧巻のボリューム。カツ丼と並ぶ人気の豚の角煮はトロリと柔らかくて臭みも無く、700円という値段以上の満足感がある。他にもメニューは豊富で、タルタルソースで食べる大判のチキンカツや、こっくりとした茄子と豚のしょうが焼きなど、どれも平均以上の味とボリュームが楽しめる安定感はさすが。
(06/10/30 更新)
住所:大阪府大阪市中央区難波3-3-3 【MAP】
電話:06-6641-1846
隣の松屋うどんと並んで、ミナミの顔として庶民にうどんを提供し続けている名店。うどん・そばは「かけ」が210円、天ぷら・きつねといった具が載ると250円程度という立ち食い(実際には椅子があるが)標準値段。
ここの特徴はダシのおいしさで、と言ってもダシ自体のクォリティが凄く高いというわけじゃなく、味は甘さがほとんど無くて塩気を効かしたハードタイプなのだが、そのギリギリまでダシの旨みを引き出している塩加減が絶妙で、椎茸の香りが効いた薄味のかやくご飯(180円)とナイスなコンビネーションを見せる。
また、ここはレトルトを使ってないスパイシーなカレーうどんがいける事でも知られており、たっぷりした肉オプションを追加すれば、ワンコインちょっとで専門店顔負けの豪華な一品の出来上がりだ。
(08/04/09 更新)
営業:11:00-14:00 17:00-21:00(土曜は昼のみ)
アメリカ村の三角公園から周防町筋に沿って少し西に入ったところにある老舗洋食店。2階は座敷になっており、手軽に町屋の雰囲気が楽しめる。
ランチの定食は700円と1000円のメニューがあり、子供のげんこつ大サイズの肉肉しいハンバーグと日替わりで鶏のから揚げやエビフライ、だし巻やハムなど2品が載ったサービスランチが一番人気だが、同じ700円のとんかつ定食や魚フライ定食なんかも相当なサイズで衣もざっくりとしており、食い応えはかなりのもの。
しょうがの風味が効いた甘いドミグラスソースや、酸味を前面に出したドレッシングや付け合せのスパゲティは好みが分かれるところだが、この場所でこの値段とボリュームは貴重と言うしかない。夜はコキールやビーフシチューといった、伝統的な洋食メニューがいただけるのがまた嬉しいポイント。
(07/10/09 更新)
難波という繁華街に似合わぬひなびた雰囲気が漂う家族経営の洋食屋。
味のほうも店構え同様、垢抜けない塩味のドミグラスソースに象徴されるように全体的にあまり洗練されていない感じだが、一番人気の1合分の量はありそうな480円のオムライスに、胸肉を丸のまま一枚使ったチキンカツ、大皿になみなみと盛られたカツカレー、そして肉がみっちり詰まった手のひらサイズのハンバーグなど、どれも手作り感がいっぱいでボリューム満点なのが好感触。単品ライスやミニサラダこそ170円と高めなのが残念だが、大半のメニューが500円前後なのもありがたい限りだ。
(06/10/30 更新)
住所:大阪府大阪市浪速区難波中2-8-115 なんばCITY南館レストランアベニュー内 【MAP】
電話:06-6632-2020
営業時間:11:30-14:00 17:00-22:30 土日11:30-22:30
定休日:不定(なんばCITYに準ずる)
夜は食べ放題の焼肉が売りのチェーン店のランチ。
肉はいかにも輸入肉といった感じのレベルなのは仕方ないところだが、スープ・サラダ・キムチ・食べ放題のご飯がついて、ロースが150gの焼肉定食が800円、薄切りのバラ肉が300gのダブルカルビ定食が900円というお値段、しかもランチタイムであっても炭火のカンテキで焼けるとあって、思わずビールも頼んで昼から一丁出来上がりの図になる事必至。タレも卓上に甘口辛口コチュジャンと装備されていて万全。
(05/06/28 更新)
アメリカ村のど真ん中で取り残されたようにポツンと佇む、人の良さそうなおばちゃん達が切り盛りしている小さな喫茶店。
名物はご飯の上にチリビーンズ風のミートソースにチーズ、キャベツの千切りが載ったタコライスならぬメキシカンサラダピラフだが、個人的なお薦めはそれ以外のメニューで(笑)、25cmはある皿の縁まで盛られていながらワンコインなのが嬉しいピラフやドライカレー、デフォルトが大盛りサイズな上にお代わり自由のご飯、小鉢というには大きなミックスベジの卵とじ、そして生卵にこれまたたっぷりの味噌汁が付くという充実振りを誇るチキン南蛮・ハンバーグ・生姜焼きとある定食(650円)など、どれも手作りの暖かみを感じる懐かしい味でボリュームたっぷりだ。
(08/01/21 更新)
千日前名物の立って食べる焼肉屋。屋台に毛の生えたような狭い店内(?)にひしめく客層はひたすらおっさんばかり。女性はかなり勇気がいるかも。他のお客さんと同じ七輪を囲んで、煙に巻かれつつホルモンが何種類か入った1セット600円の肉を仲良く食べよう。ねぎがたっぷり入った酸っぱめのタレが独特でうまい。
追記:長い間、ずっと500円だったメニューがとうとう値上げ。
(08/06/26 更新)
住所:大阪府大阪市中央区南船場1-8-25 【MAP】
電話:06-6271-5039
カウンターわずか8席の古ぼけた中華料理店。
もちろん値段のほうも店構えと比例していて、酢豚+玉子焼きといったような日替わりのおかずが2品と野菜がついたサービスランチ500円を始めとして、ラーメン300円、チャンポン400円、チャーハン380円、フルサイズの中華丼・天津飯・麻婆丼+ラーメンが700円と全てが格安昭和プライスだ。定食のご飯やチャーハンの大盛り(それぞれ50円、120円アップ)はかなりの量だが、ノーマルは平均的なサイズだし、味はごく普通の大衆中華そのまんまだが、こういう昔ながらの店も年々少なくなっているだけに、いつまでも貧乏サラリーマンの味方として頑張って欲しいところである。
(07/01/09 更新)
宗右衛門町の道をずっと東に進んで阪神高速の手前まで行ったところにある、小さく古ぼけた中華料理店。
90種類以上はある豊富なメニューは、ラーメン類や丼ものが600円からとあまり安くないが、平日のみのサービスランチ(650円)は文字通りの大サービスで、日替わりで鶏のから揚げや八宝菜、肉団子甘酢、肉野菜炒めなど2種類から選べ、から揚げなんかは子供のこぶしぐらいはある肉塊が6個にキャベツとポテトサラダ、漬物、ウインナーが乗った大皿、そしてフルサイズのラーメン(醤油または豚骨)がつく超メタボ仕様(ラーメンの代わりに味噌汁だと550円になる)。しかも金曜ならそれが500円にまで値下げされる大盤振る舞い。
ラーメンはいかにも業務用スープだし、味はごくごく普通の大衆中華のレベルだが、腹一杯になって昼からの仕事で居眠りをしたい向きには完璧な店だ(笑)。
(08/08/20 更新)
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-3-23 スミヤビルB1F 【MAP】
電話:06-6281-0753
営業時間:11:00-23:00
定休日:無休
アクセス:地下鉄御堂筋線心斎橋駅を出て心斎橋筋沿いソニータワーのすぐ南
ここの価値は昔からやっているランチの食べ放題に尽きる。私が高校生のときは40切れ近く食べられたのでCPは最強だったが、今は元が取れるかは怪しい(笑)。味のほうは宅配や本格イタリアンの店が増えた今となっては厳しいものがあるが、650円(平日のみ)で全てのピザ、ポテトのフライ、スパゲティを食べまくれるのは貴重。料金は最初に払うのだが、ドリンクの注文を同時に聞かれるが別に注文しなくても構わない。B級的には堂々と「水!」と頼むべきである(笑)。関西では京都の新京極にも支店がある。
(2004年以前のデータ)
「らーめん山頭火」チェーンを経営する株式会社アブ・アウトが展開する味噌ラーメンのブランド。
ラーメンのスープは基本的に味噌味ベースのみで、札幌風にひき肉と玉ねぎ、にんじん、もやしといった野菜を炒めてスープで煮込んだタイプで、まったりしつつもワイルドなコクが感じられてうまい。極太のメンマやバラ肉チャーシューも丁寧に作られている。
ラーメンには基本の味噌(650円)の他に、ゴマ味噌や辛味噌、バターコーン(各750円)といったバリエーションがあるが、その中でもちょっと毛色が変わっているのが「がんこ味噌」(780円)で、味噌ダレに相当な量の太麺や野菜、おろし玉ねぎ、卵の黄身を載せてかきまぜて食べる「あえそば」の形式になっていて、刻みにんにくをたっぷり入れれば二郎的なボリュームとジャンクさが味わえて楽しい一品だ。
(08/05/14 更新)
住所:大阪府大阪市中央区難波4-2-9 【MAP】
電話:06-6643-6623
営業時間:17:30-24:00
定休日:日祝
アクセス:地下鉄なんば駅12番出口を出て新歌舞伎座の北沿いにある道を西に行ってすぐ。
日本酒好きにとっては正に天国のような店。
とにかく十四代の大吟醸や王禄など、まず普通では手に入らないような銘酒を数十種類も常備しているのが凄い。しかも一杯500円からと値段も良心的だ。日替わりでお薦めの銘柄がホワイトボードに書かれるが、店の人に頼めば秘蔵の酒を出してくれる事もある。もちろん酒だけではなくアテの方も、するめの麹漬け(350円)を始め、チーズ豆腐やひらめやかきなどの自家製スモーク(600円)、そして旬の刺身(900円)など、日本酒との相性をとことんまで考え尽くされた品ばかりである。ただし、料理が出てくるのが非常に遅いので注文は早めに。席数が少ないので週末は早めに行きたい。
(2004年以前のデータ)
いわゆる他人丼であるビーフワン(700円)の存在でマスコミに知られる、道頓堀の老舗精肉屋が経営する軽食店。
しかし何と言っても、ここの価値は精肉屋らしくビフカツ(900円)にある。サイズこそ、隣の同じ系列の高級洋食店である「はり重グリル」のものに比べると小ぶりだけれども、ケチャップに頼り過ぎていない正統派のドミグラスソースがたっぷりかけられた柔らかい肉質のビフカツは、これぞ「関西の洋食屋の仕事」と呼ぶにふさわしい一品である。しかも、これでライス付きの値段なのが嬉しい。そのビフカツが、ブイヨンの旨みが詰まったカレーに乗っかったビフカツカレー(900円)も当然のお薦めだ。値段はビフカツより100円安いものの、トンカツはいまいちなので注意。
(2004年以前のデータ)
いろんなブログで絶賛の人気店のランチ。島人(しまんちゅ)の台所と銘打った沖縄系の店だが、何故か純粋な沖縄料理が少ないのが謎(笑)。
ランチはカレーライスやカレーそばの単品が650円から、定食類はだいたい800円台後半以上と安くないが、そば類は2玉まで同額、定食もとんかつが1.5枚可、チャンプルは特盛り可、から揚げてんこ盛り、そしてご飯お代わり自由と大食漢諸氏でもボリュームに不足を感じる事は無いだろう。
一番人気のカレーラーメン(定食)は、太い沖縄そばの上にひき肉がたっぷり入ったカレールーがかけられたもので、島豚のコクが良く出た甘辛味のルーがそばのゴチッとした食感にマッチしていてうまい。カレーなどにトッピング可能な店一押しの島豚とんかつも、香ばしさには欠けるもののジューシーな脂がたっぷりでなかなかのお味。新メニューのから揚げもカラリとクリスピーで香ばしい。ただ、ノーマルの沖縄そばはライト豚骨ラーメンっぽくてあまり個性を感じないかな。
(07/11/26 更新)
心斎橋筋沿い長堀通り北と、南海なんば駅の東側にある。チェーン店ではあるが、からっと揚がったジューシーなとんかつ定食680円はなかなかの物。待ち時間の間にゴマをすりながら待つべし。キャベツ、ご飯、味噌汁がお代わり自由で大満足。
追記:定食が780円からと値上げされた模様。うーん、あんまり安ウマじゃなくなったなあ・・・CP半歩下げ。
(05/06/22 更新)
夜だとサラダ・ラッシー付きで1100円するビーフカレーも、14時までのランチタイムならラッシー付きで700円になってお得。
その看板のビーフカレーは、炒めた玉ねぎをベースとしてスパイスがバランス良く配合されたサラサラタイプの、まさしくインドカレーの王道と呼べる一品。個人的にはもう少しコクや香り、そしてボリュームにパンチが欲しいところなのだが、安心して誰にでも薦められる味なのは間違い無い。辛さは5倍まで無料で、それ以降は料金を追加して100倍までチャレンジできる。昼は20食限定だがチキンカレーも有り。
追記:故郷に帰られるということで惜しまれつつ閉店。
(09/05/26 更新)
たこ焼き2個をせんべいの中に挟んだ「たこせん」(100円)でブレイクしたアメ村の人気店。
ダシの味をあまり前面に出さず、生地に入れた粉チーズで洋風の味わいを作り出しているのがユニーク。大きさは最近流行りの大玉サイズではないが、結構大き目のタコが入って10個300円というのはなかなか良心的。よりチーズの味を前面に出した、チーズたこ焼きやピザボール(各10個500円)といったメニューもある。
追記:アメリカ村の店は閉店したそうだ。他の支店が健在かどうかは未確認。
(09/06/28 更新)
関東を中心に展開する定食屋チェーンの大戸屋が大阪にも登場した。お袋の味的な豊富なおかずメニューと清潔感のある女性にも抵抗が無い店内が特徴。
「めしや24」ほどは安くは無いが、こちらの方が材料にもこだわり、料理に手作り出来立て感が感じられるのでCP的には似たようなものか。定食は700円付近の価格帯が中心。戎橋のすぐそばという至便な立地なので、観光やナンパに疲れたらどうぞ(笑)。
(2004年以前のデータ)
地下鉄恵美須町駅からほど近い、日本橋電気街の南端あたりにある名物そば店。
客の半数以上が注文するのはカツ丼とカツカレーのカツメニューで、カツ丼(850円)は、直径20cmの丼の上に厚さ1.5cmはカツが2段に載せられる凄まじいボリューム。カツカレー(1000円)は器が大きいので2段にこそならないが、カレーの海の上にカツが丼からはみ出して載せられている始末。カツの肉質的にはまあまあといったところだが、そば屋らしく丼つゆはあっさりとダシを生かした仕上がりで、薄切りの牛肉がたっぷり入ったカレールーはダシの旨みが豊富と、どちらも決して値段は安くないが内容とボリュームを考えれば納得出来るCPだ。
また、カツメニューばかりが有名になってしまっているが、「そば処」と名が付くだけあってそばもなかなかの実力で、白い更科風が印象的なざるそばは、550円という値段でありながらツルシコの麺がせいろ2枚、100円アップの大盛りでせいろ3枚という堂々とした内容。今時の本格を謳うようなそば屋だと、せいろにちょびっとの麺で4桁取られることが珍しくないだけに、実に貴重なサービス精神と言えよう。
(08/10/08 更新)
じゃがいもだけのシンプルな中身ながら、甘くてホクホクのコロッケが有名な心斎橋の老舗。
そのコロッケが2個載ったコロッケ定食(570円)はもちろんだが、大きな皿に山盛りの野菜炒め定食(730円)をはじめ、トンカツ定食やから揚げ定食などの他のメニューもかなりのボリュームがあり、しかもコロッケがもれなく1個ついているのが嬉しい。値段はコロッケ定食以外は特別安いわけではないが、心斎橋という場所を考えれば良心的。
(05/01/27 更新)
心斎橋筋の長堀通りすぐ北という超一等地にありながら、客層が見事にオヤジで一杯の中華料理店。
ここの看板は「ランチ」700円で、大皿の中に八宝菜、大ぶりのシューマイ2個、キャベツ、アーモンド型で盛られたご飯、そして大量のエビ天が乗っかったボリューム満点の品だ。しかも八宝菜を酢豚に代えられたり、ご飯が無料で大盛りに出来るサービスがあるのが嬉しい。天津飯やフライメンといった単品メニューも結構なボリュームだ。味はまあごく普通の大衆中華レベルだが、心斎橋のど真ん中で手軽に腹一杯になれるのだから貴重な存在と言えよう。
(07/03/15 更新)
ここのお薦めはとにかくチキンと野菜が選べるカレーライスに尽きる。500円という駅前スタンドカレー並みの値段ながら、しっかりインドテイスト溢れるカレーが食べられる。しかも量が非常に多く、大食漢でも十分満足だ。
追記:カレーが600円に値上げされていた。非常に残念。
(2004年以前のデータ)
四川料理の定番である坦々麺をオリジナル風にアレンジしたものを出す店。メニューには「元味」と「新味」があり、元味はひき肉やすりゴマを使用した元祖に近いタイプ、新味は豚の角煮を添えたあっさり目のタイプ。個人的には新味の方が角煮で味の変化があって好みである。卓上にはゴマやトウバンジャンを始め、花椒、ライチ酢など数多くの調味料があって自分の好みでいろいろ試せるのが楽しい。内装も今風のおしゃれな感じで女性客も入りやすい。
(2004年以前のデータ)
アメリカ村の喧騒に隠れて建つ、アークホテルの1階奥という分かりにくい立地のラーメン店。ラーメンなのにホテル直営というのもビックリだが、しかしそれ以上に驚くのが価格の安さで、メニューはチャーシュー麺の600円以外は全てワンコインという値段なのに、漬物にキムチかたくあんが選べる食べ放題のライスが無料でついてくるのだから凄い。
しかも内容は値段とは裏腹になかなか充実しており、メインの高井田爆風ラーメンは、高井田系の酸味を感じる濃口醤油味のスープだが、野菜や脂身のミンチと共に炒め煮されているので味のまとまりが良く、メンマやチャーシューもしっかり存在感を感じる大きさ。麺は高井田系標準の極太ではないが、家系っぽい太目の平麺でもちもち感はかなりのもの。あっさりとした塩スープのちゃんぽんは、たっぷりした野菜と豚肉に、小粒ながらも海老やアサリ、イカまで入っており、最後は生卵まで載せられる贅沢さだ。一番人気のスジカレーラーメンも、スパイス感は無いもののコクのある甘辛味でなかなかいける。
他にもトマトスパゲティ(またはラーメン)や焼きそば、スジカレーライスとラーメン屋らしからぬ幅広いメニューが揃っており、カウンターにはコショウ、ブラックペッパーミル、タバスコ、一味唐辛子、福神漬け、生ニンニクと常備されていて、雰囲気はアメ村風のおしゃれさとは程遠いが、足しげく通う常連さんが多いのも頷ける安さと楽しさだ。
(09/03/18 更新)
道具屋筋商店街から少し脇にそれたところにある、こじんまりとした家族経営の割烹料理店のランチ。
メニューは鯖や鰈の煮付けや焼き物から揚げ物、ハンバーグ、お造りと800円から1000円まで幅広いラインナップがあるが、一番人気は800円の鳥のから揚げ定食で、皿に鳥もも肉のから揚げと生野菜がうずたかく盛られ、小鉢2品と漬物、赤だしがつく充実振り。何故かから揚げ以外はおかずの主菜は普通の量だが、割烹らしく小鉢は手を抜いておらず、鯖煮などの煮魚もトロリと絶品で、値段なりの期待度を裏切らないおいしさだ。もちろんご飯はお代わりが可能で、満腹派にも嬉しい内容。
追記:から揚げ定食が100円値上げしたらしい。あんまりB級のお値段じゃなくなったなあ・・・
(07/02/09 更新)
住所:大阪府大阪市中央区難波5 なんなんタウン4号 【MAP】
電話:06-6649-7708
営業時間:10:00-21:00
定休日:第3木曜
アクセス:地下鉄御堂筋線なんば駅から地下で直結。徒歩1分
大阪のたこ焼きの元祖と言われる店。本店は天下茶屋駅近くの国道にあるが、アクセスしにくいのでこちらを紹介。
たこ焼きはしょうゆが効いた生地の中にたこだけが入っているシンプルなタイプ。値段の割にサイズが小さくてCPという点ではあまり誉められないが、大阪のたこ焼きを語る上でこの店は外せない。ソースをつけても食べられるが、まずは何も付けずに食べて欲しい。たこ焼き15個500円、ねぎ入りたこ焼き600円など。
追記:近年、たこ焼きの前身であるすじ肉とコンニャクを煮込んだ具を入れたラヂオ焼きが復活。たこ焼きよりも濃厚な味わいで、酒のアテにはこちらのほうがお薦めだ。
(2004年以前のデータ)
住所:大阪府大阪市中央区道頓堀1-7-22 【MAP】
電話:06-6211-0319
営業時間:11:00-22:00
定休日:水曜
アクセス:地下鉄御堂筋線なんば駅14番出口より徒歩5分御堂筋を心斎橋方面へ、道頓堀橋南詰右折、道頓堀中座東隣
最近は讃岐うどんがブームだが、ひたすらうどんのコシが命の讃岐うどんとは違い、大阪うどんの麺はあくまで具の中の一つであり、だしを中心とした一体感を味わうものである。
ここはその大阪うどんの真髄を味わえる店。ここのうどんだしを飲まずに大阪を語るべからず。まずはスタンダードなきつねうどん650円を味わって欲しい。冬場はしょうがの香り高いあんかけうどんも人気だ。ようやく火災消失から復活して嬉しい限りである。
(2004年以前のデータ)
交通手段:地下鉄なんば駅25番出口を出て御堂筋を北へ、太陽生命難波ビルの角を西に入ってすぐ。
上品であっさりとしながらも昆布の滋味深いかやくご飯450円は、やはりここでしか食べられない大阪を代表する味の一つと言える。ただ、ご飯の量は少なめだし、焼き魚や汁物まで頼むと軽く1000円をオーバーしてしまうのは痛い。食事としてでは無くて、おやつ感覚でかやくご飯を食べるのがB級的対処かも。
(2004年以前のデータ)
ここの名物のしゅうまいは、皮が薄焼き玉子で作られているせいか、とても柔らかくあっさりしていていくらでも食べられそう。そのしゅうまいが10個付いたしゅうまい定食750円はもちろん、酢豚やえび天などの定食(850円〜)にもしゅうまいが5個ついているのが嬉しい。
そしてもう一つのお薦めは夜に提供される鶏のから揚げ(1100円)だ。普通のから揚げとは違って、鶏半羽を丸ごとからっと素揚げしたもので、あの福臨門の金鶏の揚げ物に勝るとも劣らないクリスピーさを誇る逸品。他にも野菜たっぷりのあっさり春巻きなど、さほど派手さは無いものの実直なうまさが光る品々ばかりである。
(2004年以前のデータ)